嫌われ者の長男

りんか

文字の大きさ
上 下
11 / 84

10

しおりを挟む
岬side
「ん、」
パチッ
目を開けると自分の部屋の天井が見えた。首を動かすと手当された腕が見えた
「・・・・・」
グッ
トサッ
「ダメか」
力を 込めて起き上がろうとしたが力が入らず僕はベットに倒れこんだ
ガチャ
煌「!兄さん起きたんだね」
「煌、ごめんめいわくかけたみたいだね」
煌「迷惑なんて!それより兄さんいつからいじめられてたの?他に何された?今までのこと全部喋って」
「は、はい.....」
煌の黒いオーラにおされ僕は全部話した
煌「なるほどね。俺の兄さんをよくも」ボソッ
「?なんか言った?」
煌「いいや?兄さん今はしっかり体休めてね。体の傷酷かったんだから」
「うん。あ、ご飯とかって」
煌「コンビニで何とかするよ」
「・・・・・ごめんね」
煌「兄さんが悪いわけじゃないよ。でも兄さんが良くなったら兄さんのご飯食べたいな兄さんのご飯好きだから」
「嬉しいよありがとう煌」ニコッ
煌「う、うん////」
「?顔赤いよ熱?」
煌「いや、じゃ、ちゃんと休んでね」
「うん」
煌は部屋から出ていった。
「どうしたんだろう。煌体崩しやすいから心配だな」
(今は治すことに専念しよう。弟たちのためにも。それにしても)
『兄さんのご飯好きだから』
「ふふ、嬉しいな」
(あんなこと初めて言われた)



煌side
ズルッ
「兄さん可愛すぎでしょ」
(なにあの笑顔殺す気?)
「なんで今まであんな可愛い人に気づかなかったんだよ」
(絶対俺のものにする)
そう心に決めた日だった
「てか兄さんってもしかして無自覚天然?あんなしっかりしてそうなのに?どっちにしても可愛すぎだよ....///」
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

推しの完璧超人お兄様になっちゃった

紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。 そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。 ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。 そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。

ギャルゲー主人公に狙われてます

白兪
BL
前世の記憶がある秋人は、ここが前世に遊んでいたギャルゲームの世界だと気づく。 自分の役割は主人公の親友ポジ ゲームファンの自分には特等席だと大喜びするが、、、

僕だけの番

五珠 izumi
BL
人族、魔人族、獣人族が住む世界。 その中の獣人族にだけ存在する番。 でも、番には滅多に出会うことはないと言われていた。 僕は鳥の獣人で、いつの日か番に出会うことを夢見ていた。だから、これまで誰も好きにならず恋もしてこなかった。 それほどまでに求めていた番に、バイト中めぐり逢えたんだけれど。 出会った番は同性で『番』を認知できない人族だった。 そのうえ、彼には恋人もいて……。 後半、少し百合要素も含みます。苦手な方はお気をつけ下さい。

君のことなんてもう知らない

ぽぽ
BL
早乙女琥珀は幼馴染の佐伯慶也に毎日のように告白しては振られてしまう。 告白をOKする素振りも見せず、軽く琥珀をあしらう慶也に憤りを覚えていた。 だがある日、琥珀は記憶喪失になってしまい、慶也の記憶を失ってしまう。 今まで自分のことをあしらってきた慶也のことを忘れて、新たな恋を始めようとするが… 「お前なんて知らないから」

ある日、人気俳優の弟になりました。

雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。 「俺の命は、君のものだよ」 初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……? 平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。

偽りの僕を愛したのは

ぽんた
BL
自分にはもったいないと思えるほどの人と恋人のレイ。 彼はこの国の騎士団長、しかも侯爵家の三男で。 対して自分は親がいない平民。そしてある事情があって彼に隠し事をしていた。 それがバレたら彼のそばには居られなくなってしまう。 隠し事をする自分が卑しくて憎くて仕方ないけれど、彼を愛したからそれを突き通さなければ。 騎士団長✕訳あり平民

見ぃつけた。

茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは… 他サイトにも公開しています

モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)

夏目碧央
BL
 兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。  ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?

処理中です...