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番外編
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岬side
現在一人暮らしをしてる僕ですが。年末なので大掃除を手伝うために帰ってきました
「にしても棚の上とな結構ホコリ溜まってるね」
煌「さすがにいつもそこまで掃除できなくてね」
琴「にぃ今日は泊まってくの?」
「一応年末から一月三日まではいるよ。それ以降は仕事だけど。それより早く大掃除してゆっくりしよ」
悠「そうだね。できるだけ岬兄とゆっくりしたいし」
「うん。だから離れて」
現在僕は琴と悠に後ろからくっつかれてます
琴「はーい」
悠「分かったよ」
「ん、いい子」
僕らはそれぞれ片付けを始めた。僕が屋根裏を片付けてると
「?なにこれ?」
何故か執事の服と和風のメイド服が出てきた。(※37話のやつ)
「誰かが文化祭で使ったやつかな?」
僕はちょっと気になって執事の服のやつを上から羽織ってみたが
「デカイな」
弟の誰かのだろうから僕じゃサイズがあわずブカブカだった
「兄ちゃん」
「え?あ、真」
真「なにやってんの?」
「んー?なんか見つけたから着れるかな~って思ったけど想像以上にブカブカだった」
真「それ、琴が中一の時のだよ」
「僕がロミオとジュリエットやった時か。結局琴のところ行けなかったから知らなかった。僕の所来た時は脱いでたし。でもなんでメイド服も?」
真「え?あーーうん。しまっとこう」
「?わかった」
琴「なんでしまうの?」
二人「うわっ!」
僕らは突然あらわれた。琴に驚いた
琴「・・・・・・それ彼シャツみたいだね」
琴は僕の姿を見るとそう言った。言われてみるとたしかに
「ほんとだ///ぬ、脱ぐ」
琴「じゃあこれきてよ」
そう言って渡してきたのメイド服
「やだ」(即答)
琴「えぇーいいじゃん。着てよーね?いいでしょ?」
「はいはい。そのうち気が向いたらね」
琴「むーじゃあ今日一日で大掃除終わらせたら着て?」
「はぁーわかったよ」
さすがに一日では終わらないと思ったしこんなことしてたら埒が明かないと思ってそう言ったがのちのち後悔する
その日の夜
琴「にぃ」
「はい……」
実は今日一日で大掃除が終わってしまった
琴「着てくれるよね?」
「うっ、わかり…ました」
僕はメイド服を着ることになった
真「兄ちゃん…」
「うぅー真~」
ギュッ
僕は真に抱きついた
真「琴は止められないや。ごめん」
煌「兄さん無理しないで。ただ俺も見たいなー」
「・・・・・・」
悠「僕も」
悟「俺も見たい」
(約束は約束だし)
「したかないか…」
それから数分後
琴「にぃ着れた?」
「うん。一応でも似合わなすぎて…」
琴「入るね」
「え、嘘」
ガチャ
琴「!可愛い♡」
「お世辞はいいよ。似合ってないから」
琴「そんなことないよ。可愛い。にぃ達!」
煌「着れたの?」
弟達がドアの向こうから顔を出した
真「兄ちゃん似合ってるよ」
悠「可愛い」
ムスッ
「嬉しくない」
悟「・・・・・・誘ってるのか?」
「!?誘ってない!」
悟「誘ってるよ」
ドサッ
悟「久しぶりに…………いいよね?」
「っーーー////わかったよ………」
やっぱり弟たちに弱いな僕は
「でも五人は無理。さすがに久しぶりだし、最近仕事続きで…」
琴「にぃがいるのって今日から五日間だったよね」
「?そうだね」
琴「ニヤッじゃあ一日づつ交代でいっか」
煌「それいいね」
悠「一日だけは残念だが独り占めできるならそれでいい」
悟「じゃあ今日誰にする?」
「・・・・・・・・」
(この服脱いでこよ)
僕は体を起こして、話し合ってる弟達をぬけて着替えに行こうとしたが
ギュッ
煌「兄さんどこ行くの?」
「え、服着替えに…」
煌「ダメ。まだここにいてね」
ストンッ
何故か僕は煌の膝の上にのせられた
「なんで膝の上?」
煌「兄さん逃げるから」
「逃げないから下ろして////」
(結構恥ずかしい。てか僕、一応長男なのに///)
煌「んーやだ」
煌はそのまま話し合いを始めてしまった。そのため僕は現実逃避することにした。次の役のことを考えていたらいつの間にか話し合いは終わっていたようだ
琴「にぃ今日は僕だよ。いつも上からだったから今回は下からだよ」
「そうなんだ」
末っ子に抱かれる長男って……
現在一人暮らしをしてる僕ですが。年末なので大掃除を手伝うために帰ってきました
「にしても棚の上とな結構ホコリ溜まってるね」
煌「さすがにいつもそこまで掃除できなくてね」
琴「にぃ今日は泊まってくの?」
「一応年末から一月三日まではいるよ。それ以降は仕事だけど。それより早く大掃除してゆっくりしよ」
悠「そうだね。できるだけ岬兄とゆっくりしたいし」
「うん。だから離れて」
現在僕は琴と悠に後ろからくっつかれてます
琴「はーい」
悠「分かったよ」
「ん、いい子」
僕らはそれぞれ片付けを始めた。僕が屋根裏を片付けてると
「?なにこれ?」
何故か執事の服と和風のメイド服が出てきた。(※37話のやつ)
「誰かが文化祭で使ったやつかな?」
僕はちょっと気になって執事の服のやつを上から羽織ってみたが
「デカイな」
弟の誰かのだろうから僕じゃサイズがあわずブカブカだった
「兄ちゃん」
「え?あ、真」
真「なにやってんの?」
「んー?なんか見つけたから着れるかな~って思ったけど想像以上にブカブカだった」
真「それ、琴が中一の時のだよ」
「僕がロミオとジュリエットやった時か。結局琴のところ行けなかったから知らなかった。僕の所来た時は脱いでたし。でもなんでメイド服も?」
真「え?あーーうん。しまっとこう」
「?わかった」
琴「なんでしまうの?」
二人「うわっ!」
僕らは突然あらわれた。琴に驚いた
琴「・・・・・・それ彼シャツみたいだね」
琴は僕の姿を見るとそう言った。言われてみるとたしかに
「ほんとだ///ぬ、脱ぐ」
琴「じゃあこれきてよ」
そう言って渡してきたのメイド服
「やだ」(即答)
琴「えぇーいいじゃん。着てよーね?いいでしょ?」
「はいはい。そのうち気が向いたらね」
琴「むーじゃあ今日一日で大掃除終わらせたら着て?」
「はぁーわかったよ」
さすがに一日では終わらないと思ったしこんなことしてたら埒が明かないと思ってそう言ったがのちのち後悔する
その日の夜
琴「にぃ」
「はい……」
実は今日一日で大掃除が終わってしまった
琴「着てくれるよね?」
「うっ、わかり…ました」
僕はメイド服を着ることになった
真「兄ちゃん…」
「うぅー真~」
ギュッ
僕は真に抱きついた
真「琴は止められないや。ごめん」
煌「兄さん無理しないで。ただ俺も見たいなー」
「・・・・・・」
悠「僕も」
悟「俺も見たい」
(約束は約束だし)
「したかないか…」
それから数分後
琴「にぃ着れた?」
「うん。一応でも似合わなすぎて…」
琴「入るね」
「え、嘘」
ガチャ
琴「!可愛い♡」
「お世辞はいいよ。似合ってないから」
琴「そんなことないよ。可愛い。にぃ達!」
煌「着れたの?」
弟達がドアの向こうから顔を出した
真「兄ちゃん似合ってるよ」
悠「可愛い」
ムスッ
「嬉しくない」
悟「・・・・・・誘ってるのか?」
「!?誘ってない!」
悟「誘ってるよ」
ドサッ
悟「久しぶりに…………いいよね?」
「っーーー////わかったよ………」
やっぱり弟たちに弱いな僕は
「でも五人は無理。さすがに久しぶりだし、最近仕事続きで…」
琴「にぃがいるのって今日から五日間だったよね」
「?そうだね」
琴「ニヤッじゃあ一日づつ交代でいっか」
煌「それいいね」
悠「一日だけは残念だが独り占めできるならそれでいい」
悟「じゃあ今日誰にする?」
「・・・・・・・・」
(この服脱いでこよ)
僕は体を起こして、話し合ってる弟達をぬけて着替えに行こうとしたが
ギュッ
煌「兄さんどこ行くの?」
「え、服着替えに…」
煌「ダメ。まだここにいてね」
ストンッ
何故か僕は煌の膝の上にのせられた
「なんで膝の上?」
煌「兄さん逃げるから」
「逃げないから下ろして////」
(結構恥ずかしい。てか僕、一応長男なのに///)
煌「んーやだ」
煌はそのまま話し合いを始めてしまった。そのため僕は現実逃避することにした。次の役のことを考えていたらいつの間にか話し合いは終わっていたようだ
琴「にぃ今日は僕だよ。いつも上からだったから今回は下からだよ」
「そうなんだ」
末っ子に抱かれる長男って……
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