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魔界貴族侯爵『夢魔』のスキュバ②/ロイの夢
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ロイは、授業を終えてカバンに教科書をしまう。
オルカが、ロイの肩をパシッと叩いた。
「な、ショッピングモールに行こうぜ。『八咫烏フェア』もあと少しで終わっちまうし」
「あー……悪い。今日は用事あって」
「お、なんだ? ユノちゃんか? エレノアちゃんか?」
「さぁな。じゃ、また明日」
ロイが教室から出ると、ユノとエレノアが待っていた。
「ロイ」
「やっほ、ロイ。じゃ、行くわよ」
「ああ。城下町にある武器屋だっけ」
「うん。聖剣を磨く油、ロセ先輩おススメのお店なの」
今日はショッピングモールではなく、城下町へ。
聖剣は武器であり相棒だ。傷が付くことはないが、汚れはする。
聖剣用の油を塗り、綺麗に磨くことは、聖剣士の義務でもあった。
さっそく、三人は城下町へ。
「ね、せっかくだし、外でご飯食べよっか」
「うん。そのあとはお風呂行く」
「……まさか、あそこ? ね、ユノ、寮にもお風呂あるでしょ」
「ロイと一緒がいい」
「あ、あのねぇ……ちょっと、ロイからも言ってよ」
と、ロイは苦笑して言う。
「あー……まぁ、俺はいいぞ」
「え」
「ほんと?」
「ああ。その、ちゃんとタオル巻いて、身体隠すなら」
「ちょ、え、な、何言ってんのあんた!?」
「いや……その、ユノの好意は嬉しいし、男としてちゃんと応えたい」
「こ、応えるって……」
「え、エレノアはどうだ? その……俺は、エレノアがいると嬉しい」
「ッ!!」
エレノアが真っ赤になる。
何度か裸を見られたことはあるが、それとは違う。
明確に、ロイから誘われている。やましいことをするつもりはないし、受け入れるつもりも『まだ』ないが……こう言われると、断りづらい。
ユノは、嬉しそうにロイの腕を取った。
「えへへ。ロイと一緒」
「ああ。俺も嬉しいよ」
「……うん」
ネコのように腕にじゃれつくユノ。
対照的に、怯えた子犬のように縮こまってしまうエレノア。
二人と一緒に、『ロイ』は城下町の武器屋へ向かった。
◇◇◇◇◇◇
買い物を終え、三人はボロ湯屋へ。
ロイが先に入り、服を脱いで浴場へ。しばらく待つと、タオルを巻いたエレノアとユノが入って来た。
身体を洗い、さっそく湯船へ。
ユノは迷わずロイの隣へ。エレノアも、少し離れてロイの隣に来た。
「あ~……いい湯だな」
「うん。ね、ロイ……くっついていい?」
「ああ、いいぞ」
「ちょ、ちょっと……ロイ、あんたそんな積極的だったっけ」
「受け入れることにしただけだ。その、俺も男だしな……こういう状況、嬉しい」
「ば、馬鹿……」
「えへへ」
ユノは、ロイの腕にしがみつく。そして、頭を肩にコテンと乗せた。
ロイは、そんなユノの頭を撫でてやる。
「ん……」
「ネコみたいだな、ユノ」
「ねこ?」
「ああ。人懐っこくて、甘えん坊だ……可愛いな」
「!!」
ユノがハッとなり、ロイを見る。
ロイは頷き、ユノの頭をそっと撫でた。
「ロイ……」
「お前も、いろいろ辛いことあるだろうけど、俺でよかったらいつでも甘えていいぞ」
「……うん。ロイ、ありがとう」
「うん。エレノア、お前も」
「……うん。なんかロイ、急に大人っぽくなったわね。驚いたかも」
「そうか? 俺は、俺のままだけどな」
「……ロイ、甘えていい?」
ユノがロイの腕に甘えてくる。ロイはそれを受け入れた。
エレノアも、ロイとの距離を縮め、すぐ隣に来た。
ロイは、エレノアの手をそっと握る。エレノアは一瞬だけ驚いたが、すぐに微笑み、ロイの手を握る。
「二人とも……俺にできることがあれば言ってくれよ。俺は、お前たちのためになんでもするからさ」
「「……うん」」
『ロイ』は、二人を甘やかすように微笑んだ。
◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇
「絶対におかしい」
ロイは、ティラユール家の自室で頭を抱えていた。
縮んだ身長、手元にないデスゲイズ、デスゲイズに取り込まれる前の愛用の弓。
今の年齢は、十四歳程度だ。
「違う」
今までのが、夢。
そんなはずがない。
デスゲイズを手にして、これまで何度も聖剣士たちを援護してきた。
ロイ自身が、魔界貴族と戦ったことも、八咫烏としての姿も、魔王パレットアイズ、魔王トリステッツァとの戦いも、全て夢……そんなはずが、ない。
ロイは立ち上がり、自分の顔を思いきり殴った。
「っぐ、あ……起きろ、起きろ、起きろ!! 起きろ、ロイ!! これは敵の攻撃。魔界貴族の攻撃だ!!」
自分に言い聞かせ、荒ぶる呼吸を整える。
そして、大きく息を吐き……冷静に考えてみた。
「覚えているのは、昨日」
魔界貴族の襲撃。
まず、あれがおかしい。いくら魔王や魔界貴族でも、たった一人で、あんな暴れ方をするだろうか? まるで倒されるためだけに出てきたような。
「あいつも、操られていた? 『色欲』の力みたいに……?」
可能性はゼロではない。
そして、敵の目的。
「……今、この状況。あの時感じた違和感」
ロイは首を押さえる。
戦いが終わり、変身を解いたあと……首に、妙な違和感を感じた。
そして、寮に戻っていつも通り睡眠。その後目が覚めると、過去にいた。
「………………つまり」
狙いは、ロイ。
ロイは青くなり、一つの可能性が頭をよぎった。
『気を付けろ。バビスチェは狡猾だぞ』
デスゲイズの言葉。
そして、ロイの口から出た。
「まさか……狙いは、『八咫烏』」
目立ちすぎた。
考えれば当然である。
これまで、人間は魔王の侵攻を食い止めるのに精いっぱい。魔界貴族が現れても、聖剣士たちは退けるのが限界であり、七聖剣士たちですら苦戦するような魔族たちが多かった。
だが……八咫烏が、ロイがデスゲイズを手にして変わった。
魔界貴族たちが大量に葬られ、魔王パレットアイズが深手を負い、トリステッツァが消滅した。
狡猾なバビスチェは『八咫烏』こそ真の敵、そう考えても無理はない。
「ま、まずい」
今、外はどうなっているのか?
ロイは、まだ寝ているのか? 寝たまま起きず、医務室に運ばれたのか? それとも、未だに夜で朝を迎えていないのか?
考えればいくらでも可能性がある。
だが、やるべきことは一つしかない。
「ここから出ないと。俺のことを深く調べられたら、デスゲイズのことがバレる。そうなったら……おしまいだ!!」
ロイが立ち上がると、部屋のドアがノックされた。
『ロイ様、稽古の時間です』
「くっ……そんな場合じゃないってのに」
ロイは決めた。
ここは『夢』の世界と過程。全てまやかし。
なら───……好きにやらせてもらおうではないか。
「……今、行く」
そう言い、剣ではなく、愛用の『弓』を手に取った。
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今日はショッピングモールではなく、城下町へ。
聖剣は武器であり相棒だ。傷が付くことはないが、汚れはする。
聖剣用の油を塗り、綺麗に磨くことは、聖剣士の義務でもあった。
さっそく、三人は城下町へ。
「ね、せっかくだし、外でご飯食べよっか」
「うん。そのあとはお風呂行く」
「……まさか、あそこ? ね、ユノ、寮にもお風呂あるでしょ」
「ロイと一緒がいい」
「あ、あのねぇ……ちょっと、ロイからも言ってよ」
と、ロイは苦笑して言う。
「あー……まぁ、俺はいいぞ」
「え」
「ほんと?」
「ああ。その、ちゃんとタオル巻いて、身体隠すなら」
「ちょ、え、な、何言ってんのあんた!?」
「いや……その、ユノの好意は嬉しいし、男としてちゃんと応えたい」
「こ、応えるって……」
「え、エレノアはどうだ? その……俺は、エレノアがいると嬉しい」
「ッ!!」
エレノアが真っ赤になる。
何度か裸を見られたことはあるが、それとは違う。
明確に、ロイから誘われている。やましいことをするつもりはないし、受け入れるつもりも『まだ』ないが……こう言われると、断りづらい。
ユノは、嬉しそうにロイの腕を取った。
「えへへ。ロイと一緒」
「ああ。俺も嬉しいよ」
「……うん」
ネコのように腕にじゃれつくユノ。
対照的に、怯えた子犬のように縮こまってしまうエレノア。
二人と一緒に、『ロイ』は城下町の武器屋へ向かった。
◇◇◇◇◇◇
買い物を終え、三人はボロ湯屋へ。
ロイが先に入り、服を脱いで浴場へ。しばらく待つと、タオルを巻いたエレノアとユノが入って来た。
身体を洗い、さっそく湯船へ。
ユノは迷わずロイの隣へ。エレノアも、少し離れてロイの隣に来た。
「あ~……いい湯だな」
「うん。ね、ロイ……くっついていい?」
「ああ、いいぞ」
「ちょ、ちょっと……ロイ、あんたそんな積極的だったっけ」
「受け入れることにしただけだ。その、俺も男だしな……こういう状況、嬉しい」
「ば、馬鹿……」
「えへへ」
ユノは、ロイの腕にしがみつく。そして、頭を肩にコテンと乗せた。
ロイは、そんなユノの頭を撫でてやる。
「ん……」
「ネコみたいだな、ユノ」
「ねこ?」
「ああ。人懐っこくて、甘えん坊だ……可愛いな」
「!!」
ユノがハッとなり、ロイを見る。
ロイは頷き、ユノの頭をそっと撫でた。
「ロイ……」
「お前も、いろいろ辛いことあるだろうけど、俺でよかったらいつでも甘えていいぞ」
「……うん。ロイ、ありがとう」
「うん。エレノア、お前も」
「……うん。なんかロイ、急に大人っぽくなったわね。驚いたかも」
「そうか? 俺は、俺のままだけどな」
「……ロイ、甘えていい?」
ユノがロイの腕に甘えてくる。ロイはそれを受け入れた。
エレノアも、ロイとの距離を縮め、すぐ隣に来た。
ロイは、エレノアの手をそっと握る。エレノアは一瞬だけ驚いたが、すぐに微笑み、ロイの手を握る。
「二人とも……俺にできることがあれば言ってくれよ。俺は、お前たちのためになんでもするからさ」
「「……うん」」
『ロイ』は、二人を甘やかすように微笑んだ。
◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇
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今の年齢は、十四歳程度だ。
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ロイは立ち上がり、自分の顔を思いきり殴った。
「っぐ、あ……起きろ、起きろ、起きろ!! 起きろ、ロイ!! これは敵の攻撃。魔界貴族の攻撃だ!!」
自分に言い聞かせ、荒ぶる呼吸を整える。
そして、大きく息を吐き……冷静に考えてみた。
「覚えているのは、昨日」
魔界貴族の襲撃。
まず、あれがおかしい。いくら魔王や魔界貴族でも、たった一人で、あんな暴れ方をするだろうか? まるで倒されるためだけに出てきたような。
「あいつも、操られていた? 『色欲』の力みたいに……?」
可能性はゼロではない。
そして、敵の目的。
「……今、この状況。あの時感じた違和感」
ロイは首を押さえる。
戦いが終わり、変身を解いたあと……首に、妙な違和感を感じた。
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「………………つまり」
狙いは、ロイ。
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だが……八咫烏が、ロイがデスゲイズを手にして変わった。
魔界貴族たちが大量に葬られ、魔王パレットアイズが深手を負い、トリステッツァが消滅した。
狡猾なバビスチェは『八咫烏』こそ真の敵、そう考えても無理はない。
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