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第四章 炎砂の国アシャ
アシャワンの戦士シャクラ
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ゾランさんの店を出て冒険者ギルドへ。
エルサは現在、ラシャさんの店にある化粧品や香辛料に夢中だ。邪魔するのも悪いし、ムサシと二人で依頼完了の報告をしに行こう。
俺はマントを羽織り、帽子を被って町を歩く。
「うう、暑い……暑いというか、熱い」
熱線みたいな光が肌を焼く。
ハルワタート王国とは全然違う暑さ。よく見ると建物にガラスが使われておらず、窓の部分には鉄格子みたいなのが嵌められている。なるほど……ガラスだとレンズみたいな効果を発揮して、室内が火事になるのかもな。
それにしても、木々がかなり少ない。
地面も踏み固められた砂だし、木というかサボテンみたいなのはそこら中にあるし。
『きゅい、きゅるる』
「お前……俺の肩にいるけど暑くないのか? 無理せず紋章に入ってていいんだぞ?」
『きゅるる~』
ムサシは全く暑さを感じていないように見えた。
フワフワした毛は気持ちいいが、アシャ王国ではあまり嬉しくない……すまんムサシ。
冒険者ギルドに向かって歩き町の中央広場へ。
「おお、賑わってるなあ」
中央広場にはオアシスがあり、いろんなものが見えた。
どこからか笛の音が聞こえたので見てみると、蛇使いが笛を吹き、ツボの中にいる蛇を自在に操っている。
そして、曲芸師がむき身の剣で相方とキャッチボール……キャッチソードしたり、男性が叩く太鼓に合わせて踊り込みたいな女性が踊っていた。
テントの露店も多いし、見てるだけでワクワクする。
「ん? おお……あ、アシャワンってあの人たちか?」
アシャワン部族。
褐色の肌に灰色の髪。男は上半身裸に腰蓑、女性は胸にヤシの実みたいな物をはめ込んでいる。
国境の服屋で見た伝統衣装と同じだけど……こうして見ると凄まじいな。
アシャワン部族は、背中に鍋蓋をデカくしたような盾を背負い、手には槍を持ち、腰には曲刀を差している。
アクセサリーは鳥の羽で作ったような冠で、首には骨のネックレスやリストリングをしていた。肌には白い塗料で模様みたいなのを描いてるし……マジで『未開の部族』って感じがする。
「砂神フシャエータの祝福を!! 森神ホルシードに呪いあれ!!」
「「「呪いあれ!!」」」
な、なんか『呪いあれ!!』とか叫んでる……近づかない方がいいな。
ってか、なんで中央広場のオアシス前でデモみたいなのやってるんだろ。
アシャワン部族を見ないようにそそくさと冒険者ギルドへ。
ギルド内にもいる……アシャワン部族の冒険者かな? 普通の恰好をした冒険者や、俺みたいに外国からの冒険者、そして少ないけどアシャワン部族の冒険者もいる。
「……んん?」
げ、なんかアシャワン部族に見られた。
俺は視線を無視し、依頼書を手に受付へ。
受付に依頼書と冒険者カードを提出する。
「依頼報告書です。受理をお願いします」
「はい。確認します……はい、依頼完了ですね。お疲れ様でした」
受付嬢さんから冒険者カードと報酬を受け取り、共用の財布に入れた。
あとで依頼金の一部をエルサに渡そう。
「さて、用事済んだしさっさと戻ろうか」
『きゅい』
「おいお前、待て!!」
と……振り返ると、アシャワン部族の少女が仁王立ちしていた。
少女は褐色肌で、長い灰色のクセ毛、スカートみたいな腰布、ヤシの実ではなく布を胸に巻き、骨で作った胸当てを装備している。一番の特徴は、熊の毛皮みたいなのをマントみたいにしているところだ。あれ、フードみたいに見えるけど、熊の頭部分だよな……この装備の骨って熊の骨か?
牙一族……ふと、そんな単語が浮かんだ。
手には魔獣の骨で作ったようなガントレットをして、背中にデカい骨の大剣を背負っているし、なんか怖い。
な、なんだろ……すごいニヤニヤしてる。
「あ、あの……なんでしょう」
「オマエ、強いな? オマエから強者のニオイする。妙なニオイだ。お前はそうでもないけど、お前から強いニオイ……そうか、その白いチビだな?」
『きゅ?』
こ、こいつ……ムサシを見て顔を近づけてきた。
うわ、近い。というか……めちゃくちゃ美少女だな。
「オマエ、名前は」
「レクス。こっちはムサシだけど……」
「アタシはアシャワン部族の戦士シャクラ。強者を求めて砂漠を旅してる。オマエ、アタシと戦え」
「……え、嫌ですけど」
「あぁ?」
こっわ!! めちゃくちゃ睨んでくるんだが!!
こういうタイプに絡まれるの初めてだ。チンピラですよチンピラ。
ど、どうしよう……と、思っていると。
「シャクラ。また騒ぎを起こすつもりか」
「げっ、ギルマス……べつに騒ぐつもりはない。アタシは強者と戦いたいだけ」
俺の後ろから現れた、褐色肌のスキンヘッドおじさんが助けてくれた……って、ギルマス?
ギルマス……どう見てもアシャワン部族の人だよな。
ギルマスは俺を見ると、クイッと顎で入口を差す。ああ、行けってことね。
俺は軽く頭を下げ、そのままギルドを出るのだった。
「あ、待て!!」
「シャクラ。いい加減、誰彼構わず決闘を仕掛けるのはやめろ」
「アイツは別格!! ギルマス、アイツはかなり強いぞ!!」
「うるさい。こっちに来い」
背後からそんなやり取りが聞こえてきたのを聞き、俺は逃げるようにギルドから離れるのだった。
◇◇◇◇◇◇
さて、エルサのところに戻って宿屋を……と、思いながら店に戻っていると。
「待て待てまて~!! おいオマエ、逃げるな!!」
……なぜかさっきのアシャワン部族、なんだっけ……シャクラが追ってきた。
俺の前に回り込んで両手を広げ、通せんぼする。
「オマエ、逃げるな。アタシと戦え!!」
「いや、意味不明すぎるし……ってか、ギルマスに連れて行かれたんじゃ」
「反省したフリして解放してもらった。で、追ってきた」
「ああそう……」
なんかコイツ、アホなんじゃないかって思い始めてきた。
というか、戦うか……よくあるゲームでは倒せば仲間になるパターンなんだが。
まあいい。少し聞いてみるか。
「シャクラだっけ。お前何歳?」
「十六だ!!」
タメ語で話してみたが、特に気にしてなさそうだ。というか同い年かよ。
「砂漠には詳しいのか?」
「フン。アタシはアシャワンだ。砂漠の民なら砂漠は家と同じ。地図なんて必要ない」
「なるほど……」
うーん……これ、イベントってことでいいのかな?
ゲームと現実は違うけど、玄徳や愛沙と出会ったのも偶然みたいなモンだったし。
「戦うって、俺とムサシと?」
「他に誰がいる。アタシはアシャワンの戦士、強い者と戦うのは戦士の宿命だ!!」
アシャワン部族って、強そうな人には喧嘩売る生活送ってんのかな。
めちゃくちゃはた迷惑な部族……まあこいつだけかもしれん。
「とりあえずあとでいいか? 俺、仲間のところに戻って宿を取らないと」
「む……用事あるのか。なら、そのあとでもいいぞ」
い、意外に話わかるのかな……なんか素直で驚いた。
「じゃあ……」
「ん。行くぞ」
「あ、やっぱ付いて来る気かい」
こうして、アシャワン部族の戦士シャクラと一緒に、エルサのいる店に戻るのだった。
なんか唐突だなあ……まあいいけど。
エルサは現在、ラシャさんの店にある化粧品や香辛料に夢中だ。邪魔するのも悪いし、ムサシと二人で依頼完了の報告をしに行こう。
俺はマントを羽織り、帽子を被って町を歩く。
「うう、暑い……暑いというか、熱い」
熱線みたいな光が肌を焼く。
ハルワタート王国とは全然違う暑さ。よく見ると建物にガラスが使われておらず、窓の部分には鉄格子みたいなのが嵌められている。なるほど……ガラスだとレンズみたいな効果を発揮して、室内が火事になるのかもな。
それにしても、木々がかなり少ない。
地面も踏み固められた砂だし、木というかサボテンみたいなのはそこら中にあるし。
『きゅい、きゅるる』
「お前……俺の肩にいるけど暑くないのか? 無理せず紋章に入ってていいんだぞ?」
『きゅるる~』
ムサシは全く暑さを感じていないように見えた。
フワフワした毛は気持ちいいが、アシャ王国ではあまり嬉しくない……すまんムサシ。
冒険者ギルドに向かって歩き町の中央広場へ。
「おお、賑わってるなあ」
中央広場にはオアシスがあり、いろんなものが見えた。
どこからか笛の音が聞こえたので見てみると、蛇使いが笛を吹き、ツボの中にいる蛇を自在に操っている。
そして、曲芸師がむき身の剣で相方とキャッチボール……キャッチソードしたり、男性が叩く太鼓に合わせて踊り込みたいな女性が踊っていた。
テントの露店も多いし、見てるだけでワクワクする。
「ん? おお……あ、アシャワンってあの人たちか?」
アシャワン部族。
褐色の肌に灰色の髪。男は上半身裸に腰蓑、女性は胸にヤシの実みたいな物をはめ込んでいる。
国境の服屋で見た伝統衣装と同じだけど……こうして見ると凄まじいな。
アシャワン部族は、背中に鍋蓋をデカくしたような盾を背負い、手には槍を持ち、腰には曲刀を差している。
アクセサリーは鳥の羽で作ったような冠で、首には骨のネックレスやリストリングをしていた。肌には白い塗料で模様みたいなのを描いてるし……マジで『未開の部族』って感じがする。
「砂神フシャエータの祝福を!! 森神ホルシードに呪いあれ!!」
「「「呪いあれ!!」」」
な、なんか『呪いあれ!!』とか叫んでる……近づかない方がいいな。
ってか、なんで中央広場のオアシス前でデモみたいなのやってるんだろ。
アシャワン部族を見ないようにそそくさと冒険者ギルドへ。
ギルド内にもいる……アシャワン部族の冒険者かな? 普通の恰好をした冒険者や、俺みたいに外国からの冒険者、そして少ないけどアシャワン部族の冒険者もいる。
「……んん?」
げ、なんかアシャワン部族に見られた。
俺は視線を無視し、依頼書を手に受付へ。
受付に依頼書と冒険者カードを提出する。
「依頼報告書です。受理をお願いします」
「はい。確認します……はい、依頼完了ですね。お疲れ様でした」
受付嬢さんから冒険者カードと報酬を受け取り、共用の財布に入れた。
あとで依頼金の一部をエルサに渡そう。
「さて、用事済んだしさっさと戻ろうか」
『きゅい』
「おいお前、待て!!」
と……振り返ると、アシャワン部族の少女が仁王立ちしていた。
少女は褐色肌で、長い灰色のクセ毛、スカートみたいな腰布、ヤシの実ではなく布を胸に巻き、骨で作った胸当てを装備している。一番の特徴は、熊の毛皮みたいなのをマントみたいにしているところだ。あれ、フードみたいに見えるけど、熊の頭部分だよな……この装備の骨って熊の骨か?
牙一族……ふと、そんな単語が浮かんだ。
手には魔獣の骨で作ったようなガントレットをして、背中にデカい骨の大剣を背負っているし、なんか怖い。
な、なんだろ……すごいニヤニヤしてる。
「あ、あの……なんでしょう」
「オマエ、強いな? オマエから強者のニオイする。妙なニオイだ。お前はそうでもないけど、お前から強いニオイ……そうか、その白いチビだな?」
『きゅ?』
こ、こいつ……ムサシを見て顔を近づけてきた。
うわ、近い。というか……めちゃくちゃ美少女だな。
「オマエ、名前は」
「レクス。こっちはムサシだけど……」
「アタシはアシャワン部族の戦士シャクラ。強者を求めて砂漠を旅してる。オマエ、アタシと戦え」
「……え、嫌ですけど」
「あぁ?」
こっわ!! めちゃくちゃ睨んでくるんだが!!
こういうタイプに絡まれるの初めてだ。チンピラですよチンピラ。
ど、どうしよう……と、思っていると。
「シャクラ。また騒ぎを起こすつもりか」
「げっ、ギルマス……べつに騒ぐつもりはない。アタシは強者と戦いたいだけ」
俺の後ろから現れた、褐色肌のスキンヘッドおじさんが助けてくれた……って、ギルマス?
ギルマス……どう見てもアシャワン部族の人だよな。
ギルマスは俺を見ると、クイッと顎で入口を差す。ああ、行けってことね。
俺は軽く頭を下げ、そのままギルドを出るのだった。
「あ、待て!!」
「シャクラ。いい加減、誰彼構わず決闘を仕掛けるのはやめろ」
「アイツは別格!! ギルマス、アイツはかなり強いぞ!!」
「うるさい。こっちに来い」
背後からそんなやり取りが聞こえてきたのを聞き、俺は逃げるようにギルドから離れるのだった。
◇◇◇◇◇◇
さて、エルサのところに戻って宿屋を……と、思いながら店に戻っていると。
「待て待てまて~!! おいオマエ、逃げるな!!」
……なぜかさっきのアシャワン部族、なんだっけ……シャクラが追ってきた。
俺の前に回り込んで両手を広げ、通せんぼする。
「オマエ、逃げるな。アタシと戦え!!」
「いや、意味不明すぎるし……ってか、ギルマスに連れて行かれたんじゃ」
「反省したフリして解放してもらった。で、追ってきた」
「ああそう……」
なんかコイツ、アホなんじゃないかって思い始めてきた。
というか、戦うか……よくあるゲームでは倒せば仲間になるパターンなんだが。
まあいい。少し聞いてみるか。
「シャクラだっけ。お前何歳?」
「十六だ!!」
タメ語で話してみたが、特に気にしてなさそうだ。というか同い年かよ。
「砂漠には詳しいのか?」
「フン。アタシはアシャワンだ。砂漠の民なら砂漠は家と同じ。地図なんて必要ない」
「なるほど……」
うーん……これ、イベントってことでいいのかな?
ゲームと現実は違うけど、玄徳や愛沙と出会ったのも偶然みたいなモンだったし。
「戦うって、俺とムサシと?」
「他に誰がいる。アタシはアシャワンの戦士、強い者と戦うのは戦士の宿命だ!!」
アシャワン部族って、強そうな人には喧嘩売る生活送ってんのかな。
めちゃくちゃはた迷惑な部族……まあこいつだけかもしれん。
「とりあえずあとでいいか? 俺、仲間のところに戻って宿を取らないと」
「む……用事あるのか。なら、そのあとでもいいぞ」
い、意外に話わかるのかな……なんか素直で驚いた。
「じゃあ……」
「ん。行くぞ」
「あ、やっぱ付いて来る気かい」
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