上 下
83 / 118
第七章 玄徳のロマン

因縁、そして武器開発

しおりを挟む
 とりあえず、因縁の六人とヴェルデを一階の作業場へ。
 俺はリーンドゥに聞いてみた。

「で、俺に魔道具開発の依頼か?」
「うん。えっと、まずこれ見て」

 ゴトッと作業台の上に置いたのは、なんともゴツイ鋼色のガントレット、そして膝下まであるゴテゴテのグリーブだ。
 だが、壊れている。ガントレットは割れ、グリーブには亀裂が入っている。

「壊れてんな」
「うん。ウチさ、エーデルシュタイン王国で最強のパワーがある冒険者なんだけど~、ウチのパンチやキックに耐えることのできるガントレットやグリーブ、存在しないんだよね~」
「そ、存在しない?」
「うん。この国の鍛冶師、ほぼ全員が『無理』って言うし、ドドファドのドワーフたちも『畜生……』って悔しそうに敗北宣言しちゃうし。で、もう武器の硬さに拘るの限界で、魔道具に頼ろうってわけ」
「魔道具で?」
「うん。魔道武器。硬度を上げたりする効果、付けられるでしょ?」

 と、なんだか寒気がしたので振り返ると……ブランシュが頬をピクピクさせていた。

「王国最強のパワー……ねえ」
「ん? なになに、ブランシュ……ウチに負けたの忘れた?」
「あなたこそ、わたくしに負けたこと、忘れたのかしら?」

 け、険悪ぅ……すると、ヴェルデが耳打ちしてくる。

「リーンドゥとブランシュ、お互いにとんでもない怪力なのよ。正直、互角……」
「そ、そうなのか?」

 すると、リーンドゥとブランシュが近づき、右手を差し出してくる。

「久しぶりにやる?」
「あら、怪我してもいいのかしら」
「言うじゃん」

 すると、二人はガシッと手を掴んだ……こ、これってまさか」

「て、手四つ!! お、お前ら、プロレスラーかよ……!!」

 ヴァシィィッ!! と、互いが力を込めると手が細かく震えた。
 ギギギギギギ!! と、互いの骨を握り砕くように力を込めて握りあっている。マジでマジで、すげえ迫力!! プロレスとかの序盤で組み合うのは見たことあるけど、こんな間近で、片手四つを見れるなんて思わんかった!!

「へえ、力ぁ、上げた……!?」
「あなた、こそ……っ!!」

 互いに深く微笑み、力を込めて……って、待った待った!!

「お、おいやめろって。おい、ストーップ!!」

 怖かったが割り込む俺、するとリーンドゥとブランシュは力を緩めた。

「……ふん、命拾いしましたわね」
「それ、こっちのセリフだし」

 手を放すと、二人は下がった。
 俺はため息……マジで勘弁してくれよ。

「とりあえず、このガントレットを魔導具に改造すればいいのか?」
「うん。ウチ、魔力操作得意じゃないから、魔道武器とか好きじゃないけど……何回か戦闘して、いちいち武器が壊れるのもめんどいし」
「わかった。壊れないように、か……」

 俺は作業場の片隅にある資料置き場から、『魔導文字図鑑~最新版~』を取り出し、ページをめくる。
 この図鑑、一文字から四文字熟語までの魔導文字が書かれており、この文字同士を組み合わせて魔石を掘ると加工できる。
 あ、今思っただろ? この図鑑あれば、誰でも魔石の加工ができるんじゃないかって……実はそうじゃないんだよな。
 仮にロッソが『揺』の魔導文字を掘っても、魔力を流しても魔石は揺れない。
 魔導文字は、その文字の意味を真に理解して彫らないと効果を発揮しないのだ。俺は日本人だから『炎』が火って理解できる。でも、これが異世界の文字で『火』って彫られていたら? 
 異世界の文字が、古代文字とか、暗号みたいな文字だったら? それを俺が真似て彫ったとしても、きっと炎は発動しない。
 と、説明終わり。長々とすまんね。

「……うーん」
「おっちゃんでも無理ー?」
「いや。うーん……どこまでやっていいのかな。というか、いいのかな」
「なになに?」
「……たぶん、できる。というか……これは世に出していいのか」
「よくわかんないけど、やってみてよ」

 とりあえず、やってみることにした。
 俺は溶接面を被り、マグマリザード製の皮手袋をはめる。そして、指パッチンをして人差し指にバーナーのような高火力の炎を灯す。
 そして、割れたガントレットの亀裂を修復し、リーンドゥの許可をもらって魔石をはめる穴を二つ作る。

「なあ、このガントレットだけど」
「あ、もういらないからおっちゃんにあげる。今日はおっちゃんの腕前見たいしさ、もしちゃんとした魔導武器が作れるなら、後日ちゃんと依頼するよ」

 つまり、今日は仕事の下見みたいなもんか。
 まあ俺も好都合。壊していいなら、試したいことがある。

「不細工な修復だ。まあいいか。さて……次は魔石だ」
「わくわく!! ね、見てていい?」
「待った。まだ秘密だ」
「えー?」

 というか……喋ってるの、リーンドゥだけ。
 ロッソ、アオは不機嫌そうだし、ウングは無視、バレンはニコニコしながら、いつの間にか椅子に座っていた大福を撫でていた。
 ヴェルデは、やや居心地が悪いのか俺の傍へ。

「……居心地、悪いわ」
「ははは。よかったな、お前に因縁の相手いなくて」
「それはそれで仲間外れみたいでイヤなのよ!!」

 とりあえず、俺は金庫から十つ星の魔石を取り出す……ロッソたちの土産の魔石。ロッソたちは等級とか気にしてないけど、九つ星以上の魔石は金庫に入れるようにしていた。
 そして、魔石に文字を掘り、ガントレットに嵌める。

「よし完成。どっかで実演できればいいんだが……」
「じゃあ郊外行こっ、西門からならすぐ行けるよ!!」

 こうして、魔導武器の実験……というか、俺の『考え』を試すために外へ行くのだった。

 ◇◇◇◇◇◇

 十分後、俺、ロッソたち、バレンたち、そしてヴェルデの八人は王都郊外の平原にいた。
 何もない、見渡す限りの平原だ。
 俺は、ガントレットをリーンドゥに渡す。

「あのさ、俺もこういうの初めてだからわからんが……もしかしたら、成功しても引き受けないかもしれん」
「え、なんで?」
「……すまん、理由は言えん」
「んー? よくわかんないけど、自信ないの?」
「まあ、うん」

 俺の考えが正しいなら……たぶん。いや、これは存在していいモンじゃないかもしれん。
 ガントレットをリーンドゥに渡す。

「どんな手段でもいい。これはめて、このガントレットをぶっ壊してくれ。ああ、魔力を流してくれよ」
「面白そう!! じゃあ……遠慮なく」

 リーンドゥはガントレットをはめると、魔力を漲らせる。
 すると、やばいと感じたのかヴェルデが俺の前へ。

「ゲントク、リーンドゥは『地』魔法の天才よ。巻き込まれないよう、守るわ」
「お、おお」

 次の瞬間、地面が爆発した。
 リーンドゥが思い切り地面を殴ったのだ。そして、近くの岩に連続攻撃を繰り出し、右手を地面に突っ込んで地面をひっぺがしブン投げ、自分もジャンプして投げた地面を殴りつけた。
 そして、地面を足場にして地上へ落下しながらの加速。拳を突き出し、地面に激突した。

「うおおおおおおお!?」

 冗談抜きで地震が起きた。というか地面が揺れた。
 コケそうになるが、ヴェルデの肩を掴んでなんとか踏ん張る。
 よく見ると、落下してきた岩や小石など、ヴェルデが弾いてくれたようだ。
 ち、地形が変わった……い、隕石が命中したような、そんな陥没だ。

「す、すっげえ……」
「すっご……!! うそ、マジで? おっちゃん、これすごいよ!!」

 リーンドゥが、腕をブンブン振りながら来た。
 ガントレットを見ると、傷一つ付いていない。俺の不細工な修理状態のままだ。

「こんな修理じゃ一撃で壊れると思ったけど……ぜんっぜん壊れてないし!! なにこれ、どういう魔石をはめたの!?」
「……その前に、これも試してくれ」

 俺は、ポケットに入れていたもう一つの魔石を、二つ目の穴に入れた。
 そして、近くにあった俺が抱えられるくらいの岩を指差した。

「次は全力じゃなくていい。この岩を殴ってくれないか?」
「簡単に割れちゃうよ?」
「それでいい。魔石の効果を知りたいんだ」
「まあいいけどー」

 リーンドゥは、片手で岩石を掴んで軽く放り、右手をグルグル回転させ、落ちてきた岩石を殴りつけた。
 次の瞬間───ガントレットが爆発、岩が粉々に砕け散った。

「……うっそ」
「……やっぱそうか」
「わーお!! すっご、なにこれ!! 軽く殴っただけなのに、ウチの四割くらいの威力のパンチ出た!! しかも、なんかボンって!!」

 この結果に、ロッソたちも驚いていた。
 俺はリーンドゥに近づき、魔石を二つ回収……そして、右手に雷を宿し、二つの魔石を砕いた。

「え、な、おっちゃん!?」
「失敗だ。すまん、やっぱ俺には荷が重い……俺より腕のある魔導具技師に相談してくれ」
「な……なんで? ウチ、ぜんぜん」
「悪い。俺は受けられない」

 俺は拒絶した。
 悪いとは思っている。リーンドゥも困惑しているようだ。

「…………」

 俺は、粉々に砕けた魔石をポケットへ入れた。

 ◇◇◇◇◇◇

 俺が刻んだ文字は、『不壊』と『爆発』だ。
 俺は、怖かった。
 もしこの魔導文字が登録され、俺じゃない魔道具技師が、この文字を使って魔導武器を作り出したら……それが、誰かを傷付け、殺す道具になってしまうかもしれない。
 俺は、それが怖かった。
 
 この世界には魔獣はいる。
 冒険者が戦い、討伐することもある。
 でも……戦争はない。
 もし戦争になり、大量に『兵器』を作ることになったら。
 俺はきっと、この罪悪感に耐えられない。

「さ、帰るか。そろそろ大福にエサやらないと」
「「「「「…………」」」」」

 ロッソ、アオ、ブランシュ、ヴェルデ。そしてリーンドゥとウング。
 六人の視線を背に受けながら、俺は歩き出す。

「…………へえ」

 バレンの興味深そうな視線に、俺は気付かなかった。
しおりを挟む
感想 61

あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。

いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成! この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。 戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。 これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。 彼の行く先は天国か?それとも...? 誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。 小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中! 現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。

sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。 目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。 「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」 これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。 なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)

荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」 俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」 ハーデス 「では……」 俺 「だが断る!」 ハーデス 「むっ、今何と?」 俺 「断ると言ったんだ」 ハーデス 「なぜだ?」 俺 「……俺のレベルだ」 ハーデス 「……は?」 俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」 ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」 俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」 ハーデス 「……正気……なのか?」 俺 「もちろん」 異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。 たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた

きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました! 「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」 魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。 魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。 信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。 悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。 かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。 ※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。 ※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です

おっさんの神器はハズレではない

兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。

パーティ追放が進化の条件?! チートジョブ『道化師』からの成り上がり。

荒井竜馬
ファンタジー
『第16回ファンタジー小説大賞』奨励賞受賞作品 あらすじ  勢いが凄いと話題のS級パーティ『黒龍の牙』。そのパーティに所属していた『道化師見習い』のアイクは突然パーティを追放されてしまう。  しかし、『道化師見習い』の進化条件がパーティから独立をすることだったアイクは、『道化師見習い』から『道化師』に進化する。  道化師としてのジョブを手に入れたアイクは、高いステータスと新たなスキルも手に入れた。  そして、見習いから独立したアイクの元には助手という女の子が現れたり、使い魔と契約をしたりして多くのクエストをこなしていくことに。  追放されて良かった。思わずそう思ってしまうような世界がアイクを待っていた。  成り上がりとざまぁ、後は異世界で少しゆっくりと。そんなファンタジー小説。  ヒロインは6話から登場します。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

処理中です...