44 / 112
3回戦
しおりを挟む
3回戦の戦いは、吉田先輩から「健二あたまから、行くぞ」と言われていたので心の準備は
できていた。勝ったらベスト8。
去年までの、チームではなく勝てるチーム。
助け合うチームになりつつあった。
相手は強豪の灘中である。投げる、打つ、
守る揃っている。
少しのミスが取り返しのつかないことになる、
まだ、結成して半年の僕たちは、通用するのか、わからない。
けど、挑戦したい。
試合開始、灘中の攻撃からだった。
キャッチャーは、久しぶりに坂上くんにやってもらった。
吉田先輩は、ショートになり遠藤くんは、ファースト。大城くんはセンターになった。
初球、やはりど真ん中要求してきた。
さすが、灘中。初球から、振ってきてセンター前に落ちた。
坂上くんのリードは、強気だけど前回からきのうしてない。
次のバッターは、バント、ファーストでアウトにして三番と勝負。
初球はボール、二球目もボール、三球目振ってきてファーストゴロ。ランナー動かず。
ツーアウト、四番打者にはボールからはいった。二球目は、外角ストライクはいった。
三球目外角低め、しかし打球は一二塁間を
抜けてあっという間に点を奪われた。
やはり、ここまでかと投げていて不安になった。
できていた。勝ったらベスト8。
去年までの、チームではなく勝てるチーム。
助け合うチームになりつつあった。
相手は強豪の灘中である。投げる、打つ、
守る揃っている。
少しのミスが取り返しのつかないことになる、
まだ、結成して半年の僕たちは、通用するのか、わからない。
けど、挑戦したい。
試合開始、灘中の攻撃からだった。
キャッチャーは、久しぶりに坂上くんにやってもらった。
吉田先輩は、ショートになり遠藤くんは、ファースト。大城くんはセンターになった。
初球、やはりど真ん中要求してきた。
さすが、灘中。初球から、振ってきてセンター前に落ちた。
坂上くんのリードは、強気だけど前回からきのうしてない。
次のバッターは、バント、ファーストでアウトにして三番と勝負。
初球はボール、二球目もボール、三球目振ってきてファーストゴロ。ランナー動かず。
ツーアウト、四番打者にはボールからはいった。二球目は、外角ストライクはいった。
三球目外角低め、しかし打球は一二塁間を
抜けてあっという間に点を奪われた。
やはり、ここまでかと投げていて不安になった。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
シュガーグライダーズ
もっちり羊
青春
友情、恋愛、部活動。青春の熱であるはずのそれらすべてが退屈に感じられる高校生、『折節イチハ』。
楽しい青春を探すため、彼女は奔走し、学校から、そして世界の理から外れていく。
アナタはイケメン達に囲まれた生活を望みますか? ▶はい いいえ
山法師
青春
私立紅蘭(こうらん)高校二年生の如月結華(きさらぎゆいか)。その結華の親友二人に、最近恋人が出来たらしい。恋人が出来たのは喜ばしいと思う。だが自分は、恋人──彼氏どころか、小中高とここまでずっと、恋愛といったものとは縁遠い生活を送っている。悲しい。そんなことを思っていた結華は、家の近所に恋愛成就の神社があることを思い出す。どうせ何もならないだろうと思いながらも、結華はそこにお参りをして、彼氏が欲しいと願った。そして、奇妙な夢を見る。
結華は、起きても鮮明に覚えている意味不明な内容のその夢を不思議に思いながらも、まあ夢だし、で、片付けようとした。
が、次の日から、結華の周りで次々と妙なことが起こり始めたのだった──
EAR OF YOUTU
チャッピー
青春
今年から高校生となる耳塚柿人。しかし、目を覚ますとそこはら耳かきがスポーツとして行われている世界だった。
柿人は先輩に誘われて、耳かきの世界へ飛び込んでいくが…?
真夏のサイレン
平木明日香
青春
戦地へ向かう1人の青年は、18歳の歳に空軍に入隊したばかりの若者だった。
彼には「夢」があった。
真夏のグラウンドに鳴いたサイレン。
飛行機雲の彼方に見た、青の群像。
空に飛び立った彼は、靄に沈む世界の岸辺で、1人の少女と出会う。
彼女は彼が出会うべき「運命の人」だった。
水平線の海の向こうに、「霧の世界」と呼ばれる場所がある。
未来と過去を結ぶその時空の揺らぎの彼方に、2人が見たものとは——?
乙男女じぇねれーしょん
ムラハチ
青春
見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。
小説家になろうは現在休止中。
転校して来た美少女が前幼なじみだった件。
ながしょー
青春
ある日のHR。担任の呼び声とともに教室に入ってきた子は、とてつもない美少女だった。この世とはかけ離れた美貌に、男子はおろか、女子すらも言葉を詰まらせ、何も声が出てこない模様。モデルでもやっていたのか?そんなことを思いながら、彼女の自己紹介などを聞いていると、担任の先生がふと、俺の方を……いや、隣の席を指差す。今朝から気になってはいたが、彼女のための席だったということに今知ったのだが……男子たちの目線が異様に悪意の籠ったものに感じるが気のせいか?とにもかくにも隣の席が学校一の美少女ということになったわけで……。
このときの俺はまだ気づいていなかった。この子を軸として俺の身の回りが修羅場と化すことに。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる