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第四章 炎砂の国アシャ
案内人シャクラ
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この日は、アサドの町を観光しつつ、次に行く場所を話しあうことにした。
宿で朝食を食べ、さっそく町に出る。
外に出るなり、俺は空を見上げた。
「朝から日差しが強いな……」
「砂漠では当たり前だぞ。夜は寒いし、一番好きなのは雨の時だな。雨は暑さをやわらげ、ここちよい冷たさで身体を癒してくれるんだ!!」
「わかる気がします。うんうん」
エルサがウンウン頷く。俺はムサシを肩に載せる。
「さて、今日は買い出ししつつ、町を散策するか」
お金はある。ゾランさんから『カフェオレの権利』を買い取ってもらった資金があるし。
ゾランさんの店の隣ではさっそくカフェオレの試作品を出すとか。街に滞在している間に一度チェックしてみようかな。
なんか、冒険者よりもサイドビジネスで稼いでる気がする。日本知識を使い異世界で儲けようなんてことするつもりはないんだけどね。
三人で町を歩き、俺はシャクラに言う。
「なあシャクラ。そのデカい剣、アイテムボックスに入れないか?」
「この『ボーンブレイバー』をしまえだと!? これはアタシのアシャワン最強の戦士としての証!! カスタムにカスタムを重ねた不壊の最強武器を、しまえだと!? レクス、それは聞き捨てならんぞ!!」
「お、怒るなよ。ずっと背負ってるし、デカいし、重くないのかなーと」
「重くない。武器を隠すのは戦士じゃない」
怒ってしまった。
エルサが「まあまあ」と宥めている。
戦士としてのプライドなのかな……あまり下手なこと言わん方がよさそうだ。
「悪かったよ。じゃあ……買い出しするから、いい店教えてくれ」
ゾランさんたちの店ではある程度買い物したが、やはり足りない物はある。
シャクラは俺をチラッと見ると、ふふんと鼻を鳴らした。
「まあいい。何がほしい?」
「逆に聞く。俺たちの装備を見て、足りない物あるか?」
俺は持ち物を確認し、シャクラに見てもらう。
シャクラはウンウン頷きながら聞いた。
「乗り物だな。アタシが案内する場所の多くは、オスクール街道から外れている。砂地の上はアシャワン部族ならともかく、大地の民であるオマエたちじゃ厳しいぞ。ラキューダが二頭欲しいところだ」
「ああ、それならムサシがいるから大丈夫。な」
『きゅるる』
任せな、とばかりにムサシは胸を張った。
シャクラは首を傾げる。
「コイツがぁ? こんなチビに何ができるんだ」
『きゅいいいい!!』
まあ、シャクラはムサシの変身を見ていないからな。というか、ムサシと俺の強さに興味を持ったんじゃなかったのかよ。
乗り物は問題ないとのことで、他に装備面で確認をする。
「野営道具もあるし、薪もあるな……ふむ。水はエルサの魔法で出すのか?」
「はい。こんな言い方していいのかわかりませんけど……水属性でよかったって思ってます」
エルサは人差し指に水の玉を作ると、ムサシの口元へ。
ムサシは口を開け、水玉をパクっと食べ……飲んだ。
『きゅいい~』
「食料、水、テントに寝不足があれば死にはしない。まあ、問題なさそうだ」
シャクラは頷く。
装備面での不安は解消されたようで何よりだ。
「じゃあ次は『祈り』に行くぞ」
「「……祈り?」」
「ああ。砂漠での旅の安全を、砂神フシャエータ様に祈るんだ。砂漠にある町の全てに神殿がある。そこに行こう」
神殿……なんか、面白そう。
エルサもワクワクしているのか、俺と顔を合わせて頷いた。
◇◇◇◇◇◇
やって来たのは『アシャワン神殿』だ。
すごい。砂漠にある宮殿ってイメージの建物だが、古めかしいのがすぐわかる。
入口は広く、多くの人が出入りしている。
冒険者もいれば、明らかな観光客、信心深い人が入口で何度もお辞儀しているのも見えた。
神殿に入ると、そこはただ広い空間だった。
部屋の中央は噴水のようになっており、そこに水が満たされ循環している。噴水の中央には、巨大な……え、これって、まさか。
「ど……ドラゴン?」
「違う。これが砂神フシャエータ様だ」
目の前にある銅像……いや、これは石英っぽいな。石英の像だ。
どう見てもドラゴンだ。
細長い蛇のような蜷局を巻いたドラゴン……東方の龍って感じのドラゴンだ。これが砂の神様?
「さあ、泉にお金を投げて、旅の安全を祈るんだ」
「お、お金ですか?」
「そうだ。フシャエータ様は財宝を好む」
シャクラは、魔獣の皮で編んだ財布から銅貨を出し、噴水に投げ込んだ。
こういう風習は異世界にもあるんだなあ。俺も銅貨を出し、迷わず投げ込む。
エルサはまだ驚いていた。お金を投げるなんて、人生で経験したことないらしい。
「フシャエータ様。どうか、砂の加護を」
シャクラは真剣に祈っていた。
俺は合掌しつつフシャエータの像を眺める。
「……どう見てもドラゴンだよな」
『きゅるる~』
ムサシも首を傾げている。
まあ、気にしても仕方ないか。
「よし!! これで道中の安全は大丈夫。森の民とか、サンドバイトの連中くらいだろう」
「サンドバイト?」
聞きなれない単語に首を傾げると、シャクラがお腹を押さえた。
「よし。次は砂漠での危険について教えてやる。メシ食いながら話そう!!」
そう言い、シャクラは焼き肉屋へ迷わず進んでいった……なんか自由なやつ。
◇◇◇◇◇◇
焼き肉屋でスパイスたっぷりの肉を食べたあと。
冷たい果実水を飲みながら、シャクラは説明してくれた。
「森の民は砂の民と険悪ってのは知ってるな? あいつら、隙あらば砂漠に来て、アシャワンを殺すべく戦いを挑んでいる。まあ、アシャワンも森に出向いてドルグワントを倒しているけどな」
「似た者同士かよ……」
そうツッコミを入れるとシャクラは笑う。
「まあ確かにな。互いに血の気も多いし仕方ない!! と……まず砂漠の脅威の一つに、ドルグワントがいる。あいつら、森の魔法が得意で、アシャワンにない『魔法』の力で攻撃してくるから気を付けろ」
「き、気をつけます……」
エルサがぶるっと震えた。俺も魔法を向けられるの怖い。
「それともう一つは、砂漠の窃盗団『サンドバイト』だ。こいつらは『砂漠に適応した大地の民』で、旅人や商人なんかを狙って狩りをするんだ。そこそこ強いのもいるから気を付けろ」
「お、おお……」
ふつーに怖いんだが。というかアシャって魔獣とかより人間関係のが怖いな。
「あとは魔獣だ。オスクール街道から逸れると、ヤバイ魔獣がけっこういる。アシャワン、ドルグワントの戦士でも敵わない魔獣がいるから、出会ったら終わりと思え」
「「…………」」
今更すぎるが……砂漠ってクソやばいな。
大自然の驚異だけじゃない、人間も襲ってくるし、魔獣なんかも強いのがいる。
まあ、こっちにはムサシもいるし、アシャワン最強の戦士シャクラもいる。
「最初に向かうのは、フシャエータ様の眷属が眠る墓地に行くぞ。あそこは遺跡としても有名で、危険を承知で見に行く観光客も多い。アタシもおススメするぞ!!」
「おお、いいね。なあエルサ」
「はい。魔獣や盗賊は怖いですけど……」
「わはは!! 道中はアタシが守るから安心しろ!!」
こうして、最初の目的地が決まった。
アシャ王国の観光旅……ようやく始まったような気がした。
宿で朝食を食べ、さっそく町に出る。
外に出るなり、俺は空を見上げた。
「朝から日差しが強いな……」
「砂漠では当たり前だぞ。夜は寒いし、一番好きなのは雨の時だな。雨は暑さをやわらげ、ここちよい冷たさで身体を癒してくれるんだ!!」
「わかる気がします。うんうん」
エルサがウンウン頷く。俺はムサシを肩に載せる。
「さて、今日は買い出ししつつ、町を散策するか」
お金はある。ゾランさんから『カフェオレの権利』を買い取ってもらった資金があるし。
ゾランさんの店の隣ではさっそくカフェオレの試作品を出すとか。街に滞在している間に一度チェックしてみようかな。
なんか、冒険者よりもサイドビジネスで稼いでる気がする。日本知識を使い異世界で儲けようなんてことするつもりはないんだけどね。
三人で町を歩き、俺はシャクラに言う。
「なあシャクラ。そのデカい剣、アイテムボックスに入れないか?」
「この『ボーンブレイバー』をしまえだと!? これはアタシのアシャワン最強の戦士としての証!! カスタムにカスタムを重ねた不壊の最強武器を、しまえだと!? レクス、それは聞き捨てならんぞ!!」
「お、怒るなよ。ずっと背負ってるし、デカいし、重くないのかなーと」
「重くない。武器を隠すのは戦士じゃない」
怒ってしまった。
エルサが「まあまあ」と宥めている。
戦士としてのプライドなのかな……あまり下手なこと言わん方がよさそうだ。
「悪かったよ。じゃあ……買い出しするから、いい店教えてくれ」
ゾランさんたちの店ではある程度買い物したが、やはり足りない物はある。
シャクラは俺をチラッと見ると、ふふんと鼻を鳴らした。
「まあいい。何がほしい?」
「逆に聞く。俺たちの装備を見て、足りない物あるか?」
俺は持ち物を確認し、シャクラに見てもらう。
シャクラはウンウン頷きながら聞いた。
「乗り物だな。アタシが案内する場所の多くは、オスクール街道から外れている。砂地の上はアシャワン部族ならともかく、大地の民であるオマエたちじゃ厳しいぞ。ラキューダが二頭欲しいところだ」
「ああ、それならムサシがいるから大丈夫。な」
『きゅるる』
任せな、とばかりにムサシは胸を張った。
シャクラは首を傾げる。
「コイツがぁ? こんなチビに何ができるんだ」
『きゅいいいい!!』
まあ、シャクラはムサシの変身を見ていないからな。というか、ムサシと俺の強さに興味を持ったんじゃなかったのかよ。
乗り物は問題ないとのことで、他に装備面で確認をする。
「野営道具もあるし、薪もあるな……ふむ。水はエルサの魔法で出すのか?」
「はい。こんな言い方していいのかわかりませんけど……水属性でよかったって思ってます」
エルサは人差し指に水の玉を作ると、ムサシの口元へ。
ムサシは口を開け、水玉をパクっと食べ……飲んだ。
『きゅいい~』
「食料、水、テントに寝不足があれば死にはしない。まあ、問題なさそうだ」
シャクラは頷く。
装備面での不安は解消されたようで何よりだ。
「じゃあ次は『祈り』に行くぞ」
「「……祈り?」」
「ああ。砂漠での旅の安全を、砂神フシャエータ様に祈るんだ。砂漠にある町の全てに神殿がある。そこに行こう」
神殿……なんか、面白そう。
エルサもワクワクしているのか、俺と顔を合わせて頷いた。
◇◇◇◇◇◇
やって来たのは『アシャワン神殿』だ。
すごい。砂漠にある宮殿ってイメージの建物だが、古めかしいのがすぐわかる。
入口は広く、多くの人が出入りしている。
冒険者もいれば、明らかな観光客、信心深い人が入口で何度もお辞儀しているのも見えた。
神殿に入ると、そこはただ広い空間だった。
部屋の中央は噴水のようになっており、そこに水が満たされ循環している。噴水の中央には、巨大な……え、これって、まさか。
「ど……ドラゴン?」
「違う。これが砂神フシャエータ様だ」
目の前にある銅像……いや、これは石英っぽいな。石英の像だ。
どう見てもドラゴンだ。
細長い蛇のような蜷局を巻いたドラゴン……東方の龍って感じのドラゴンだ。これが砂の神様?
「さあ、泉にお金を投げて、旅の安全を祈るんだ」
「お、お金ですか?」
「そうだ。フシャエータ様は財宝を好む」
シャクラは、魔獣の皮で編んだ財布から銅貨を出し、噴水に投げ込んだ。
こういう風習は異世界にもあるんだなあ。俺も銅貨を出し、迷わず投げ込む。
エルサはまだ驚いていた。お金を投げるなんて、人生で経験したことないらしい。
「フシャエータ様。どうか、砂の加護を」
シャクラは真剣に祈っていた。
俺は合掌しつつフシャエータの像を眺める。
「……どう見てもドラゴンだよな」
『きゅるる~』
ムサシも首を傾げている。
まあ、気にしても仕方ないか。
「よし!! これで道中の安全は大丈夫。森の民とか、サンドバイトの連中くらいだろう」
「サンドバイト?」
聞きなれない単語に首を傾げると、シャクラがお腹を押さえた。
「よし。次は砂漠での危険について教えてやる。メシ食いながら話そう!!」
そう言い、シャクラは焼き肉屋へ迷わず進んでいった……なんか自由なやつ。
◇◇◇◇◇◇
焼き肉屋でスパイスたっぷりの肉を食べたあと。
冷たい果実水を飲みながら、シャクラは説明してくれた。
「森の民は砂の民と険悪ってのは知ってるな? あいつら、隙あらば砂漠に来て、アシャワンを殺すべく戦いを挑んでいる。まあ、アシャワンも森に出向いてドルグワントを倒しているけどな」
「似た者同士かよ……」
そうツッコミを入れるとシャクラは笑う。
「まあ確かにな。互いに血の気も多いし仕方ない!! と……まず砂漠の脅威の一つに、ドルグワントがいる。あいつら、森の魔法が得意で、アシャワンにない『魔法』の力で攻撃してくるから気を付けろ」
「き、気をつけます……」
エルサがぶるっと震えた。俺も魔法を向けられるの怖い。
「それともう一つは、砂漠の窃盗団『サンドバイト』だ。こいつらは『砂漠に適応した大地の民』で、旅人や商人なんかを狙って狩りをするんだ。そこそこ強いのもいるから気を付けろ」
「お、おお……」
ふつーに怖いんだが。というかアシャって魔獣とかより人間関係のが怖いな。
「あとは魔獣だ。オスクール街道から逸れると、ヤバイ魔獣がけっこういる。アシャワン、ドルグワントの戦士でも敵わない魔獣がいるから、出会ったら終わりと思え」
「「…………」」
今更すぎるが……砂漠ってクソやばいな。
大自然の驚異だけじゃない、人間も襲ってくるし、魔獣なんかも強いのがいる。
まあ、こっちにはムサシもいるし、アシャワン最強の戦士シャクラもいる。
「最初に向かうのは、フシャエータ様の眷属が眠る墓地に行くぞ。あそこは遺跡としても有名で、危険を承知で見に行く観光客も多い。アタシもおススメするぞ!!」
「おお、いいね。なあエルサ」
「はい。魔獣や盗賊は怖いですけど……」
「わはは!! 道中はアタシが守るから安心しろ!!」
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