野球

執念

大城君からのアドバイスを受けて遠藤君が
バッターボックスにはいった。
遠藤君は、去年からスイッチになっており
ピッチャーよりサードを見ていた。
ピッチャーが、投球する前にサードを確認した。左打席なら、さりげなくできる。
まず、サードが右肩をさわった。
指示通りなら，ストレート。
確かにストレート。ストライク。
二球目。また右肩。これもストーレート。
ボール。三球目左肩。
カーブ。ストライク。
これで確信したのか、四球目右肩，ストーレート。バットを振り、三遊間を抜けていった。
やはり、指示通りだった。
つぎは、僕佐々木。
ツーアウトからランナーでた。
ここは、初球から狙い打ちしようとおもった。
僕も、左打席にたった。
遠藤君の真似でサードをみた。
左肩、カーブ。みのがした。
ボール。二球目だった。
一塁ランナーの遠藤君が走った。
投球は、カーブ、遠藤君を助けるつもりで
バットを振った。
これが、結果的によかったのか打球はライトに飛んで行き、遠藤君は一塁から一気にホームにきた。
先取点なった。
次の大城君の弟は、三振になり1点だけになった。遠藤君全力疾走したので少しきになった。