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第一章 独身おじさん、織田玄徳
独身おじさん・織田玄徳
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結婚して子供を作り、幸せな生活を送る……なーんて話、田舎じゃけっこう聞く話だ。
まあ、否定はしない。結婚して嫁さん、子供と生きる幸せも確かにある。でも……結婚せず、独身で自由に生きるのも、幸せの形だと俺は思う。
「……うし、終わり。じいさん、終わったぞー」
俺の名は、織田玄徳。
年齢は三十八歳。そこそこでっかい町の修理工……まあ、なんでも屋だ。
今日は、近所の老夫婦の家に来てる。朝早く電話があり、なんでも『水が出ない!!』って騒ぐモンだから、仕事開始前に修理に来たってわけだ。
爺さんと婆さんに修理の説明をする。
「蛇口とろ過装置の劣化だな。新品に交換したから、もう大丈夫だぞ」
「おお、ありがとうよ。水が出ないのは死活問題だからの」
請求書を婆さんに渡し、道具を片付けていると、爺さんは言う。
「なあ玄徳。オマエさん、結婚しないのか? もう三十半ば、いい歳だろう?」
始まった……田舎あるある、やたら結婚催促してくるご近所さん。
俺は正直うんざりしていたが、お客さんなので明るい声で言う。
「無理無理。今の世の中、自分一人生きるので精一杯。それに、親父の遺言でね……結婚はするなって言われてんだ」
「んな馬鹿な話あるか。結婚して、子供作ることが一番の幸せだろう?」
んな馬鹿な話あるか……って返してやりたい。
俺は道具を片付け、話を切り上げた。
「じゃ、今後とも御贔屓に」
「あ、おい……ったく」
さーて、帰るとしますかね。
◇◇◇◇◇◇
さて、改めて……俺の名は織田玄徳。
そこそこでっかい地方都市にある、『織田電機工務店』の店長だ。
電気工事が主な仕事だが、この辺では『なんでも屋さん』みたいな仕事してる。下水の詰まりとか、シロアリ、蜂の巣駆除とか、屋根の塗装とか……自宅兼職場に「車故障した!!」なんて車持ち込むこともある。
まあ、けっこう儲かってるなんでも屋の店主、ってところ。
「さて、今日の仕事は終わり~と」
俺は、自宅の庭にあるウッドデッキでビールを飲む。
蚊取り線香を焚き、タブレットで野球を視聴しながら、庭で育てた枝豆をツマミに呑むビール……これがもう、最高よ。
「っぷはぁ!! 独身サイコー!! がっはっは!!」
マジでそう思ってる。
稼いだ金は自分で使えるし、趣味も充実してるし、仕事以外の時間は好きなことできる。
趣味はバイク、キャンプ、釣りにツーリング……長期で家を空けても問題ないくらいは稼いでる。
ビールを飲みながら、ふと思い出した。
「あ~……そういや明日、親父の命日だ」
◇◇◇◇◇◇
俺の親父は、かなり苦労した。
そもそも……町の修理工だってのに、母親は酷い散財癖があり、稼いだ金は消えて行った。
で、親父が自宅の工場だけじゃ仕事が厳しいので、銀行から金を借りて工場を造ろうって話になったとたん、その資金を持って母親がドロンした。
すっからかんの通帳、そして離婚届だけが残され、親父は唖然とした……その当時、俺はまだ十二歳くらいだった。
最初こそ落ち込んだ親父だったけど……助けてくれたのは、俺の爺さんだった。
爺さんは、貯金をはたいて借金を完済。落ち込んでいた親父と俺の家に来て一緒に住み、工務店の手伝いをしてくれた。
親父は電気工事士だったけど……今の『なんでも屋』みたいな感じになったのは、爺さんの影響があったと思う。
俺も、親父や爺さんの仕事を見て育った。
親父も、爺さんと一緒に生活するうちに元気になった。俺を釣りやキャンプに連れて行ったり、学生時代にハマったバイクを買いなおしたり、それをイジってみたり……もう楽しかったね。
爺さんも意外に若いころはファンキーだったようで、三人でツーリングにも出かけた。
親父は俺に言った。
「結婚し、子供を作ることが幸せだなんて言うけど違う。自分が幸せって思うならそれでいい」って。よく他人が「結婚しろ」とか「子供見せることが親孝行」なんて言うけど、そういう戯言を語るヤツはクソ野郎だって……まあクソ野郎は言い過ぎだけどな。
だから親父は、「好きに生きろ」と言ってくれた。
俺は、そんな親父を見て育った。だから……結婚したいと思わない。
そりゃ、女性は綺麗だし、胸とか見たいし、エロいことに興味はある。でも、結婚して幸せな家庭を築きたいなんて気持ちは欠片もない。
バイクに乗ったり、キャンプしたり、釣りしたり、漫画やラノベ読んだりしたい。稼いだ金で旅行したいし、お高い温泉宿に泊ってみたいし、美味い酒飲みたい。もちろん、一人で。
俺はもう、決めている。
生涯独身。金貯めて、使って、好きに生きる。
知り合いみたいに、月一万円の小遣いで、フルタイムで働き、休日は嫁や子供に家庭サービスなんてしたくない。考えただけで怖気がする。
「そうだ。月末は仕事少ないし……二泊三日くらいでプチツーリングしようかね。隣県の温泉旅館とか、美味い夕食付きで予約できないかね」
そう思い、俺はタブレットを操作……旅行サイトにアクセスし、宿を物色するのだった。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
今日の仕事は電気工事だ。ま、こっちが本業である。
リフォーム中の家で電気配線を通す、何度もやった仕事だ。
道具を持ち、リフォーム中の家へ向かう。
「こんにちはー、織田電機工務店でーす」
出てきたのは、小学生くらいの子供と親父さん。若いパパって感じかな。
「あ、お疲れ様です。すみません、今日はよろしくお願いします」
「はい。じゃあお邪魔します」
家に入り、一階部分のリフォームしている部屋へ。
子供部屋にするようだ。ここにコンセントと、室内照明を付ける工事をする。
まあ、分電盤から新しく引くんだが……しばらく停電かな。
「じゃあ作業しますんで、少しの間ブレーカー落とします」
ブレーカーを落とし、作業を開始。
いつも通り、仕事をしていた。
まあ……油断、していたんだろうな。
「ッ!?」
俺は、感電した。
おかしいと思った。ブレーカーを落として仕事をしていたはずなのに、なぜか感電した。
そのまま倒れ、気付いた。
ああ、この家の子供がいたずらして、ブレーカーを入れたんだ。
で、作業中に感電……俺は。
◇◇◇◇◇◇
「…………死ん、だ」
と、思ったら生きていた。
ガバッと起き上がり、両手を見る。
「……あれ?」
感電したはずなのだが、特に問題なさそうだ。
首をコキコキ鳴らし、いたずら小僧を叱ろうと立ち上がった時だった。
「…………へ?」
おかしい。
俺、リフォーム中の家にいたはずだが。
なぜか夜。なぜかレンガ造りの倉庫の前にいた。
「………あれ? ゆめ?」
目を擦るが、どうやら幻覚じゃない。
周囲を見ると、いくつも同じようなレンガ造りの倉庫が並んでいる。
服装はツナギで、足元には仕事道具のカバンがあった。
「……あはは。なんだこれ、夢? いやまさか、今流行の異世界転生か? んな馬鹿な。あれは現実に飽き飽きした人間の妄想だろ。ってか、看板……」
倉庫の前には看板があった。
「『アレキサンドライト商会』……変な名前。って、待てマテまて!! いや待て!!」
おかしい。
なぜ俺は、この看板の文字が読める?
こんな、日本語でも英語でもない、蛇がのたくったような文字を、見ただけで理解できた。
「嘘だろ……まさか、いやまさか、まさかまさか……!?」
そして、いきなり俺の身体が照らされた。
「動くな!! 貴様、何者だ!!」
現れたのは……中世の騎士みたいな、剣を持った連中。
コスプレ集団とは思えない。持ってる剣も西洋の剣っぽい。
わけがわからず、俺は両手を上げ、頬をヒクヒクさせた。
「まさか……マジの、異世界転生」
こうして、俺は……電気工事中に感電死し、異世界転生したのであった。
まあ、否定はしない。結婚して嫁さん、子供と生きる幸せも確かにある。でも……結婚せず、独身で自由に生きるのも、幸せの形だと俺は思う。
「……うし、終わり。じいさん、終わったぞー」
俺の名は、織田玄徳。
年齢は三十八歳。そこそこでっかい町の修理工……まあ、なんでも屋だ。
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請求書を婆さんに渡し、道具を片付けていると、爺さんは言う。
「なあ玄徳。オマエさん、結婚しないのか? もう三十半ば、いい歳だろう?」
始まった……田舎あるある、やたら結婚催促してくるご近所さん。
俺は正直うんざりしていたが、お客さんなので明るい声で言う。
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「んな馬鹿な話あるか。結婚して、子供作ることが一番の幸せだろう?」
んな馬鹿な話あるか……って返してやりたい。
俺は道具を片付け、話を切り上げた。
「じゃ、今後とも御贔屓に」
「あ、おい……ったく」
さーて、帰るとしますかね。
◇◇◇◇◇◇
さて、改めて……俺の名は織田玄徳。
そこそこでっかい地方都市にある、『織田電機工務店』の店長だ。
電気工事が主な仕事だが、この辺では『なんでも屋さん』みたいな仕事してる。下水の詰まりとか、シロアリ、蜂の巣駆除とか、屋根の塗装とか……自宅兼職場に「車故障した!!」なんて車持ち込むこともある。
まあ、けっこう儲かってるなんでも屋の店主、ってところ。
「さて、今日の仕事は終わり~と」
俺は、自宅の庭にあるウッドデッキでビールを飲む。
蚊取り線香を焚き、タブレットで野球を視聴しながら、庭で育てた枝豆をツマミに呑むビール……これがもう、最高よ。
「っぷはぁ!! 独身サイコー!! がっはっは!!」
マジでそう思ってる。
稼いだ金は自分で使えるし、趣味も充実してるし、仕事以外の時間は好きなことできる。
趣味はバイク、キャンプ、釣りにツーリング……長期で家を空けても問題ないくらいは稼いでる。
ビールを飲みながら、ふと思い出した。
「あ~……そういや明日、親父の命日だ」
◇◇◇◇◇◇
俺の親父は、かなり苦労した。
そもそも……町の修理工だってのに、母親は酷い散財癖があり、稼いだ金は消えて行った。
で、親父が自宅の工場だけじゃ仕事が厳しいので、銀行から金を借りて工場を造ろうって話になったとたん、その資金を持って母親がドロンした。
すっからかんの通帳、そして離婚届だけが残され、親父は唖然とした……その当時、俺はまだ十二歳くらいだった。
最初こそ落ち込んだ親父だったけど……助けてくれたのは、俺の爺さんだった。
爺さんは、貯金をはたいて借金を完済。落ち込んでいた親父と俺の家に来て一緒に住み、工務店の手伝いをしてくれた。
親父は電気工事士だったけど……今の『なんでも屋』みたいな感じになったのは、爺さんの影響があったと思う。
俺も、親父や爺さんの仕事を見て育った。
親父も、爺さんと一緒に生活するうちに元気になった。俺を釣りやキャンプに連れて行ったり、学生時代にハマったバイクを買いなおしたり、それをイジってみたり……もう楽しかったね。
爺さんも意外に若いころはファンキーだったようで、三人でツーリングにも出かけた。
親父は俺に言った。
「結婚し、子供を作ることが幸せだなんて言うけど違う。自分が幸せって思うならそれでいい」って。よく他人が「結婚しろ」とか「子供見せることが親孝行」なんて言うけど、そういう戯言を語るヤツはクソ野郎だって……まあクソ野郎は言い過ぎだけどな。
だから親父は、「好きに生きろ」と言ってくれた。
俺は、そんな親父を見て育った。だから……結婚したいと思わない。
そりゃ、女性は綺麗だし、胸とか見たいし、エロいことに興味はある。でも、結婚して幸せな家庭を築きたいなんて気持ちは欠片もない。
バイクに乗ったり、キャンプしたり、釣りしたり、漫画やラノベ読んだりしたい。稼いだ金で旅行したいし、お高い温泉宿に泊ってみたいし、美味い酒飲みたい。もちろん、一人で。
俺はもう、決めている。
生涯独身。金貯めて、使って、好きに生きる。
知り合いみたいに、月一万円の小遣いで、フルタイムで働き、休日は嫁や子供に家庭サービスなんてしたくない。考えただけで怖気がする。
「そうだ。月末は仕事少ないし……二泊三日くらいでプチツーリングしようかね。隣県の温泉旅館とか、美味い夕食付きで予約できないかね」
そう思い、俺はタブレットを操作……旅行サイトにアクセスし、宿を物色するのだった。
◇◇◇◇◇◇
翌日。
今日の仕事は電気工事だ。ま、こっちが本業である。
リフォーム中の家で電気配線を通す、何度もやった仕事だ。
道具を持ち、リフォーム中の家へ向かう。
「こんにちはー、織田電機工務店でーす」
出てきたのは、小学生くらいの子供と親父さん。若いパパって感じかな。
「あ、お疲れ様です。すみません、今日はよろしくお願いします」
「はい。じゃあお邪魔します」
家に入り、一階部分のリフォームしている部屋へ。
子供部屋にするようだ。ここにコンセントと、室内照明を付ける工事をする。
まあ、分電盤から新しく引くんだが……しばらく停電かな。
「じゃあ作業しますんで、少しの間ブレーカー落とします」
ブレーカーを落とし、作業を開始。
いつも通り、仕事をしていた。
まあ……油断、していたんだろうな。
「ッ!?」
俺は、感電した。
おかしいと思った。ブレーカーを落として仕事をしていたはずなのに、なぜか感電した。
そのまま倒れ、気付いた。
ああ、この家の子供がいたずらして、ブレーカーを入れたんだ。
で、作業中に感電……俺は。
◇◇◇◇◇◇
「…………死ん、だ」
と、思ったら生きていた。
ガバッと起き上がり、両手を見る。
「……あれ?」
感電したはずなのだが、特に問題なさそうだ。
首をコキコキ鳴らし、いたずら小僧を叱ろうと立ち上がった時だった。
「…………へ?」
おかしい。
俺、リフォーム中の家にいたはずだが。
なぜか夜。なぜかレンガ造りの倉庫の前にいた。
「………あれ? ゆめ?」
目を擦るが、どうやら幻覚じゃない。
周囲を見ると、いくつも同じようなレンガ造りの倉庫が並んでいる。
服装はツナギで、足元には仕事道具のカバンがあった。
「……あはは。なんだこれ、夢? いやまさか、今流行の異世界転生か? んな馬鹿な。あれは現実に飽き飽きした人間の妄想だろ。ってか、看板……」
倉庫の前には看板があった。
「『アレキサンドライト商会』……変な名前。って、待てマテまて!! いや待て!!」
おかしい。
なぜ俺は、この看板の文字が読める?
こんな、日本語でも英語でもない、蛇がのたくったような文字を、見ただけで理解できた。
「嘘だろ……まさか、いやまさか、まさかまさか……!?」
そして、いきなり俺の身体が照らされた。
「動くな!! 貴様、何者だ!!」
現れたのは……中世の騎士みたいな、剣を持った連中。
コスプレ集団とは思えない。持ってる剣も西洋の剣っぽい。
わけがわからず、俺は両手を上げ、頬をヒクヒクさせた。
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