短編官能集

自滅

嫌がる貴女を押し倒し唇を奪う。
服を脱がし、撓む実を揉みしだき。
濡れた秘部に指を挿れる…
暖かい…
力のない殴打は無意味に終わり、貴女の体は私を受け入れるしかない。
もたげた愚息は無様に先走りを垂らし、貴女の中に挿りたくて仕方ない。
秘部に先端をつけた時、貴女は首を振り泣き出した。
そんな姿に私は加虐心を滾らせ、笑いながら貴女の中に愚息を挿れた。
刹那、激しく腰を振り乱し、叫ぶ貴女を眺めると同時に体を蹂躙している事実に悦を感じ、浸る。
熱くなる愚息と肉壁。
奥に放ちたいと叫ぶ絶頂が限界に達した瞬間、貴女の中に吐精した。
荒い息と脈打つ愚息。
目を閉じ、泣いている涙を舐め取り、嗤う。
「愛している」
単純な言葉が言えない乱暴な男が織りなす自滅話にございます…