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雪side
突然家のチャイムがなって私がドアを開けると。友達の岬が居た
「え?どうしたの?」
岬「雪、聞いてよー」
突然涙目になった岬を落ち着かせると。私といた所を写真撮られて、岬が私のことを好きだと勘違いされて、色々言われた結果キレて色々暴露してしまったらしい
「ドンマイ」
岬「はぁーー今日泊めてー」
「分かったよ」
全く兄弟揃って不器用みたいだね。愛してるからこそのすれ違いなんだろうけど
「ちゃんと早めに解決しなよ」
岬「明日の夕方には帰る…」
「明日学校じゃないの?」
岬「学校サボる。今やってる内容は去年やったから覚えてる」
そういえば事件に巻き込まれた半年行方不明だったから留年したんだったな岬。岬は普段は大人っぽいけど弟くん達が絡んでくると子供っぽくなる。ギャップが面白いんだよね。私が一番最初に岬と会った、いや、見たのは隣の中高一貫の学校の文化祭に行った時。ロミオとジュリエットのジュリエットをやっていた岬をみて、こんなに上手な演技をする人がいるんだと思ったと同時に自分の小説を演じて欲しいと思った。でもその時は思っただけで関わりがなかった。喋って仲良くなったのは三、四ヵ月くらい前の事
~回想~
「はぁやっぱりダメなのかな」
三者面談で親に進路について色々言われて私はかなり落ち込んでいて、今みたいに海に来ていたそんな時に
「それ何?」
後ろから岬に話しかけられた。私達がいつもいるのは穴場スポットでいつもほとんど一人でいたから人が来たことにかなり驚いた。それからその時私の手には私が書いた小説が握られていた
「自分で書いた小説でも……もういらない」
岬「ならさ僕に見せてよ」
「え?いいけど」
私がそれを渡すと岬は読み始めた。人に小説を見せるのは初めてだった。少しすると読み終わったみたいでこっちを見てきた
岬「すごい面白いよ!捨てるなんてもったいないよ!」
「え?」
岬「君名前は?僕は岬」
「雪だよ」
岬「よろしく雪くん」
「・・・・・・私、女だよ?」
岬「え!?うそごめん」
「大丈夫。よく間違われるからよろしく岬くん」
これが私と岬の出会い。その後、それぞれの夢について話して、悩んでることとか話して仲良くなったんだ。最初は同じ性別の子と付き合ってるのは黙っていようと思ったけど。弟くん達との話を聞いて言っても大丈夫だと思ったから話したんだよね。ちゃんとお互いの思い伝えられるといいんだけど
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「・・・・・・私、女だよ?」
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