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そこに愛はない
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……夜
空楽「…」
今日は筆が進まない。
カラッン…
空楽「寝よ…」
敷いていた布団に潜り込む。
空楽(日干ししてくれたんだな)
ふかふかで優しい匂い…
スーッ…
襖が開く音、久しぶりに小娘がきた。
タ…タ…
空楽は襖に背を向け寝たふりをする。
笠年「…」
一瞬布団が軽くなる、背中に柔らかいものが当たりくすぐったい。
きゅっと着物を掴まれ首が締まる。
空楽「…」
笠年「……なぁ」
空楽「…」
笠年「起きてんだろ?…なぁって」
空楽「…」
笠年「……」
空楽「!?」
脚に掛かる重さ、それは柔らかく暖かい。
空楽「人様の脚に脚を乗せなさるな」
笠年「起きてんじゃん」
空楽「何してる」
体制を変え、笠年を見る。
笠年「……」
空楽「…」
笠年「この間の…」
空楽「…」
躊躇いながら出した声に内心罪悪感を感じる。
空楽「………見たな?」
笠年「!」
空楽「はぁ…」
眼を合わせず慌てる笠年。
笠年「…」
空楽「はぁあ…とにかく寝ろ」
頭を撫で優しく抱きしめると笠年は安心した表情を浮かべた。
笠年「なぁ」
空楽「ん~?」
笠年「あの後ってどうすんだ?」
空楽「・・・」
そうだこいつはそう言う奴だった……
笠年「昔姉ねが言ってたんだがなんかこう…出し入れ?するとかなんとか…」
空楽「…」
笠年「なんか、濡らせとか…なんだっけ」
空楽「………試してみるか?」
笠年「!」
なんのけなしに放った言葉、我ながら最低である。
笠年「……どうすれば…」
空楽「…」
笠年の頬に触れ口吸いをすると、服越しに身体に触れる。
笠年「ん…」
帯を取られ、乱される浴衣。
空楽「…」
さわ…
笠年「ひ!」
白く柔い胸に触れ手を滑らせる。
空楽「…」
雫のように丸みを帯びた形、下から触れるとゆらゆら揺れて楽しい。
笠年「…」
徐に乳房に口付けをすると体が跳ねる。
笠年「ひん!」
空楽「大丈夫…」
唇の感触と微かに濡れる肌、心音がうるさい。
笠年「や!」
口に含まれる蕾…舌先で舐めまわされ戦慄する。
笠年「ちょ…ぁ…」
逃げようとするが、抱きしめられ動けない。
瞬間、身体の奥が疼き始める。
笠年「…?」
空楽「……」
スッ…
笠年「!?!」
下着の中に手が入ってくる、即座に払い除け空楽を叩く。
空楽「たっ…」
耳をさすりながら笠年をみる。
笠年「はぁあ…」
空楽「ここからが本番だぞ?」
笠年「ふぇ?」
空楽「今のは前戯ってやつだ、覚えとけ」
笠年「……」
空楽「………寝るぞ」
空楽「…」
今日は筆が進まない。
カラッン…
空楽「寝よ…」
敷いていた布団に潜り込む。
空楽(日干ししてくれたんだな)
ふかふかで優しい匂い…
スーッ…
襖が開く音、久しぶりに小娘がきた。
タ…タ…
空楽は襖に背を向け寝たふりをする。
笠年「…」
一瞬布団が軽くなる、背中に柔らかいものが当たりくすぐったい。
きゅっと着物を掴まれ首が締まる。
空楽「…」
笠年「……なぁ」
空楽「…」
笠年「起きてんだろ?…なぁって」
空楽「…」
笠年「……」
空楽「!?」
脚に掛かる重さ、それは柔らかく暖かい。
空楽「人様の脚に脚を乗せなさるな」
笠年「起きてんじゃん」
空楽「何してる」
体制を変え、笠年を見る。
笠年「……」
空楽「…」
笠年「この間の…」
空楽「…」
躊躇いながら出した声に内心罪悪感を感じる。
空楽「………見たな?」
笠年「!」
空楽「はぁ…」
眼を合わせず慌てる笠年。
笠年「…」
空楽「はぁあ…とにかく寝ろ」
頭を撫で優しく抱きしめると笠年は安心した表情を浮かべた。
笠年「なぁ」
空楽「ん~?」
笠年「あの後ってどうすんだ?」
空楽「・・・」
そうだこいつはそう言う奴だった……
笠年「昔姉ねが言ってたんだがなんかこう…出し入れ?するとかなんとか…」
空楽「…」
笠年「なんか、濡らせとか…なんだっけ」
空楽「………試してみるか?」
笠年「!」
なんのけなしに放った言葉、我ながら最低である。
笠年「……どうすれば…」
空楽「…」
笠年の頬に触れ口吸いをすると、服越しに身体に触れる。
笠年「ん…」
帯を取られ、乱される浴衣。
空楽「…」
さわ…
笠年「ひ!」
白く柔い胸に触れ手を滑らせる。
空楽「…」
雫のように丸みを帯びた形、下から触れるとゆらゆら揺れて楽しい。
笠年「…」
徐に乳房に口付けをすると体が跳ねる。
笠年「ひん!」
空楽「大丈夫…」
唇の感触と微かに濡れる肌、心音がうるさい。
笠年「や!」
口に含まれる蕾…舌先で舐めまわされ戦慄する。
笠年「ちょ…ぁ…」
逃げようとするが、抱きしめられ動けない。
瞬間、身体の奥が疼き始める。
笠年「…?」
空楽「……」
スッ…
笠年「!?!」
下着の中に手が入ってくる、即座に払い除け空楽を叩く。
空楽「たっ…」
耳をさすりながら笠年をみる。
笠年「はぁあ…」
空楽「ここからが本番だぞ?」
笠年「ふぇ?」
空楽「今のは前戯ってやつだ、覚えとけ」
笠年「……」
空楽「………寝るぞ」
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