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予言の魔王編
第18話 ネメシス
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「そうか…ルインが。」
「すまない…俺のせいで…!」
「お前のせいじゃない。クランのメンバーには俺から説明しておく。お前はゆっくり休め。いいな?」
「わかった。」
そう言ってルーシアは部屋から出ていった。
その後、団長はメンバーを広場に集めて話し始めた。
「みんな、集まってくれてありがとう。今日、ルーシアの部隊が魔王軍の攻撃にあった。なんとか奴らを撃退したが、ルインが殺された。」
それを聞いたメンバーは驚く。
「明日、ルインの葬儀をやる。みんな参列してくれ。」
そう言って彼はその場を後にした。
翌日早朝には葬式が始まった。同刻、ダビネスでもリノの葬儀が行われていた。
魔王レオと団長アダムの考えていることは同じ、奴らへの復讐だった。
リノの火葬をしようとした時、シュナが会場に入ってきた。入ってくるなり彼女はレオにこう言った。
「この子を蘇生する方法がある。」
「なんだって!?」
これを聞いた一同驚愕する。
「どういうことだ?母さん。」
「そのままの意味よ。従来、蘇生をするには黒魔法の蘇生が必要だった。しかし、それは神の怒りを買ってしまって、封印されてしまったの。だけどもう1つ、方法があるわ。」
「その方法は?」
「あなた自身が神になるの。」
みんなが困惑する中、彼女は続けて説明する。
「かつて人類から神になった人が7人いた。その中には先代勇者バルボロもいた。」
「勇者…」
「神になるのを神格化というの。神格化をすると自身の魔力を恩恵として他者に与えられるだけじゃなく、死んだ者を自身の魔力で生き返らせる事ができる。けど、神格化するには尊く清らかな存在でなければならない。」
「では、魔王様はもうなれないということでしょうか?」
「神には、ね。」
「神には…?」
「もう1つ、神と同じ力を持つ者がいる。それは魔神。魔神ならば神格化することができるし、あの子を蘇らせることが出来る。」
「で、それにはどうやってなる?」
「災いをもたらすの。簡単に言えば人殺しね。いくつもの命を邪神に捧げればいずれ神格化できる。彼女を生き返らしたいのならこれしか方法は無い。やる?」
「ああ、リノのために。」
そう言うレオの表情は決意を固めたように凛としていた。
しばらく経ってから、今後の大まかな流れをまとめた。
まずはネメシスの奴らの抹殺。重要ターゲットはネメシス副団長ルーシア。ネメシスを全滅させた後は神格化のため、ネメシスの拠点があるアクアイーリスという街を破壊する。そこにいる住民は全て殺す。そして神格化し、無事に魔神になればリノを蘇生する。これが大まかな今後の流れだ。ネメシスの抹殺はケーレスに任せ、住民の惨殺は親衛隊と俺がやることにした。
丁度まとめ終わった頃に、リリスから連絡が来た。
「魔王様、全員配置に着きました。」
「よし、ケーレスよ!奴らを我が父ハデスの元へ案内してやれ!」
ーーーアクアイーリス ネメシスの拠点ーーー
拠点の中では、ネメシスのメンバー達がトランプをしたり酒を飲んだりしてゆっくり過ごしていた。
そこへ、観音開きのドアが勢いよく開く。
「なんだ?」
そこにはケーレスがずらりと並んでいた。
「我らは魔王様直属の精鋭部隊ケーレス。お前らゴミクズ共に絶対なる死を持ってきた。」
「魔王軍だと!?全員かかれ!」
ネメシスのメンバーが一斉に攻撃を仕掛ける。
「モーテム・ニグルム。」
ローズはそう言って、手から黒い蛇のような物を5本ほど出すと、その蛇達がものすごいスピードで奴らに次々と噛み付いていく。噛み付かれた者は脱力したようにバッタリ倒れて死んでいく。その魔法に奴らは怯えた。
「なんだこれ!?助けてくれ!」
「団長を呼んでこい!今すぐに…あ、ああああ!」
あっという間に1階の広間が片付いてしまった。
「ローズ、少しくらい私たちに残してくれてもよかったのよ?」
「すまんな、魔王様が怒っている姿を見てるとワシもイラついてきたんでな。」
そこへ団長アダムと副団長ルーシアが駆けつけてきた。
「一体どうなってるんだ!?」
「あれは…!黒魔法、モーテム・ニグルム!」
「お、知っておるのか?さすがは獄炎の使い手じゃの。」
ルーシアはローズを見ると、吐きそうなほど膨大で邪悪な魔力を感じ、その場でうずくまる。
「どうした!?ルーシア!」
奴はアダムに怯えた声で言う。
「…げろ。逃げろ…あいつらは、俺らが勝てる存在じゃない…逃げろ!」
「どうしたの坊や?お腹でも痛くなっちゃったのかしらね~?」
「クソ!ルインの仇だあ!」
アダムがリリスに切りかかる。
「ダメだ!団長!」
飛びかかってきた奴の首を、ガルムはうさぎのように捕まえると、そのまま握り潰した。グシャッ!という音が鳴ると同時に、ルーシアの目の前に奴の変わり果てた姿が投げ出される。
「あ…ああああ!」
奴は何も出来ない。ケーレスから必死に距離を取ろうと、その貧弱な足を動かす。だが、恐怖で力が入らない。ルーシアが見た奴らの目は、この世の者とは思えないほど漆黒で、邪悪だった。
「大丈夫、そんなに怯えないで。僕たちは殺さないから。」
「へ…?」
腑抜けた声で奴は言う。
「魔王様はね、慈悲を与えてくれたんだ!よかったね!魔王様直々に殺してもらえるなんて!」
ポコが満面の笑みでそう言うと、奴はもう生きる希望を失くした。奴は狂ったように苦笑いをし始めた。そこにはクランメンバーの死体と、2人の狂った笑い声だけが残った。
「すまない…俺のせいで…!」
「お前のせいじゃない。クランのメンバーには俺から説明しておく。お前はゆっくり休め。いいな?」
「わかった。」
そう言ってルーシアは部屋から出ていった。
その後、団長はメンバーを広場に集めて話し始めた。
「みんな、集まってくれてありがとう。今日、ルーシアの部隊が魔王軍の攻撃にあった。なんとか奴らを撃退したが、ルインが殺された。」
それを聞いたメンバーは驚く。
「明日、ルインの葬儀をやる。みんな参列してくれ。」
そう言って彼はその場を後にした。
翌日早朝には葬式が始まった。同刻、ダビネスでもリノの葬儀が行われていた。
魔王レオと団長アダムの考えていることは同じ、奴らへの復讐だった。
リノの火葬をしようとした時、シュナが会場に入ってきた。入ってくるなり彼女はレオにこう言った。
「この子を蘇生する方法がある。」
「なんだって!?」
これを聞いた一同驚愕する。
「どういうことだ?母さん。」
「そのままの意味よ。従来、蘇生をするには黒魔法の蘇生が必要だった。しかし、それは神の怒りを買ってしまって、封印されてしまったの。だけどもう1つ、方法があるわ。」
「その方法は?」
「あなた自身が神になるの。」
みんなが困惑する中、彼女は続けて説明する。
「かつて人類から神になった人が7人いた。その中には先代勇者バルボロもいた。」
「勇者…」
「神になるのを神格化というの。神格化をすると自身の魔力を恩恵として他者に与えられるだけじゃなく、死んだ者を自身の魔力で生き返らせる事ができる。けど、神格化するには尊く清らかな存在でなければならない。」
「では、魔王様はもうなれないということでしょうか?」
「神には、ね。」
「神には…?」
「もう1つ、神と同じ力を持つ者がいる。それは魔神。魔神ならば神格化することができるし、あの子を蘇らせることが出来る。」
「で、それにはどうやってなる?」
「災いをもたらすの。簡単に言えば人殺しね。いくつもの命を邪神に捧げればいずれ神格化できる。彼女を生き返らしたいのならこれしか方法は無い。やる?」
「ああ、リノのために。」
そう言うレオの表情は決意を固めたように凛としていた。
しばらく経ってから、今後の大まかな流れをまとめた。
まずはネメシスの奴らの抹殺。重要ターゲットはネメシス副団長ルーシア。ネメシスを全滅させた後は神格化のため、ネメシスの拠点があるアクアイーリスという街を破壊する。そこにいる住民は全て殺す。そして神格化し、無事に魔神になればリノを蘇生する。これが大まかな今後の流れだ。ネメシスの抹殺はケーレスに任せ、住民の惨殺は親衛隊と俺がやることにした。
丁度まとめ終わった頃に、リリスから連絡が来た。
「魔王様、全員配置に着きました。」
「よし、ケーレスよ!奴らを我が父ハデスの元へ案内してやれ!」
ーーーアクアイーリス ネメシスの拠点ーーー
拠点の中では、ネメシスのメンバー達がトランプをしたり酒を飲んだりしてゆっくり過ごしていた。
そこへ、観音開きのドアが勢いよく開く。
「なんだ?」
そこにはケーレスがずらりと並んでいた。
「我らは魔王様直属の精鋭部隊ケーレス。お前らゴミクズ共に絶対なる死を持ってきた。」
「魔王軍だと!?全員かかれ!」
ネメシスのメンバーが一斉に攻撃を仕掛ける。
「モーテム・ニグルム。」
ローズはそう言って、手から黒い蛇のような物を5本ほど出すと、その蛇達がものすごいスピードで奴らに次々と噛み付いていく。噛み付かれた者は脱力したようにバッタリ倒れて死んでいく。その魔法に奴らは怯えた。
「なんだこれ!?助けてくれ!」
「団長を呼んでこい!今すぐに…あ、ああああ!」
あっという間に1階の広間が片付いてしまった。
「ローズ、少しくらい私たちに残してくれてもよかったのよ?」
「すまんな、魔王様が怒っている姿を見てるとワシもイラついてきたんでな。」
そこへ団長アダムと副団長ルーシアが駆けつけてきた。
「一体どうなってるんだ!?」
「あれは…!黒魔法、モーテム・ニグルム!」
「お、知っておるのか?さすがは獄炎の使い手じゃの。」
ルーシアはローズを見ると、吐きそうなほど膨大で邪悪な魔力を感じ、その場でうずくまる。
「どうした!?ルーシア!」
奴はアダムに怯えた声で言う。
「…げろ。逃げろ…あいつらは、俺らが勝てる存在じゃない…逃げろ!」
「どうしたの坊や?お腹でも痛くなっちゃったのかしらね~?」
「クソ!ルインの仇だあ!」
アダムがリリスに切りかかる。
「ダメだ!団長!」
飛びかかってきた奴の首を、ガルムはうさぎのように捕まえると、そのまま握り潰した。グシャッ!という音が鳴ると同時に、ルーシアの目の前に奴の変わり果てた姿が投げ出される。
「あ…ああああ!」
奴は何も出来ない。ケーレスから必死に距離を取ろうと、その貧弱な足を動かす。だが、恐怖で力が入らない。ルーシアが見た奴らの目は、この世の者とは思えないほど漆黒で、邪悪だった。
「大丈夫、そんなに怯えないで。僕たちは殺さないから。」
「へ…?」
腑抜けた声で奴は言う。
「魔王様はね、慈悲を与えてくれたんだ!よかったね!魔王様直々に殺してもらえるなんて!」
ポコが満面の笑みでそう言うと、奴はもう生きる希望を失くした。奴は狂ったように苦笑いをし始めた。そこにはクランメンバーの死体と、2人の狂った笑い声だけが残った。
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