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第六章 雪景色と温泉
一方そのころ、サンドローネは
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サンドローネは、アレキサンドライト商会本店にある商会長室で書類仕事をしていた。
傍にはリヒター。サンドローネの書類チェックをし、さらに追加の書類をサイドテーブルに置く。
そして、サンドローネのために紅茶を淹れた。
「……ふう」
「お嬢、少し休憩なさっては?」
「そうね……あ~肩凝るわね。温泉にでも行きたいわ」
「……お嬢、今夜はパーティーがありますよ」
「……さらに疲れるようなこと言わないでよ」
今夜は、王都でも有名な大商会である『リブラ商会』の商会長、『天秤座の魔女』ファルザン・リブラの二千二十七歳の誕生日である。
サンドローネは、そのパーティーに初めて招待された。
「天秤座、それが何を意味するかわからないけど……ラスラヌフ様が言うには星空と関係あるんだっけ。リヒター、星空に関する書物、研究書はある? ファルザン様に挨拶した時、何か話題になるかも」
「用意してあります」
リヒターは、どさっとテーブルに星に関する本を置いた。
サンドローネは、その本のページをめくりながら、ため息を吐く。
「はあ……商会が大きくなるのは望むところだけど、やっぱり大変ね」
「ですね。アレキサンドライト商会の店舗も増えて収益も増しています。ザナドゥ支店では海道開発も始まり、魔導ボート、水中スクーターの販売も好調です。先日、大型魔導ボートの考案書と、ザナドゥ王家から水中スクーターを使った新競技の提案が」
「……自分がもう一人いればとたまに思うわ」
何もかも好調。
これも全て、玄徳に出会ってからだ。
マッチに始まり、様々な魔道具、ザナドゥでの新店舗も絶好調。
サンドローネは、ポケットからジッポライターを取り出し、フリントホイールをシュッと回す。
すでに火は付かない。オイル切れだ。
「ゲントク。彼がウチに入ってくれたら、ってね」
「……お嬢」
「わかってる。無理なことは言わないわ。ゲントクは自由だからこそ、様々な発想ができて、魔道具が生まれる……私、ううんウチはその恩恵を受けているだけ」
再び、シュッとホイールを回すが、やはり火は付かない。
「さて、今の仕事を終わらせれば、しばらく王都から離れても大丈夫ね」
「……やっぱり、行くんですか?」
「ええ。それに……新しい事業のプランがいくつもあるの。まずは一つ、試してみたいじゃない?」
サンドローネの手には、『床暖房計画』という企画書があった。
◇◇◇◇◇◇
その日の夜。
サンドローネはドレスに着替え、化粧をし、王都中心から少し離れた区画にある小さな森へやってきた。
森……そう、王都に森があった。
小さな村ほどの大きさの森で、整備された道が真っすぐ伸びている。
そこを、馬車が進む。
「すごい森……」
「これがリブラ商会の商会長、ファルザン・リブラ様の森ですか」
「エルフ族は森の民だからね……というか、敷地の広さがあり得ないわ。森を進んでもう十分よ?」
個人が所有する土地では、間違いなくトップレベルの広さ。
王城よりも広い敷地だ。そして、十五分ほど走り、ようやく見えた。
森の中央に立つ、巨大な城……ではない。
平凡だが広い、レンガ造りの屋敷があった。
馬車が止まり、サンドローネはリヒターにエスコートされ降りる。周りにはいくつも馬車があり、全ての馬車に家紋が記されていた……全員、貴族である。
屋敷のドアが開かれると、エルフの使用人が頭を下げる。
「ようこそいらっしゃいました。サンドローネ様」
エルフの執事が一礼。
サンドローネ、リヒターが案内され、屋敷の大ホールへ到着。
そこには、多くの貴族、大商会の商会長たちが集まり、酒や料理を楽しんでいた。
「……へえ」
室内は、シンプルだった。
豪華な調度品があるわけでもなく、シャンデリアも普通、円卓やシーツも普通……だが、並んでいる料理はどれも高級品、酒の香りも豊潤でかぐわしい。
さっそく、ファルザンを探し挨拶をしようとしたが。
「これはこれは、サンドローネ殿」
「マルセリーノ・ジャスパー侯爵閣下」
カーテシーで挨拶するサンドローネ。
マルセリーノ・ジャスパー。バリオンの父親であり、現公爵……息子に爵位を譲ったが、不祥事により再び公爵に返り咲いた。
バリオンの一件以来、マルセリーノはサンドローネに多大な恩があった……が。
「いやあ、今日もお美しい」
「ありがとうございます、閣下」
サンドローネは、薄緑色のドレスだ。
エルフ、森をイメージしたドレス。ファルザンに好印象を持たれようとした結果だ。
マルセリーノは笑う。
「はっはっは、いやあ……サンドローネ殿、例の件ですが……」
「……閣下。その話は何度もお断りしたはずですよね?」
「いやあ、確かにそうですが」
「閣下の新たな後継者との婚姻。申し訳ございませんが、お受けするつもりはございません」
「しかし……」
「それに、お忘れですか? 閣下……私はあなたに、裏切られたと思っていますの」
「え」
「バリオンの件。彼は十年の罰掃除を終えたら、公爵家に戻す約束では? 私の許可もなく勝手に除名し、新たな後継者を指名……そして約束を反故したことを謝罪することなく、私と新たな婚姻を結ぼうとしつこい催促……正直、うんざりしていますわ」
サンドローネは、冷たい目をして言った。
マルセリーノは黙るが、目元がピクピクしていた。
「ペリドット商会も立て直りましたし、アレキサンドライト商会はそろそろ手を引かせていただきますわ。閣下、あとはどうぞ、ご自由に……ああそれと、私がした資金援助の件ですが、きちんとお返しくださいね」
「…………」
「では、失礼します」
サンドローネは笑顔を向け、その場を去った。
背後で「悪女め……!!」と舌打ちが聞こえてきた。リヒターが隣に並んでボソッと言う。
「やはり、調べた通りでしたね」
「ええ。公爵の後継者と私を結婚させて、アレキサンドライト商会とペリドット商会を共同経営にしようと計画していたみたい。やれやれ、資金援助の恩を忘れて、欲が出たみたい」
「……立て直し資金はしっかり回収していいんですね?」
「ええ。しっかり取り立ててちょうだい」
サンドローネは、ペリドット商会を『切る』ことにした。
完全に信頼を回復したわけではないが、アレキサンドライト商会の製品を販売したり、資金援助をしたりで少しずつ評判は戻り、売り上げも伸び始めている。
切っても経営していけるだろうと、サンドローネは読んでいる。
「それに、バリオンがどうしてるかなんて、聞きもしない……リヒター、バリオンの元奥さんはどうしてる?」
「……その、新しい後継者の方と再婚し、子供も二人の子として育てているようです」
「……そう」
『ボクのことを、忘れてくれると嬉しい』
奇しくも、バリオンの言う通りになっていた。
バリオンは現在、アメジスト清掃の商会長として日々を忙しく過ごしている。従業員である獣人たちも増え、掃除だけじゃない、農作業や引っ越しなどの業務もこなしている。
最近では、アメジスト清掃を真似した商会も出始めるくらいだ。
「……とりあえず、考えるのは後にしましょう。リヒター」
「はい、お嬢」
二人は、料理をガツガツ食べるエルフの前へ。
「んん? おお!! おぬしがサンドローネか!!」
淡い城のドレス、白銀のツインテールで、耳は細長い。
十代後半ほどの、若々しいというよりは可愛らしい、エルフの少女がそこにいた。
手には大皿があり、肉や魚などの料理が山のように乗り、もう片方の手にはワイングラスがある。
サンドローネ、リヒターは恭しく一礼した。
「お初にお目にかかります。ファルザン・リブラ商会長。私は、アレキサンドライト商会、商会長サンドローネと申します」
少女……ファルザン・リブラは、喉をごくりと鳴らし、近くのテーブルに大皿を置く。
「うむ、楽にせよ。ふふふ、一度おぬしと話をしてみたかったのじゃ。では改めて……わしはファルザン・リブラ。『魔女会』、天秤座の魔女ファルザンじゃ。よろしく頼むぞ、サンドローネ」
ファルザンはニカっと微笑み、ワインを一気飲みするのだった。
傍にはリヒター。サンドローネの書類チェックをし、さらに追加の書類をサイドテーブルに置く。
そして、サンドローネのために紅茶を淹れた。
「……ふう」
「お嬢、少し休憩なさっては?」
「そうね……あ~肩凝るわね。温泉にでも行きたいわ」
「……お嬢、今夜はパーティーがありますよ」
「……さらに疲れるようなこと言わないでよ」
今夜は、王都でも有名な大商会である『リブラ商会』の商会長、『天秤座の魔女』ファルザン・リブラの二千二十七歳の誕生日である。
サンドローネは、そのパーティーに初めて招待された。
「天秤座、それが何を意味するかわからないけど……ラスラヌフ様が言うには星空と関係あるんだっけ。リヒター、星空に関する書物、研究書はある? ファルザン様に挨拶した時、何か話題になるかも」
「用意してあります」
リヒターは、どさっとテーブルに星に関する本を置いた。
サンドローネは、その本のページをめくりながら、ため息を吐く。
「はあ……商会が大きくなるのは望むところだけど、やっぱり大変ね」
「ですね。アレキサンドライト商会の店舗も増えて収益も増しています。ザナドゥ支店では海道開発も始まり、魔導ボート、水中スクーターの販売も好調です。先日、大型魔導ボートの考案書と、ザナドゥ王家から水中スクーターを使った新競技の提案が」
「……自分がもう一人いればとたまに思うわ」
何もかも好調。
これも全て、玄徳に出会ってからだ。
マッチに始まり、様々な魔道具、ザナドゥでの新店舗も絶好調。
サンドローネは、ポケットからジッポライターを取り出し、フリントホイールをシュッと回す。
すでに火は付かない。オイル切れだ。
「ゲントク。彼がウチに入ってくれたら、ってね」
「……お嬢」
「わかってる。無理なことは言わないわ。ゲントクは自由だからこそ、様々な発想ができて、魔道具が生まれる……私、ううんウチはその恩恵を受けているだけ」
再び、シュッとホイールを回すが、やはり火は付かない。
「さて、今の仕事を終わらせれば、しばらく王都から離れても大丈夫ね」
「……やっぱり、行くんですか?」
「ええ。それに……新しい事業のプランがいくつもあるの。まずは一つ、試してみたいじゃない?」
サンドローネの手には、『床暖房計画』という企画書があった。
◇◇◇◇◇◇
その日の夜。
サンドローネはドレスに着替え、化粧をし、王都中心から少し離れた区画にある小さな森へやってきた。
森……そう、王都に森があった。
小さな村ほどの大きさの森で、整備された道が真っすぐ伸びている。
そこを、馬車が進む。
「すごい森……」
「これがリブラ商会の商会長、ファルザン・リブラ様の森ですか」
「エルフ族は森の民だからね……というか、敷地の広さがあり得ないわ。森を進んでもう十分よ?」
個人が所有する土地では、間違いなくトップレベルの広さ。
王城よりも広い敷地だ。そして、十五分ほど走り、ようやく見えた。
森の中央に立つ、巨大な城……ではない。
平凡だが広い、レンガ造りの屋敷があった。
馬車が止まり、サンドローネはリヒターにエスコートされ降りる。周りにはいくつも馬車があり、全ての馬車に家紋が記されていた……全員、貴族である。
屋敷のドアが開かれると、エルフの使用人が頭を下げる。
「ようこそいらっしゃいました。サンドローネ様」
エルフの執事が一礼。
サンドローネ、リヒターが案内され、屋敷の大ホールへ到着。
そこには、多くの貴族、大商会の商会長たちが集まり、酒や料理を楽しんでいた。
「……へえ」
室内は、シンプルだった。
豪華な調度品があるわけでもなく、シャンデリアも普通、円卓やシーツも普通……だが、並んでいる料理はどれも高級品、酒の香りも豊潤でかぐわしい。
さっそく、ファルザンを探し挨拶をしようとしたが。
「これはこれは、サンドローネ殿」
「マルセリーノ・ジャスパー侯爵閣下」
カーテシーで挨拶するサンドローネ。
マルセリーノ・ジャスパー。バリオンの父親であり、現公爵……息子に爵位を譲ったが、不祥事により再び公爵に返り咲いた。
バリオンの一件以来、マルセリーノはサンドローネに多大な恩があった……が。
「いやあ、今日もお美しい」
「ありがとうございます、閣下」
サンドローネは、薄緑色のドレスだ。
エルフ、森をイメージしたドレス。ファルザンに好印象を持たれようとした結果だ。
マルセリーノは笑う。
「はっはっは、いやあ……サンドローネ殿、例の件ですが……」
「……閣下。その話は何度もお断りしたはずですよね?」
「いやあ、確かにそうですが」
「閣下の新たな後継者との婚姻。申し訳ございませんが、お受けするつもりはございません」
「しかし……」
「それに、お忘れですか? 閣下……私はあなたに、裏切られたと思っていますの」
「え」
「バリオンの件。彼は十年の罰掃除を終えたら、公爵家に戻す約束では? 私の許可もなく勝手に除名し、新たな後継者を指名……そして約束を反故したことを謝罪することなく、私と新たな婚姻を結ぼうとしつこい催促……正直、うんざりしていますわ」
サンドローネは、冷たい目をして言った。
マルセリーノは黙るが、目元がピクピクしていた。
「ペリドット商会も立て直りましたし、アレキサンドライト商会はそろそろ手を引かせていただきますわ。閣下、あとはどうぞ、ご自由に……ああそれと、私がした資金援助の件ですが、きちんとお返しくださいね」
「…………」
「では、失礼します」
サンドローネは笑顔を向け、その場を去った。
背後で「悪女め……!!」と舌打ちが聞こえてきた。リヒターが隣に並んでボソッと言う。
「やはり、調べた通りでしたね」
「ええ。公爵の後継者と私を結婚させて、アレキサンドライト商会とペリドット商会を共同経営にしようと計画していたみたい。やれやれ、資金援助の恩を忘れて、欲が出たみたい」
「……立て直し資金はしっかり回収していいんですね?」
「ええ。しっかり取り立ててちょうだい」
サンドローネは、ペリドット商会を『切る』ことにした。
完全に信頼を回復したわけではないが、アレキサンドライト商会の製品を販売したり、資金援助をしたりで少しずつ評判は戻り、売り上げも伸び始めている。
切っても経営していけるだろうと、サンドローネは読んでいる。
「それに、バリオンがどうしてるかなんて、聞きもしない……リヒター、バリオンの元奥さんはどうしてる?」
「……その、新しい後継者の方と再婚し、子供も二人の子として育てているようです」
「……そう」
『ボクのことを、忘れてくれると嬉しい』
奇しくも、バリオンの言う通りになっていた。
バリオンは現在、アメジスト清掃の商会長として日々を忙しく過ごしている。従業員である獣人たちも増え、掃除だけじゃない、農作業や引っ越しなどの業務もこなしている。
最近では、アメジスト清掃を真似した商会も出始めるくらいだ。
「……とりあえず、考えるのは後にしましょう。リヒター」
「はい、お嬢」
二人は、料理をガツガツ食べるエルフの前へ。
「んん? おお!! おぬしがサンドローネか!!」
淡い城のドレス、白銀のツインテールで、耳は細長い。
十代後半ほどの、若々しいというよりは可愛らしい、エルフの少女がそこにいた。
手には大皿があり、肉や魚などの料理が山のように乗り、もう片方の手にはワイングラスがある。
サンドローネ、リヒターは恭しく一礼した。
「お初にお目にかかります。ファルザン・リブラ商会長。私は、アレキサンドライト商会、商会長サンドローネと申します」
少女……ファルザン・リブラは、喉をごくりと鳴らし、近くのテーブルに大皿を置く。
「うむ、楽にせよ。ふふふ、一度おぬしと話をしてみたかったのじゃ。では改めて……わしはファルザン・リブラ。『魔女会』、天秤座の魔女ファルザンじゃ。よろしく頼むぞ、サンドローネ」
ファルザンはニカっと微笑み、ワインを一気飲みするのだった。
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