嫌われ者の長男

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岬side
「完全に遊ばれてる」
でも必要とされてる感じがしていいな。これがずっと続けばいいなでもやっぱり幸せは長く続かない
弟達から溺愛されていたある日
僕はお茶を入れて持っていこうとしたが
スルッ
ガッシャーン
手からカップが滑り落ち割れた
「え？」
僕が驚いて自分の手を見ると僕の手は小さく痙攣していた
「兄さん！？どうしたの？大丈夫怪我は？兄さん？」
ドクンドクン
すごい嫌な感じがする何が起きているんだ？
病院
僕は一人で病院に来ていた。弟たちも来ると言ったが断ってコップの破片を片付けて、来た。今は検査が終わって結果待ちだった
「天野さん中にお入りください」
「はい」
僕は診察室に入った
医「あの、天野さん。大変言いにくいのですが・・・・天野さんの神経の一つが傷ついています」
「え？」
「以前に頭を怪我されたことがありましたよね？」
「ありました」
医「その時に神経に小さな傷ができていたらしくそれが生活してるうちに大きくなって今回のようなことになったのだと」
「治るんですよね？」
医「神経は一度傷つくと元には戻せないんです。抑制はできても元通りは無理かと」
「そんな.....」
医「薬はだしときます。また何かあったら来てください」
「はい....」
僕は薬をもらうと家に帰った
ガチャ
「ただいま....」
琴「おかえり。どうだった？」
「あぁうん.....」
言った方がいいかな？でも・・・・
煌「兄さんなんかあったんでしょ？　」
「・・・・・・まぁそうだね」
煌「じゃあ話して。逃げたら・・・・わかってるよね？」
「は、はーい」
結局話すのか。どうしようこれから。みんなにはめいわくかけたくないな