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予言の魔王編
第29話 真実を求める者
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「王都ギニスに帝国軍が侵攻中とのこと!しかもその中には帝国ギルドクラン、ウルブズが傭兵として派遣されているようです!」
「1回目の侵攻からまだ3日も経っていないというのに…ガルムに大至急王都ギニスに向かうように伝えてくれ。」
「わかりました!」
冒険者が戦争に加勢する…帝国はどこまでやれば気が済むんだろうな。
ーーーウングィス王国 王都ギニスーーー
「こっちはもう耐えられません!」
「西から大勢の冒険者が!」
「クソ!囲まれたか。」
ウングィス軍は既に城の手前まで攻め込まれていた。なんとかウングィス軍は奴らを城へ入れないように迎え撃つが、Sランク冒険者のウルブズからしたらただの悪あがき。
「正面突破されました!もうすぐこちらに向かってきます!」
「ぐぬぬ!ウルブズめ。」
そして奥からアイン率いるウルブズが押し寄せてきた。
「来るぞ!」
「グロム・ツェーピ!」
アインが放った雷魔法は手から電撃を放ち、ウングィス兵士を次々と感電させていった。感電した兵士はバチバチと音を立てて倒れていった。
「アイン・ワン・ハルトバード。噂には聞いていたがここまでとは。」
「どうされますか、隊長!」
「お前達は国王の元へ!」
「ですが!」
「これは命令だ!国王を命に変えてでもお守りしろ!」
「ラジャー…!」
「部下を守るとはさすがだよ。」
「貴様も団長ならわかるだろう。」
そして隊長はアインに斬り掛かる。
「うおおお!!」
カキン!と音を立てると、振り下ろした剣はピタリと動かなくなった。
「君が冒険者だったら、きっといい団員になっただろう…。」
そう言って奴は受け止めていた剣を弾くと、流れるように男の腹部を刺した。
「グハッ!」
勢いよく吐血する男。奴は剣を抜き、びっしりと付いた血を払い落とす。それと同時に、男は後ろ向きに倒れた。
「ウルブズよ、国王はすぐそこだ!」
進み始めようとした時だった。突如ものすごい鳥肌が立つと同時に邪悪な魔力を感じた。
「みんな避けろ!」
「あ?何言ってn」
次の瞬間、その男の首が一瞬にして無くなると、噴水のように血が吹き出る。
「何が起きた!?」
アインの目の先には、漆黒の巨体が。
両手には巨大な剣を持ち、体は暗黒の鎧で身を纏ったバケモノがいた。
「デスナイトがなんでここにいんだよ!」
驚くことにそのデスナイトが喋ったのだった。
「我の名はケーレス・アルファ、ガルム。貴様らは魔王様の貴重な時間を奪った。万死に値する。」
「魔王軍!」
「なるほど。通りで帝国軍が1人も森を抜けれないわけだ。よりによって魔王と手を組むとは…ラドルフの奴め。」
「奴は1人だ!ウルブズの恐ろしさを思い知らせてやれ!」
数人の団員がガルムに襲いかかる。
だがすぐに襲われたのは自分たちのほうだと気づく。
奴らは一瞬にして体を真っ二つに斬り裂かれた。
「なんつー怪力だ…!」
「ドニー、奴に距離を詰められるとまずい。魔法で迎撃しよう。」
「了解、サーモ・エクスプロージョン!」
次の瞬間、ガルムは爆発魔法をもろに食らってしまう。
凄まじい爆発と共に黒煙で辺りが見えなくなる。
「クソ、見えねぇ。」
奴が目を凝らして煙の中を見た時だった。
ものすごいスピードの巨体が黒煙を突っ切って斬りかかってきた。
「まずい!」
間一髪奴はハンマーで受け止める。
だがその凄まじいパワーを前に為す術なく吹っ飛ばされる。
「ドニー!」
奴に人の心配をしている余裕なんてなかった。吹っ飛したのと同時にガルムはアインとの距離を詰めていたのだった。
「グロム・リェーザチ!」
奴の雷が鋭い刃のように斬り掛かる。グロム・リェーザチはレッドドラゴンの首を切り落とせるほどの威力を持っている。それは完璧に奴を斬った…はずだった。
なんとガルムはそれを腕で受け止めたのだった。
「バカな、ありえない!」
「少しヒリヒリする。マッサージに丁度いいな。」
その時、瓦礫からハンマーが飛び出してガルムを数メートル押し出した。
「無事か?アイン。」
「それはこっちのセリフだ。」
「生きていたか。まあいい、これは返してやろう。」
そう言ってガルムはハンマーを返した。
「では全力で来い、子犬ども。」
そして2人は勢いに身を任せ攻撃をする。アインの攻撃は素早く、ドニーの攻撃は力強い。相性のいい2人の攻撃を同時に受け流すのは、さすがのガルムでも厳しいようだった。
「ハンマー・ヴァイス!」
受け流すのが困難になってきた頃だった。ドニーが放ったスキルによってガルムの鎧が欠けた。
「鎧に傷をつけるとは大したものだ人間。」
するとガルムから闇の魔力が露になる。
「パレント・レオ、ケレリタス。」
「ここにきて身体強化か…!」
スピードを強化したガルムが目で追えない速さで奴らに詰めた時だった。
「ガルム、そいつらを通せ。」
「なぜでしょうか?」
「少しばかり面白い情報を耳にした。」
「わかりました、ご要望とあらば。」
ガルムのやつ、うっかり殺したりしないといいけど…。
「よかったな人間、魔王様がお呼びだ。中に入れ。」
2人はなにが起きてるのか分からず困惑していた。
そんな2人をガルムが急かす。
「何をしている。魔王様を待たせるつもりか?」
(身体強化した奴と戦えば確実にここで死ぬ。ならば魔王のところへ行って一か八か奴を殺す。)
「わかった。」
2人はガルムに連れられて城の中に入っていく。
玉座にはラドルフではなく魔王が座っていた。
「ラドルフ…貴様魂までも売り渡したか!」
アインが玉座の横で犬のように立っているラドルフに言う。
「こちらのセリフだ。貴様ら冒険者は人としての道を誤り罪なきウングィス国民を殺した!」
「2人とも静まれ。魔王様の前で無礼だぞ。」
ガルムがそう言うと、レオが立ち上がって話し始める。
「真実を求める1匹の狼に教えてやろう。貴様の妹を殺したのは他でもないジナ・ソーヴァだ。」
それを聞いた奴は意外にも驚いてはいなかった。
「やはりそうか…。」
「おや?驚かないんだな。」
「薄々気づいてはいた。だが知ったところでできることは何も無かった。」
するとレオがニヤリと笑ってこう言った。
「お前には、な。」
「どういう意味だ。」
「もし貴様の妹を蘇らせることができると言ったら?」
「不可能だ!」
次の瞬間、レオが躊躇うことなくラドルフの首をはねた。
奴らは唐突な事で混乱する。しかしレオはいたって冷静に蘇生を始める。
「ピオス。」
そう言うとレオの手から闇の魔力が出始め、飛んで行ったラドルフの首を持ち上げると、接着剤で直すかのように胴体にくっつけた。
次の瞬間、信じられないことにラドルフが目を開けたのだった。
ラドルフは何が起きたのか分からずあたふたしていた。
「これで理解したか?俺にはそれが可能だ。」
そして魔王レオが究極の提案を投げかける。
「貴様の妹を復活させてやろう。我に永遠の忠誠を誓え。」
シアが生き返る、それは願ってもないことだった。
奴はゆっくりと膝まづくと頭を垂れてこう言った。
「アイン・ワン・ハルトバード、貴方様に永遠の忠誠を誓います。」
「おいなんの真似だよ!ふざけてる場合じゃねえぞアイン!」
奴の必死の呼びかけは既にアインには聞こえていなかった。
「ハッハッハッ!潔いな。気に入った!妹の元へ案内しろ。」
「仰せのままに。」
「ちくしょう、やるしかねぇ!」
奴がレオに殴り掛かる。
だが奴の相手はレオではない。
「人間よ、魔王様は往生際の悪い奴を好まん。」
奴に目掛けて強烈な一太刀が放たれる。
アインが寝返ったことで気が動転した奴に、ガルムのことを考える余裕などなかった。
その一撃をもろに食らった奴は白目を向いてその場で倒れた。
奴は意識を失う寸前、アインとの懐かしい思い出が脳裏に浮かぶ。夢に向かってひたすらに努力する最高の親友。
だが目に映る今の彼は、闇に飲まれていた。かつての親友はもういなかったのだった。
「1回目の侵攻からまだ3日も経っていないというのに…ガルムに大至急王都ギニスに向かうように伝えてくれ。」
「わかりました!」
冒険者が戦争に加勢する…帝国はどこまでやれば気が済むんだろうな。
ーーーウングィス王国 王都ギニスーーー
「こっちはもう耐えられません!」
「西から大勢の冒険者が!」
「クソ!囲まれたか。」
ウングィス軍は既に城の手前まで攻め込まれていた。なんとかウングィス軍は奴らを城へ入れないように迎え撃つが、Sランク冒険者のウルブズからしたらただの悪あがき。
「正面突破されました!もうすぐこちらに向かってきます!」
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「来るぞ!」
「グロム・ツェーピ!」
アインが放った雷魔法は手から電撃を放ち、ウングィス兵士を次々と感電させていった。感電した兵士はバチバチと音を立てて倒れていった。
「アイン・ワン・ハルトバード。噂には聞いていたがここまでとは。」
「どうされますか、隊長!」
「お前達は国王の元へ!」
「ですが!」
「これは命令だ!国王を命に変えてでもお守りしろ!」
「ラジャー…!」
「部下を守るとはさすがだよ。」
「貴様も団長ならわかるだろう。」
そして隊長はアインに斬り掛かる。
「うおおお!!」
カキン!と音を立てると、振り下ろした剣はピタリと動かなくなった。
「君が冒険者だったら、きっといい団員になっただろう…。」
そう言って奴は受け止めていた剣を弾くと、流れるように男の腹部を刺した。
「グハッ!」
勢いよく吐血する男。奴は剣を抜き、びっしりと付いた血を払い落とす。それと同時に、男は後ろ向きに倒れた。
「ウルブズよ、国王はすぐそこだ!」
進み始めようとした時だった。突如ものすごい鳥肌が立つと同時に邪悪な魔力を感じた。
「みんな避けろ!」
「あ?何言ってn」
次の瞬間、その男の首が一瞬にして無くなると、噴水のように血が吹き出る。
「何が起きた!?」
アインの目の先には、漆黒の巨体が。
両手には巨大な剣を持ち、体は暗黒の鎧で身を纏ったバケモノがいた。
「デスナイトがなんでここにいんだよ!」
驚くことにそのデスナイトが喋ったのだった。
「我の名はケーレス・アルファ、ガルム。貴様らは魔王様の貴重な時間を奪った。万死に値する。」
「魔王軍!」
「なるほど。通りで帝国軍が1人も森を抜けれないわけだ。よりによって魔王と手を組むとは…ラドルフの奴め。」
「奴は1人だ!ウルブズの恐ろしさを思い知らせてやれ!」
数人の団員がガルムに襲いかかる。
だがすぐに襲われたのは自分たちのほうだと気づく。
奴らは一瞬にして体を真っ二つに斬り裂かれた。
「なんつー怪力だ…!」
「ドニー、奴に距離を詰められるとまずい。魔法で迎撃しよう。」
「了解、サーモ・エクスプロージョン!」
次の瞬間、ガルムは爆発魔法をもろに食らってしまう。
凄まじい爆発と共に黒煙で辺りが見えなくなる。
「クソ、見えねぇ。」
奴が目を凝らして煙の中を見た時だった。
ものすごいスピードの巨体が黒煙を突っ切って斬りかかってきた。
「まずい!」
間一髪奴はハンマーで受け止める。
だがその凄まじいパワーを前に為す術なく吹っ飛ばされる。
「ドニー!」
奴に人の心配をしている余裕なんてなかった。吹っ飛したのと同時にガルムはアインとの距離を詰めていたのだった。
「グロム・リェーザチ!」
奴の雷が鋭い刃のように斬り掛かる。グロム・リェーザチはレッドドラゴンの首を切り落とせるほどの威力を持っている。それは完璧に奴を斬った…はずだった。
なんとガルムはそれを腕で受け止めたのだった。
「バカな、ありえない!」
「少しヒリヒリする。マッサージに丁度いいな。」
その時、瓦礫からハンマーが飛び出してガルムを数メートル押し出した。
「無事か?アイン。」
「それはこっちのセリフだ。」
「生きていたか。まあいい、これは返してやろう。」
そう言ってガルムはハンマーを返した。
「では全力で来い、子犬ども。」
そして2人は勢いに身を任せ攻撃をする。アインの攻撃は素早く、ドニーの攻撃は力強い。相性のいい2人の攻撃を同時に受け流すのは、さすがのガルムでも厳しいようだった。
「ハンマー・ヴァイス!」
受け流すのが困難になってきた頃だった。ドニーが放ったスキルによってガルムの鎧が欠けた。
「鎧に傷をつけるとは大したものだ人間。」
するとガルムから闇の魔力が露になる。
「パレント・レオ、ケレリタス。」
「ここにきて身体強化か…!」
スピードを強化したガルムが目で追えない速さで奴らに詰めた時だった。
「ガルム、そいつらを通せ。」
「なぜでしょうか?」
「少しばかり面白い情報を耳にした。」
「わかりました、ご要望とあらば。」
ガルムのやつ、うっかり殺したりしないといいけど…。
「よかったな人間、魔王様がお呼びだ。中に入れ。」
2人はなにが起きてるのか分からず困惑していた。
そんな2人をガルムが急かす。
「何をしている。魔王様を待たせるつもりか?」
(身体強化した奴と戦えば確実にここで死ぬ。ならば魔王のところへ行って一か八か奴を殺す。)
「わかった。」
2人はガルムに連れられて城の中に入っていく。
玉座にはラドルフではなく魔王が座っていた。
「ラドルフ…貴様魂までも売り渡したか!」
アインが玉座の横で犬のように立っているラドルフに言う。
「こちらのセリフだ。貴様ら冒険者は人としての道を誤り罪なきウングィス国民を殺した!」
「2人とも静まれ。魔王様の前で無礼だぞ。」
ガルムがそう言うと、レオが立ち上がって話し始める。
「真実を求める1匹の狼に教えてやろう。貴様の妹を殺したのは他でもないジナ・ソーヴァだ。」
それを聞いた奴は意外にも驚いてはいなかった。
「やはりそうか…。」
「おや?驚かないんだな。」
「薄々気づいてはいた。だが知ったところでできることは何も無かった。」
するとレオがニヤリと笑ってこう言った。
「お前には、な。」
「どういう意味だ。」
「もし貴様の妹を蘇らせることができると言ったら?」
「不可能だ!」
次の瞬間、レオが躊躇うことなくラドルフの首をはねた。
奴らは唐突な事で混乱する。しかしレオはいたって冷静に蘇生を始める。
「ピオス。」
そう言うとレオの手から闇の魔力が出始め、飛んで行ったラドルフの首を持ち上げると、接着剤で直すかのように胴体にくっつけた。
次の瞬間、信じられないことにラドルフが目を開けたのだった。
ラドルフは何が起きたのか分からずあたふたしていた。
「これで理解したか?俺にはそれが可能だ。」
そして魔王レオが究極の提案を投げかける。
「貴様の妹を復活させてやろう。我に永遠の忠誠を誓え。」
シアが生き返る、それは願ってもないことだった。
奴はゆっくりと膝まづくと頭を垂れてこう言った。
「アイン・ワン・ハルトバード、貴方様に永遠の忠誠を誓います。」
「おいなんの真似だよ!ふざけてる場合じゃねえぞアイン!」
奴の必死の呼びかけは既にアインには聞こえていなかった。
「ハッハッハッ!潔いな。気に入った!妹の元へ案内しろ。」
「仰せのままに。」
「ちくしょう、やるしかねぇ!」
奴がレオに殴り掛かる。
だが奴の相手はレオではない。
「人間よ、魔王様は往生際の悪い奴を好まん。」
奴に目掛けて強烈な一太刀が放たれる。
アインが寝返ったことで気が動転した奴に、ガルムのことを考える余裕などなかった。
その一撃をもろに食らった奴は白目を向いてその場で倒れた。
奴は意識を失う寸前、アインとの懐かしい思い出が脳裏に浮かぶ。夢に向かってひたすらに努力する最高の親友。
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