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第2章 迷宮成長編
第68話 夢
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領主館に戻ってきた俺は皆と夕食を食べ、その後は待ちに待ったシルエラとのお約束タイムだ♪
「ヤマト様とふたりきり♡ いつ以来かしら?」
「そうだな、いつ以来だろ?」
シルエラとのセックスは昨日も一昨日もした。大乱交でだが・・ほぼ毎日しているな。その前は確か・・・ミスティと一緒だったか? とにかくシルエラとふたりっきりのセックスは久しぶりだ。
「ところで、ちょっと気になってるもですが」
「ん? どしたの?」
「ヤマト様の匂い・・・この甘い石鹸の香り、我が家の物ではないですよね?」
「き、キノセイジャナイカナ・・・」
「そうでしょうか? でもどこかで、あっ! もしかしてあの女の所に行ってたのではないでしょうね?」
ぎくっ バレテーラ。
「もう、その反応だけで結構です」
「ごめんなさい」
「・・・しかたありませんね。ヤマト様ですし・・・でも今夜だけは・・・私だけを見てほしいのですけど」
「ああ、もちろん。嫁は沢山いるかもしれないけど、一番大事にしたいと思えるのはシルエラだよ。愛してる」
「ヤマト様・・・・」
「それよりも、おいでシルエラ」
「はい。失礼します・・・」
「そんなに見つめられると恥ずかしいです・・・」
ベットの側で衣服を脱ぎ始めたシルエラ、相変わらず見事なおっぱいだ。この素晴らしいおっぱいちゃんはもう俺の嫁、嫁おっぱいサイコーである。
「恥ずかしがることないって、それに今更だろ?」
「そうですけど・・・あっ♡」
衣服を脱いでる途中の嫁おっぱいに俺が我慢できるはずもなく、つい手が伸びてしまった。ああっ! なんて柔らかさだ・・・指がおっぱいに包まれる・・いや手から溢れる。
おっぱいを揉まれて感じているシルエラの唇を奪うべく唇を重ねてゆく。
んっ・・んちゅ・・んっ・・くちゅっ・・んっ♡
そのままシルエラをベットに押し倒すと、そのデカメロンにかぶりつく。たわわに実った良い果実だ。
「んっ♡・・ヤマト様♡・・・ふふっ・・私の胸に夢中になって、まるで大きな赤ちゃんね♡」
「赤ちゃん? 赤ちゃんはこんなことしないぞ!」
「やあぁん♡・・あんっ♡」
もしホントに妊娠していたら、いずれこのおっぱいから母乳が出るのか? そう考えるとなんかエロいな・・・しかも妊娠するとサイズも大きくなるはず・・これ以上おおきくなるのか? リュネールさん並みの爆乳になるのか? 子供には悪いがこのおっぱいは俺のだ! 誰がなんと言おうが俺のおっぱいだ!
「はっ・・あっ♡・・ヤマト様ぁ♡」
シルエラの秘所を隠す布の中に手をそっと入れると、そこはもうすでに湿り気を帯び濡れているじゃないか。
「もう濡れ濡れだね。エッチだな~ シルエラは」
「そ、それはヤマト様が弄るから♡・・んんっ・・」
シルエラの下着を剥ぎ取り秘部へと指を這わせてく。膣内までもうすでにグチョグチョになっており、シルエラのビクビク反応しながら喘いでいる姿は・・めちゃくちゃエロかわいい。
「ふぁああぁ・・やんっ・・そんなに広げないで・・あんっ♡ ダメっ・・・ああんっ♡・・・んんっ♡」
「シルエラのここピンクできれいだね」
秘部を指で開き、その上のお豆さんを指先でつつきながら、ワレメにそって舌を這わせて愛液を舐め上げていく。悶えるシルエラの反応がたまらない。
「ひゃうぅ・・あっ♡・・あっ♡」
凄いな愛液がどんどん溢れてくる。
「シルエラそろそろいいかな?」
「はい♡ ヤマト様のお好きなように♡」
「いくよ」
亀頭をシルエラの膣口へと宛がうと、一気にその膣内奥へと肉棒を沈めていく。
「はっ・・はあああぁんっ♡・・・ヤマト様♡」
嫁マンコ・・気持ち良すぎる・・かわいい仕草と表情、喘ぎ声もどれをとってもシルエラは俺好みの良い嫁である。そしてシルエラの膣内は、俺の肉棒の動きに合わせて絡みつくように締め付けてくる。
「シルエラ・・・シルエラ・・・」
一心不乱にシルエラを求める俺に対して、彼女の手足が俺を求めて絡みついてだいしゅきホールドになる。これはもうシルエラの癖みたいなものであり、この体勢になるとシルエラの絶頂が近い証拠でもある。
「ヤマト様ぁ♡・・・あっ・・私・・イっちゃいますぅ♡・・ああっ♡・・もうダメえ・・あっ♡ イクっ♡・・イク! イっちゃううぅぅ・・」
「俺もそろそろ・・・」
「イクぅぅ・・んっあああああぁぁああっ・・」
シルエラの絶頂と同時に、俺も彼女の膣奥へと精液をぶちまけた。精液を搾り取ろうと締め付ける膣内から逆流するように溢れ出る白濁色の精液。
「ああっ・・ヤマト様の愛の証がこんなに♡」
「・・ねえ・・もう1回しよ♡」
「かわいい奥様の仰せのままに」
「奥様・・・ねっ♡ 今の、もう1回言って!」
「かわいい奥様! 俺の嫁! 新妻、愛しのシルエラ」
「も・・もうそんなに・・ああっ、恥ずかしい」
赤面するシルエラ、超かわいい。
「じゃあ、もう1回しよっか」
「はいっ♡」
まあ、1回で済むわけもなく結局シルエラがダウンするまでやり続けた俺たち。俺の傍らでは、そのシルエラが気持ちよさそうに寝息を立てている。
さて俺も明日に備えて寝るとするか・・・・明日は信長様に謁見か・・どんな方なのだろう・・でもまた濃姫様に会えるのは嬉しいかな・・女性に年を聞くのは失礼だが、大きな娘もいるようには見えない美しさ、魔人化のせいで年を取らないのか? 元の世界とこの世界、時間軸がどうなっているのか分からないけど、もし同じなら400歳を超えているってことになるのか? まあ美人には変わりがなく、同じ美人でもディアドラとはまた違った妖艶さがまた良いのだ。
そんなことを考えながら俺も眠りについた。
うぅぅん・・・ここは?
白靄に覆われた世界・・・ん? ちょっとまて手足の感覚がない・・視覚はあるが自分の手足を見ることもできない、いや手足がない? これは精神体なのか? どうなってしまったのだ?
はっ!? そうだ、シルエラは? 隣に寝ていたはずのシルエラはどうした? シルエラを探そうにも動くことも声を出すこともできない。
しばらくすると白靄が徐々に晴れてゆく、そこはコンビニの前、後ろには大きなビルがある。ここは日本? 日本に戻ってきたのか?
景色がながれ、ここは学校? 小学校か? いやちょっとまてこの景色・・・見覚えがあるぞ・・・ここは俺の通っていた小学校じゃないか。
懐かしい。小学4年になった時に、この町に引っ越して来て通った小学校だ。この町には中学卒業まで6年間住んでいたっけ・・・。悪ガキだった・・もとい真面目だった俺。友達と遊び学んだ場所だ。今思えば楽しい日々だったなぁ。
自転車でよく隣町まで遊びに行き、サイクリングと称し山や遠くの街まで遊びに行き、虫取りやザリガニつり、川遊び、とにかく楽しかった。そしてよく周囲を困らせていたっけかな。
親父の仕事の都合で、中学の卒業と同時にこの町を離れたため、それ以来悪友との交友はないが、今はどうしているだろうか? 好きだったあの子、美加ちゃんはもう結婚しているだろうな・・・幸せになっていると良いが・・・・
美加ちゃんは小学校から中学まで6年間ずっと同じクラスで出席番号も近く仲の良い友達だった。俺の通っていた小学校はそこそこの大きさで、1クラス約40人で4クラスだったのだが、6年間同じクラスだったのは美加ちゃんしかいなかった。
これはもう運命を感じたね。
だがその頃の俺は消極的で、美加ちゃんと付き合うことは疎か告白すらできず、ただ見守るだけだった。 中学に入り背が大きくなる美加ちゃんに対して、俺はクラスでも1・2を争うチビだった。美加ちゃんはバレー部に所属し、俺はバレー部の幽霊部員と化していた。バレー部に入ったのも美加ちゃんとの接点を増やしたかったからに過ぎない。
そんな俺にも優しく接してくれた女の子がいたなぁ・・名前・・何だっけ?・・そうだ! 若葉ちゃんだ。小学校の頃は家も近くよく遊んだっけ。中学になり若葉ちゃんと遊ぶ期会は減ったが、一度だけ若葉ちゃんの部屋に招待されたこともあった。あの時はドキドキしたなぁ・・・そんな若葉ちゃんとも付き合うことなく俺たちは離れ離れになってそれ以来だ。
同窓会もすることなく俺は異世界に来ちゃったし、もう二度と会うこともできない。俺は遠い異世界から彼女たちの幸せを祈るばかりだ。
すると次第に意識が遠のいていく。
気がつくと隣にはシルエラの可愛い寝顔がある。よかった・・・あれは夢だったのだろうか?
今はシルエラを含め、かわいい嫁さんに囲まれて幸せな日々を過ごしているし、今後も続くはずだ。
無性にシルエラが愛おしくなり、思わず抱き寄せるとキスをしながら、おっぱいを揉みしだいていく。
「んんん・・んむっ・・や・ヤマト様?・・朝から・・あんっ♡・・もう、仕方がない人ね♡」
寝起きにも関わらず、朝からやってしまった。
「ヤマト様いつもと違う様子だけど・・どうかしたの? もしかして信長様に会うの怖いのかしら?」
「あ・・うん。もちろん信長様に会うのは不安だけど・・・夢を見たんだ・・昔の・・子供の頃の夢・・いや、夢なのかは分からないが、子供の頃に住んでいた町の景色を見て、当時好きだった女の子を思い出していたんだ・・・」
「ヤマト様の子どもの頃の夢? 好きだった女の子・・・ちょっと妬けちゃいますね・・その方とはその後どうされたのです?」
「ああ、心配しなくていいよ。別に恋人でもなかったし、俺の片思いだけで父親の仕事の都合でその町を離れてそれっきりしさ・・・」
「そう・・でもヤマト様は素敵な方ですし・・その方もホントはヤマト様のことを好きだったのではありませんか?」
「だと良いけどね・・でも、もう過去のことさ! 今はシルエラという可愛いお嫁さんがいて、いずれは子供も産まれるんだ・・・俺は昔のことより今を大事にしたい。シルエラを、皆を大事にしたい」
「それよりも、身支度整えて食堂に行こうか」
「そうですね・・あまり遅くなるとまた騒ぎ出す人たちもいますしね」
「だね」
笑うシルエラにつられ、俺も笑いだす。
そう今が大事なのだ。
「ヤマト様とふたりきり♡ いつ以来かしら?」
「そうだな、いつ以来だろ?」
シルエラとのセックスは昨日も一昨日もした。大乱交でだが・・ほぼ毎日しているな。その前は確か・・・ミスティと一緒だったか? とにかくシルエラとふたりっきりのセックスは久しぶりだ。
「ところで、ちょっと気になってるもですが」
「ん? どしたの?」
「ヤマト様の匂い・・・この甘い石鹸の香り、我が家の物ではないですよね?」
「き、キノセイジャナイカナ・・・」
「そうでしょうか? でもどこかで、あっ! もしかしてあの女の所に行ってたのではないでしょうね?」
ぎくっ バレテーラ。
「もう、その反応だけで結構です」
「ごめんなさい」
「・・・しかたありませんね。ヤマト様ですし・・・でも今夜だけは・・・私だけを見てほしいのですけど」
「ああ、もちろん。嫁は沢山いるかもしれないけど、一番大事にしたいと思えるのはシルエラだよ。愛してる」
「ヤマト様・・・・」
「それよりも、おいでシルエラ」
「はい。失礼します・・・」
「そんなに見つめられると恥ずかしいです・・・」
ベットの側で衣服を脱ぎ始めたシルエラ、相変わらず見事なおっぱいだ。この素晴らしいおっぱいちゃんはもう俺の嫁、嫁おっぱいサイコーである。
「恥ずかしがることないって、それに今更だろ?」
「そうですけど・・・あっ♡」
衣服を脱いでる途中の嫁おっぱいに俺が我慢できるはずもなく、つい手が伸びてしまった。ああっ! なんて柔らかさだ・・・指がおっぱいに包まれる・・いや手から溢れる。
おっぱいを揉まれて感じているシルエラの唇を奪うべく唇を重ねてゆく。
んっ・・んちゅ・・んっ・・くちゅっ・・んっ♡
そのままシルエラをベットに押し倒すと、そのデカメロンにかぶりつく。たわわに実った良い果実だ。
「んっ♡・・ヤマト様♡・・・ふふっ・・私の胸に夢中になって、まるで大きな赤ちゃんね♡」
「赤ちゃん? 赤ちゃんはこんなことしないぞ!」
「やあぁん♡・・あんっ♡」
もしホントに妊娠していたら、いずれこのおっぱいから母乳が出るのか? そう考えるとなんかエロいな・・・しかも妊娠するとサイズも大きくなるはず・・これ以上おおきくなるのか? リュネールさん並みの爆乳になるのか? 子供には悪いがこのおっぱいは俺のだ! 誰がなんと言おうが俺のおっぱいだ!
「はっ・・あっ♡・・ヤマト様ぁ♡」
シルエラの秘所を隠す布の中に手をそっと入れると、そこはもうすでに湿り気を帯び濡れているじゃないか。
「もう濡れ濡れだね。エッチだな~ シルエラは」
「そ、それはヤマト様が弄るから♡・・んんっ・・」
シルエラの下着を剥ぎ取り秘部へと指を這わせてく。膣内までもうすでにグチョグチョになっており、シルエラのビクビク反応しながら喘いでいる姿は・・めちゃくちゃエロかわいい。
「ふぁああぁ・・やんっ・・そんなに広げないで・・あんっ♡ ダメっ・・・ああんっ♡・・・んんっ♡」
「シルエラのここピンクできれいだね」
秘部を指で開き、その上のお豆さんを指先でつつきながら、ワレメにそって舌を這わせて愛液を舐め上げていく。悶えるシルエラの反応がたまらない。
「ひゃうぅ・・あっ♡・・あっ♡」
凄いな愛液がどんどん溢れてくる。
「シルエラそろそろいいかな?」
「はい♡ ヤマト様のお好きなように♡」
「いくよ」
亀頭をシルエラの膣口へと宛がうと、一気にその膣内奥へと肉棒を沈めていく。
「はっ・・はあああぁんっ♡・・・ヤマト様♡」
嫁マンコ・・気持ち良すぎる・・かわいい仕草と表情、喘ぎ声もどれをとってもシルエラは俺好みの良い嫁である。そしてシルエラの膣内は、俺の肉棒の動きに合わせて絡みつくように締め付けてくる。
「シルエラ・・・シルエラ・・・」
一心不乱にシルエラを求める俺に対して、彼女の手足が俺を求めて絡みついてだいしゅきホールドになる。これはもうシルエラの癖みたいなものであり、この体勢になるとシルエラの絶頂が近い証拠でもある。
「ヤマト様ぁ♡・・・あっ・・私・・イっちゃいますぅ♡・・ああっ♡・・もうダメえ・・あっ♡ イクっ♡・・イク! イっちゃううぅぅ・・」
「俺もそろそろ・・・」
「イクぅぅ・・んっあああああぁぁああっ・・」
シルエラの絶頂と同時に、俺も彼女の膣奥へと精液をぶちまけた。精液を搾り取ろうと締め付ける膣内から逆流するように溢れ出る白濁色の精液。
「ああっ・・ヤマト様の愛の証がこんなに♡」
「・・ねえ・・もう1回しよ♡」
「かわいい奥様の仰せのままに」
「奥様・・・ねっ♡ 今の、もう1回言って!」
「かわいい奥様! 俺の嫁! 新妻、愛しのシルエラ」
「も・・もうそんなに・・ああっ、恥ずかしい」
赤面するシルエラ、超かわいい。
「じゃあ、もう1回しよっか」
「はいっ♡」
まあ、1回で済むわけもなく結局シルエラがダウンするまでやり続けた俺たち。俺の傍らでは、そのシルエラが気持ちよさそうに寝息を立てている。
さて俺も明日に備えて寝るとするか・・・・明日は信長様に謁見か・・どんな方なのだろう・・でもまた濃姫様に会えるのは嬉しいかな・・女性に年を聞くのは失礼だが、大きな娘もいるようには見えない美しさ、魔人化のせいで年を取らないのか? 元の世界とこの世界、時間軸がどうなっているのか分からないけど、もし同じなら400歳を超えているってことになるのか? まあ美人には変わりがなく、同じ美人でもディアドラとはまた違った妖艶さがまた良いのだ。
そんなことを考えながら俺も眠りについた。
うぅぅん・・・ここは?
白靄に覆われた世界・・・ん? ちょっとまて手足の感覚がない・・視覚はあるが自分の手足を見ることもできない、いや手足がない? これは精神体なのか? どうなってしまったのだ?
はっ!? そうだ、シルエラは? 隣に寝ていたはずのシルエラはどうした? シルエラを探そうにも動くことも声を出すこともできない。
しばらくすると白靄が徐々に晴れてゆく、そこはコンビニの前、後ろには大きなビルがある。ここは日本? 日本に戻ってきたのか?
景色がながれ、ここは学校? 小学校か? いやちょっとまてこの景色・・・見覚えがあるぞ・・・ここは俺の通っていた小学校じゃないか。
懐かしい。小学4年になった時に、この町に引っ越して来て通った小学校だ。この町には中学卒業まで6年間住んでいたっけ・・・。悪ガキだった・・もとい真面目だった俺。友達と遊び学んだ場所だ。今思えば楽しい日々だったなぁ。
自転車でよく隣町まで遊びに行き、サイクリングと称し山や遠くの街まで遊びに行き、虫取りやザリガニつり、川遊び、とにかく楽しかった。そしてよく周囲を困らせていたっけかな。
親父の仕事の都合で、中学の卒業と同時にこの町を離れたため、それ以来悪友との交友はないが、今はどうしているだろうか? 好きだったあの子、美加ちゃんはもう結婚しているだろうな・・・幸せになっていると良いが・・・・
美加ちゃんは小学校から中学まで6年間ずっと同じクラスで出席番号も近く仲の良い友達だった。俺の通っていた小学校はそこそこの大きさで、1クラス約40人で4クラスだったのだが、6年間同じクラスだったのは美加ちゃんしかいなかった。
これはもう運命を感じたね。
だがその頃の俺は消極的で、美加ちゃんと付き合うことは疎か告白すらできず、ただ見守るだけだった。 中学に入り背が大きくなる美加ちゃんに対して、俺はクラスでも1・2を争うチビだった。美加ちゃんはバレー部に所属し、俺はバレー部の幽霊部員と化していた。バレー部に入ったのも美加ちゃんとの接点を増やしたかったからに過ぎない。
そんな俺にも優しく接してくれた女の子がいたなぁ・・名前・・何だっけ?・・そうだ! 若葉ちゃんだ。小学校の頃は家も近くよく遊んだっけ。中学になり若葉ちゃんと遊ぶ期会は減ったが、一度だけ若葉ちゃんの部屋に招待されたこともあった。あの時はドキドキしたなぁ・・・そんな若葉ちゃんとも付き合うことなく俺たちは離れ離れになってそれ以来だ。
同窓会もすることなく俺は異世界に来ちゃったし、もう二度と会うこともできない。俺は遠い異世界から彼女たちの幸せを祈るばかりだ。
すると次第に意識が遠のいていく。
気がつくと隣にはシルエラの可愛い寝顔がある。よかった・・・あれは夢だったのだろうか?
今はシルエラを含め、かわいい嫁さんに囲まれて幸せな日々を過ごしているし、今後も続くはずだ。
無性にシルエラが愛おしくなり、思わず抱き寄せるとキスをしながら、おっぱいを揉みしだいていく。
「んんん・・んむっ・・や・ヤマト様?・・朝から・・あんっ♡・・もう、仕方がない人ね♡」
寝起きにも関わらず、朝からやってしまった。
「ヤマト様いつもと違う様子だけど・・どうかしたの? もしかして信長様に会うの怖いのかしら?」
「あ・・うん。もちろん信長様に会うのは不安だけど・・・夢を見たんだ・・昔の・・子供の頃の夢・・いや、夢なのかは分からないが、子供の頃に住んでいた町の景色を見て、当時好きだった女の子を思い出していたんだ・・・」
「ヤマト様の子どもの頃の夢? 好きだった女の子・・・ちょっと妬けちゃいますね・・その方とはその後どうされたのです?」
「ああ、心配しなくていいよ。別に恋人でもなかったし、俺の片思いだけで父親の仕事の都合でその町を離れてそれっきりしさ・・・」
「そう・・でもヤマト様は素敵な方ですし・・その方もホントはヤマト様のことを好きだったのではありませんか?」
「だと良いけどね・・でも、もう過去のことさ! 今はシルエラという可愛いお嫁さんがいて、いずれは子供も産まれるんだ・・・俺は昔のことより今を大事にしたい。シルエラを、皆を大事にしたい」
「それよりも、身支度整えて食堂に行こうか」
「そうですね・・あまり遅くなるとまた騒ぎ出す人たちもいますしね」
「だね」
笑うシルエラにつられ、俺も笑いだす。
そう今が大事なのだ。
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