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真side
ドカッ
その音とともに父は吹っ飛んだ。どうやら回し蹴りをしたらしい。しかもそれをしたのは俺らじゃない悠の肩に重心にした岬兄ちゃんからの攻撃だった
五人「え?」
岬「割と痛いな人蹴るの」
平然と地面に降り立ちそう言う岬兄ちゃんは冷たい目をしてた
「兄ちゃん?」
岬「ん?どうした?」
こっちを振り向いた兄ちゃんはいつもと同じ優しい目だった
父「いってぇな何すんだよ!」
岬「何って抵抗。大丈夫正当防衛だよ」
(多分それは聞いてないと思うんだけど)
父「そんなこと聞いてねぇ!」
(ですよねー)
父「なんでそんなこと出来るんだ!だってお前は何も出来ない奴だったじゃないか!」
岬「教えて貰ってたからね。あの人に父さんは覚えてるんじゃない?キレると人格が真逆になるあの人のこと。それからやたらと武道がつよいあの二人」
父「なっ!」
岬「分かったらさっさと失せろ」
父「く、くそっ!」
父は走っていった
「何がどうなって」
岬「色々説明しないとね」
兄ちゃんはすごく悲しそうな表情でこっちに笑いかけてきた
「兄ちゃんそんな顔しないでよ」
我慢できず俺はそう言って兄ちゃんの頬に手をあてた
岬「え?」
兄ちゃんは無自覚だったらしくすごく驚いた表情をした
煌「兄さんゆっくりでいいから。嫌いになんて俺らならないから」
岬「・・・・・ありがとう。中に・・・入ろう」
兄ちゃんは不安な表情をしたままリビングに歩いていった
そんな不安な顔しないでよ兄ちゃん
ドカッ
その音とともに父は吹っ飛んだ。どうやら回し蹴りをしたらしい。しかもそれをしたのは俺らじゃない悠の肩に重心にした岬兄ちゃんからの攻撃だった
五人「え?」
岬「割と痛いな人蹴るの」
平然と地面に降り立ちそう言う岬兄ちゃんは冷たい目をしてた
「兄ちゃん?」
岬「ん?どうした?」
こっちを振り向いた兄ちゃんはいつもと同じ優しい目だった
父「いってぇな何すんだよ!」
岬「何って抵抗。大丈夫正当防衛だよ」
(多分それは聞いてないと思うんだけど)
父「そんなこと聞いてねぇ!」
(ですよねー)
父「なんでそんなこと出来るんだ!だってお前は何も出来ない奴だったじゃないか!」
岬「教えて貰ってたからね。あの人に父さんは覚えてるんじゃない?キレると人格が真逆になるあの人のこと。それからやたらと武道がつよいあの二人」
父「なっ!」
岬「分かったらさっさと失せろ」
父「く、くそっ!」
父は走っていった
「何がどうなって」
岬「色々説明しないとね」
兄ちゃんはすごく悲しそうな表情でこっちに笑いかけてきた
「兄ちゃんそんな顔しないでよ」
我慢できず俺はそう言って兄ちゃんの頬に手をあてた
岬「え?」
兄ちゃんは無自覚だったらしくすごく驚いた表情をした
煌「兄さんゆっくりでいいから。嫌いになんて俺らならないから」
岬「・・・・・ありがとう。中に・・・入ろう」
兄ちゃんは不安な表情をしたままリビングに歩いていった
そんな不安な顔しないでよ兄ちゃん
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