SHADOW

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第四章 秩序のカタストロフィ

#55 戦線

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────18時40分 セシリア軍基地9階 訓練室A────
 ばしゃりと水の中から床に落ちる。真っ暗な中でエランは何が起こったか分からなかった。突然水に包まれたかと思うと、場所が変わっている。────水の力による転移だ。炎の守護者であるエランの体に残った水がチクチクと刺さる。
(……あの力、精霊由来のものだな。コリエの野郎の力か……)
 コリエ・ドロウス。准将の地位にある男だ。四ヶ月ほど前に昇級して目立つようになった軍人だ。水の守護者であることと、憑神者であることしかエランは知らない。飄々ひょうひょうとしてどうもいけ好かない。こうしてバラバラにしたのも────何か思惑があってのことか。
 パッ、と明かりが点く。目が眩む。体を見ると不思議なことに全く濡れてはいなかった。辺りを見る。見知った訓練室だ。何もない広い空間。その中にもう一人いることにエランは気が付いた。
「……リース」
 トルリッカ・リース。腰に手を当て立っていた彼女はエランと目が合うとため息を吐いた。
「コリエの奴! 一体どういうつもりなのかしら。裏切り者を一人ずつ排除しろってことなんでしょうけど、あそこに残ってたからって、ねぇ」
 エランは立ち上がるとふむ、と顎に手を当てた。
「俺はフォレンと共闘が出来ると思ってたのに。女と二人か。気が乗らねェな」
「あら。随分失礼なもの言いじゃないの。あたしだってレフカと一緒が良かったわよ! 言っとくけど、裏切りの意思を見せた以上見逃さないから」
「それはどうも。俺だって戦わないとは言ってない。俺がぶっ飛ばしたいのはビリビリサングラスか眼帯将軍なんだが……肩慣らしくらいにはなるよな?」
 ピキ、とトルリッカの頬に青筋が浮かぶ。
「随分と舐めたこと言ってくれるのねアルウェーナ中将! あんたをぶっ飛ばしてあたしが中将になるんだから!」
「大口叩くなよ格下。セシリア軍の程度が知れるぜ」
「あん! たも! セシリア軍人でしょうが!」
 トルリッカが吼える。エランはため息と共に、その拳に炎を宿らせた。

────18時40分 セシリア軍基地9階 訓練室B────
「ロレン・レミエル曹長。レミエル中将の弟……よね? 似過ぎてて合ってるか心配になるわ」
「……」
 ロレンは目の前に立っているレフカを見る。彼女ともう一人の女に竜化を解かれた。まだダメージが響いている。正式な完全顕現をしたのは初めてだ。和解したとは言え不安だったが、ライナーはちゃんと力を貸してくれた。ちゃんと意識を保ったまま、完全な黒鉄竜くろがねりゅうとして戦えた。……なのに。
「あんまり注目してなかったけど、あんな力を持ってたなんてね。どうして隠してたの?」
「……ちゃんと扱えるようになるまで、時間が掛かったってだけですよ。それをあなたたちは、ぶち破ってきたわけですけど」
「そう。それは悪いことをしたわね。……喋るとお兄さんとだいぶ印象が違うのね」
「よく言われます……」
 レフカ・タロットル。階級は少将。トルリッカ・リースとよく組んでいる印象だ。確か二人とも心の守護者だったと思う。つまり力による戦闘能力はない。その素の戦闘力を以てこの階級にいる。強者だ。
「さて曹長。このセシリア軍の兵士を多く傷つけた以上はあなたも反逆者よ。覚悟はいいかしら」
 すらりとレフカは腰に提げていたエペを抜く。ロレンは後ずさる。……逃げるべきだとそう思う。
「逃げようったって無駄よ。そこの扉へ行く前に、私があなたを貫くわ」
「!」
 心を読まれた。……心の守護者相手の戦闘はこれが恐ろしい。行動を全て読まれる。
『おい』
「! ……ラ」
 思わずライナーの声に応えそうになると、シッと鋭く言われる。
『喋るな。考えるな。僕の言葉をただ聞け。いいか。人間の心の守護者は精霊の……人間以外の心は読めない。エレメントの流れ方が違うからだ』
(……)
『僕に体を半分貸せ。上手く戦ってやる』
(……分かった)
「何が分かったの?」
 レフカが迫って来る。ロレンは目を瞑る。意識の底にライナーの姿が見えた。彼の意識がくっ付く。意識を保ったまま、体の支配権がライナーに譲られた。目を開ける。赤い瞳にレフカは足を止める。
「何……?」
「やぁ。少し遊ぼうか」
 にやりとライナーが笑う。僕の顔でそれをやるのはやめてくれと、ロレンはそう思うのだった。

────18時40分 セシリア軍基地9階 訓練室C────
「いや、流石ッスね。突然移動させられたのに全然動じてない」
「……馬鹿にしないで。あなたの能力ね。水の精霊の力?」
 レイミアは目の前の見知らぬ軍人を睨みつける。彼は肩の上で担いでいた長剣を降ろすと頷いた。
「そうッス。アルウェちゃんっていう可愛い可愛い精霊ちゃんス。湖の精霊というか。“大精霊”っていうそれはそれは強力な古い精霊らしいッスよ」
 聞いてもいないことまでよく喋る。レイミアは“大精霊”、というワードに引っ掛かる。その表情を読み取ってか、彼は続ける。
「神の血を引く精霊らしいッス。世界の調和を保つための維持機構の一つだってアルウェちゃんは言ってたッス。……まぁそれ故に、あまり人の心が分からないっていうか」
「……似た者同士かしら。あなたもそう言う人間に見えるわよ」
「ええ、それは心外ッス。マシッスよ」
「? フォレンが何」
「あ、今のは失言ッス」
 あちゃ、と言う顔をして彼は左手で口を押さえた。怪訝な顔のレイミアに、男はハッとして再び口を開く。
「そう言えば名乗ってなかったスね。あんたらの休職中にこの地位に就いたんで知らないでしょうし。コリエ・ドロウス准将ッス。以後お見知り置きを────って、以後があるんスかね?」
 ただ悪戯っ子のようだった目が突然鋭くなる。その気配にレイミアは思わずゾクリとした。
「あなた一体……」
「一介の兵士ッス。あんたの相手になるかどうか……ねぇ、リーフィー中将」
 言葉とは裏腹に、彼からは底知れないものを感じた。レイミアは掌を下に向けて手を伸ばす。
「“茨の剣ローズ・フルーレ”」
 床からメキメキと太い茨が伸び、そしてその蔓が開くと中から緑の剣が現れる。薔薇の装飾のついた華麗なその剣を手にし、レイミアはきっさきをコリエへ向けた。

「来なさい。あなたが何者なのかは斬り伏せてからゆっくり聞くわ」
「だから一介の兵士だって……って、信じる気なさそうスね。まぁいいッス」
 コリエが両手で肩上に長剣を構え、駆け出す。振られた長剣をレイミアは受ける。武器の大きさもあって攻撃が重い。ギリギリと堪えるレイミアに、コリエは笑う。
「あれ、やっぱりそんなに大したことない感じッスかぁ」
「……舐めないで!」
 力を込め、押し返す。二、三歩後ろによろめいたコリエを、床から生えてきた太い蔓植物が絡め取る。が、その直後ばしゃりとコリエの全身が水と化して蔦の間から流れ落ちた。地面を滑って来た水は、レイミアの背後で人型に戻ると手にした刃をレイミアの首元に当て、捕らえた。
「!」
「これもアルウェちゃんの力ッス。俺に物理攻撃はほとんど効かないッスよ。地属性の攻撃でもなきゃね」
「……そう。有益な情報をありがとう」
 そう言うとレイミアは膝を落としてコリエの腕からすり抜けると、足元を払った。ばしゃ、とコリエの足が水になり彼の上体が浮く。
「ちょっと……」
 足元が再構成される前に、レイミアはコリエの胴を剣で突き刺した。刺したところが液状になって輪になる。そのまま薙ぎ払うと水飛沫が舞った。そして一度完全に水と化したコリエはレイミアから距離を取って実体化する。
「……容赦ないッスね!」
「周りに憑神者が多いから知ってるの。その力、ずっと使い続けられるわけじゃないんでしょ? なら攻撃し続けるだけよ。消耗すればその液状化能力も解ける」
「根性でなんとかするつもりッスか? 見かけに寄らず脳筋なんスね、意外ッス」
「取れる手段を取るだけよ」
 コリエの周りからたくさんの蔓が生え、その体を刺す。体を液状化させたコリエは目を細め口を尖らせる。
「予備動作なしの力の発動やめて欲しいんスけど……」
「これくらいは出来ないとね」
「何で憑神してないんスか?」
「さあね」
 上へ抜け出したコリエは、蔦の塊の上に立ち剣を肩に担いだ。
「……まぁそう来ないと。張り合いがないってものスよね」
「伊達に中将なんて地位にいないのよ、私は」
 レイミアは剣を胸の前で縦に構え、そして鋒をコリエに向けて見据えた。セシリア式の騎士の構え。それを見たコリエは歪んだ笑みを浮かべる。
「いいッスね、それ。国を護る狗って感じで。────潰したくなるッス」

* * *

────18時45分 セシリア軍基地10階 指令室────
「ぐあっ……」
「しぶとい奴め……」
 フォレンは痺れる体に鞭打って踏み止まる。息も切れ切れなこちらに対して向こうはまだまだ健在だ。精霊の力も切れる気配がない。尋常じゃない体力だ。
『フォレン!』
(分かってる、やろうとしてんだよ! でもそっちに集中してる暇がねェ!)
 剣が振られる。反って避けた鋒が鼻先を掠め、眼鏡が飛ばされる。
「……ッ!」
 視界がぼける。影は捉えられるが遠近が狂う。考えるより先に体を闇化させる。消えたと同時にイーサイルが光を放つ。
「ウッ! ぐっ……」
 強制的に実体化されてフォレンは床に転がる。放たれた光のエレメントが全身を突き刺す。ピリピリとした痛みに顔をしかめながら、体を起こす。
「……こんなに痛かったっけか……」
 力の差か。まとわりつくエレメントを自身の闇の力で振り払う。負けてはいられない。自分はもっとやれるはずだ。
 息を深く吸い、右手を伸ばす。闇の力を集める。黒い弾が生成される。もっと。もっとだ。
 いつもより強く集める。なんだか行ける気がした。体がざわつく感じがする。その気配を感じ取ったのか、イーサイルが一瞬たじろぐ。
「何だ……」
「“ダークネス・イン………ぐあっ!」
「?!」
 突然頭が痛んだ。集まって膨らんでいた闇が解ける。目の奥がチカチカするような激しい痛みだった。しかし、それもすぐに引いて行く。
「なん……何なんだ……」
 何かに邪魔されている。そんな感じがした。クザファンの力を使えなかったことといい、何かがおかしい。最後の痛みの余韻を振り払うように頭を振って、ぼやけた視界にイーサイルを捉える。もどかしい。今の予感は、何だったのだろう。
「……体調が悪いなら大人しく寝かせてやろうか」
「余計なお世話だ、ちょっとやり過ぎただけだよ」
 今の痛みをこらえれば、その先に何かがあったのだろうか。フォレンの体をゾクゾクとした感覚が這い上がる。自然と笑みが溢れた。
「────何を笑っている。気味の悪い奴だ」
「いいや……いいや! あんたのお陰で何か掴めそうな気がするんだよ」
「そうか。それは良かったな」
 イーサイルが剣を天井へ向けて振り上げる。
「“雷帝の矢ケラウノス”」
 空間にエネルギーの高まりを感じる。反射的にフォレンは動き出す。フォレンが通り過ぎた場所を、次々と雷が穿つ。
 イーサイルとの間合いに入った。走った勢いを乗せた下からの蹴り。イーサイルがひとつ跳んで退がる。
「かかったな」
「どうかな!」
 右手を伸ばす。イーサイルの襟を掴んだ。そのままこちらへ引き寄せる。
「!」
 次の瞬間、重なった二人の元へ、一筋の雷が大きな音を立てて落ち、部屋を眩く照らした。

* * *

────18時55分 セシリア軍基地上り階段────
「そういやお前は誰だ」
 一番後ろを行くユーヤに、ラローグが振り向いて問いかける。ユーヤが無視しているとラローグはムッとする。
「おい」
「何だ。俺のことは見えてないのかと思ってたよ。無視するから。ノーコメントだ。教えるわけないだろ」
「何ィ?」
 べ、と舌を出すユーヤにラローグはイラッとする。その会話を聞いていた先頭のエルザが振り向かないまま言う。
「どうせ“黒影”と“瞬光”の協力者か何かだろ。そういう奴がいるんじゃないかってエルランが言ってた」
「へえ。そう。推理はどうぞご勝手に。でも俺からは何も言わない。会話をする気もなかったのに」
「……こいつ態度悪過ぎだろ。何なんだレオノール」
「エレン」
「分かってるよ、まったく」
 エレンが何か言う前にユーヤが釘を刺して来る。協力関係なのだから少しくらいいいだろと思うが、現役時代一切その存在を漏らして来なかったプライドがあるのだろう。……まぁ、どうやらエルランには存在の推測くらいは立てられていたらしいが。
「……まぁ気にしないでくれ。悪い奴じゃない」
「犯罪者に言われても説得力ないな」
「確かに……」
 その善い悪いとは別の話じゃないかとは思うが。ともかくユーヤは無闇やたらに相手を害するような人間ではない。
「……もうすぐ四階だな」
 エルザがそう呟く。エレンは頷いた。
「ここまで誰にも会いませんでしたね」
 ナキラが言う。確かに、基地内は静かなものだった。外からは戦闘の音が聞こえてくるが。
 階段が終わって踊り場に出た。その階は今までと様子が違っていた。それまでは階段が終わると廊下が続いていたのに、そこはいきなり広間だった。天井を支える四本の柱の奥にエレベーターがあるのが見えた。エルザは部屋に足を踏み入れると、ついて来たエレンに問う。
「……あれで先に進むか?」
「いや、逃げ場がなさすぎる。止められたら大変だし……」
 首を振って答えたエレンに、エルザはそうかと頷いた。潜入に慣れている者の言葉は信じた方がいい、とそう考えた。
「まぁ俺は脱出出来るけど」
「一言余計だ」
 はぁ、とため息を吐いてエルザは階段へ引き返そうとする。と、その時だった。突然、部屋と踊り場の間にガシャンと大きな音を立てて鉄格子が降りて来た。
「!」
「エルザ!」
 エレンとエルザの二人だけが部屋に残される。ラローグが鉄格子に手を掛け揺らすがびくともしない。後ろの階段側も閉じられているようだった。つまり、彼らの方が閉じ込められている。
「どうなって……」
「君たちをこれ以上進ませるわけには行かない」
「!」
 部屋の奥から声がして、エルザとエレンは振り向いた。柱の陰から人影が現れた。彼はニヒルに笑うと続けた。
「まぁ、進む必要もないか」
「…………エルラン!」
 エルザは目を見開いて叫ぶ。後ろで鉄格子の上にさらにシャッターが降り始めていた。ラローグたちが叫んでいるがやがてその声も遮断される。ガシャン、という機械音の終わりに、エルランは一つ息を吐いて口を開く。
「久しぶり、ってそれほどでもないか。毎日顔を合わせてたからそんな気がして来るよ」
「……何だよ」
「君が来るのをここで待ってた。……“黒影”と一緒に来るのは予想外だったけど。新しい相棒かい? いいね」
「やめろよお前、そんな態度」
 震えた声でエルザは言う。踏み出したその足元に、チュンと火花が散る。見るとエルランの手にはいつの間にか拳銃があった。信じられないものを見るようなエルザに、エルランは無表情を向ける。
「それ以上近づくな。……エレン・レオノール。君は通って良いよ」
「は……?」
 エレンはそう言われて眉をひそめる。エルランは拳銃を持った手で背後のエレベーターを指した。
「あれを使って上に行け。相棒を助けに来たんだろう? 彼は最上階だ。……まぁ、指令室は封鎖されて入れないけど、君なら何か手を打ってあるんだろう」
「…………どういうつもりだ」
「別に。君には特段興味がないだけだ。副元帥に君が勝てるとも思わないしね。………ここで君を止めるのは僕の仕事じゃない」
「……」
 様子が変だ、とエレンは思う。エレンが知るエルランでもない。ここまで陰のある人間じゃないはずだ。勿論、相棒であるエルザは敵意を向けて来る彼に戸惑いの表情を返す。
「何だよ、どうしたんだよお前!」
「何が。まさか僕がにこやかに君を迎えるとでも思ってたのか。その服を着ておいて、戦う覚悟もなしに来たなんて言わせないよ」
「!」
 エルザの探偵の制服と、エルランの軍服。それは両者の対立を表していた。今この状況下ではどうしても相容れない、二つの勢力。
 固まるエルザに、ため息を吐いたエルランはエレンに向かって顎で指示する。
「ほら早く。邪魔だ。さっさと行ってくれ」
「…………」
 罠かもしれないとそう思う。でも、エレン一人なら何とでもなる。分断されたユーヤのことも気掛かりだが、ここからはどうにも出来ない。管制室に向かったレーヴェンが何とかしてくれるだろう。だからここは進む。
 下を向いて考えているエルザを横目に、エレンは足早にエレベーターを目指す。エルランは何も手出しして来なかった。乗り込み、ボタンを押した。
 二人になった。目を上げたエルザに、エルランは首を傾げる。
「……らしくないね。いつもは僕のこと斬りたそうなのに」
「…………似合ってねェぞ、それ」
「そうかな? これが僕の本当の姿だよ。君が知らないだけで」
 そう言ってエルランは大きく息を吸って、吐く。少し考えたあと、エルランは目を伏せた。
「……少し、昔話をしようか」
 そしてエルランは、静かな空間で滔々とうとうと語り始めた。


#55 END


To be continued…
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