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第三章 地歴の国アールマティ
ふと、現れたのは
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「……いた、あれが烏文化だ」
依頼を受けた俺たちは、烏文化がいると思われる森へ。
そこに向かい調査をすると……見つけた。
烏文化。
見た目はオークだが、腕の太さが尋常ではない。
丸太を四本合わせたような歪さ。足がかなり短く、ゴリラを超歪たようなオーク……もうわけわからん。
とにかく、そんな見た目の魔獣が腕を振り回し、俺たちに向かって来た。
「ムサシ、行けるか?」
『がる!!』
ムサシは地属性の甲殻形態へ変化し、烏文化のパンチを両手で受けとめる。
『がるるるる!!』
『ゴァァァァァァァァ!!』
烏文化のラッシュ。だが、ムサシは両腕を交差してパンチを全て防ぎきる。
その間、俺は背後に回り込む。リーンベルも回り込み、互いに顔を見合わせて頷いた。
俺は両手に銃、リーンベルは日傘を構える。
「「せーの!!」」
発射。
俺は銃を連射、リーンベルは日傘からショットガンのような弾を発射。
烏文化の短い両足にヒットすると、烏文化の足から血が噴き出す。
『グァ!?』
そう、どんなに威力のあるパンチでも、土台を崩されたら威力は半減。
そして俺は叫ぶ。
「エルサ!!」
「はい!! ──……行きます」
ロッドを居合のように構え、烏文化に接近。
ロッドを腰から抜くと同時に、薄い膜のような水が広がり、烏文化の首を綺麗に両断した。
「すごい……水の刃ね」
「めちゃくちゃ斬れるな……」
「エルサ、魔力量は私の半分以下だけど、魔力の操作に関しては私より上。あんな薄く研ぎ澄ませた水の刃なんて、私には作れない……魔法師より、魔法剣士の適正あるかも」
パシャッと水の刃が消える。
烏文化の頭がごろんと転がり、身体がズズンと後ろに倒れた。
倒した……討伐レートは不明だけど、Cくらいはあるかもしれない。
「二人とも、アシストありがとうございます。おかげで集中できました!!」
エルサは嬉しそうだ。
俺、リーンベルではなくエルサが倒したのは久しぶりだしな。
しかも、バリバリに接近しての近接攻撃……エルサ、やっぱり前衛向きかも。
『──ごるる』
「ん? どうしたムサシ」
すると、ムサシが森の奥を見て唸る。
そして……ガサガサと茂みが揺れ、何かが飛び出してきた。
『ハァルルルルル……』
「な、なんだ? 追加の魔獣かよ……!?」
デカい羊と言えばいいのか。ねじ曲がった巨大なツノ、そして歪んだ人のような顔、牙がびっしり生え、ヨダレを流してい俺たちを見ている。
イベント戦だろうか。この展開……嫌な予感する。
「レクスくん、エルサ。まだいける?」
「ああ、問題ない」
「わたしもです」
俺たちが武器を構えると、妙な魔獣は全身の毛を逆立てて威嚇──……だが。
「はいはいそこまで、ね」
森の奥から『鎖』が飛んできて、魔獣の身体に巻き付いた。
というか、なんだこの鎖。太さが尋常じゃないし、長さもとんでもない。
森の奥から現れたのは、鎖を持った女性だった。
が、俺は記憶が揺さぶられる。
「……え」
「……チッ」
見覚えがある、そう思った時……リーンベルが舌打ちした。
女性は俺たちを見て目を見開き、リーンベルを見て子供のように笑った。
「あれれれ? リーンベルちゃんじゃない~!! なんでなんで? なんでここに」
「仕事」
素っ気なさすぎる言葉だった。
そして、俺はようやく重なる。
かつて、ドラグネイズ公爵家に来た、ドレスを着て化粧をした美しき女性。
父上が苛立ちながら何かを叫んでいたが、女性は舌を出し、子供のように腹を抱えて笑っていた。
ヨルムンガンド公爵家の当主……ヘレイア様。
「へ、ヘレイア様……?」
「お? 誰だっけキミ……ん? どこかで~……あ、もしかして、ドラグネイズ公爵家の?」
「えっと、レクスです……今は除名されたので、ただのレクスですけど」
「あぁぁ~思い出した。そうそう、バルトロメイの次男!! ん? 除名って?」
「まあ、いろいろありまして」
「ふーん。ま、興味ないや」
ヘレイア様は、ボロボロだった。
怪我ではなく、着ている服がボロボロ。薄汚れた白衣は所々が裂け、スカートもシャツにも穴が空いている。でも、怪我はしていない。
鎖を思い切り引くと、魔獣が『ヒィィン!!』と鳴いた。
「ったく、暴れんなっての。せっかくの研究材料、傷つけたくないのに。あ!! ね、リーンベルちゃんにお願いあるんだけどいいかな?」
「…………」
リーンベルの目が冷たい。あ、これ久しぶりの『六滅竜モード』だ。
「お願い!! レヴィアタンの血を少しちょうだい!!」
「死ね」
「やっぱダメ? ね、お願い~……私の研究で使いたいのよぉ」
「死ね」
……やっぱり続けてるんだ。ドラゴンの研究。
一部で、マッドサイエンティストとも言われてるヘレイア様。
六滅竜の一人で『地』を司るすごい竜滅士なんだが、リューグベルン帝国を守るつもりがなく、アールマティ王国の領地でドラゴンの研究をしながら暮らしている。
アールマティ王国に竜滅士を派遣しないのは、ヘレイア様がいるからであり、同時に……まあこれは噂なんだが、ヘレイア様の元に向かった竜滅士が消息を絶ったから、ってのもある。
すると、ヘレイア様はしぶしぶリーンベルから離れた。
「ま、いいや。まらミドガルズオルムから血をもらおっと。ね、リーンベルちゃん……実は、もう少しで完成しそうなのよ。私の『ドラゴン』が」
「……まだくだらない研究を続けているの?」
「まぁね。人の手でドラゴンを作るなんて、最高でしょ? でも……もう少しで手が届く」
「馬鹿ね。ドラゴンは神の創造物。人の手でどうこうできる物じゃないわ」
「見解の相違だね。神様なんて不確かな物、私は信じてないよ」
「……六滅竜の言葉とは思えないわ」
「こんな肩書、別にどうでもいいよ。私は自分の欲を満たせればいいし」
「異常者。だから私はあなたが嫌いなの」
「私はリーンベルちゃんのことけっこう好きだよ? 可愛いし、お人形さんみたい」
ヘレイア様はずっとヘラヘラしていた。
なんとなく、その……はっきり言う。俺はこの人、好きじゃない。
「そういやレクスくん、竜滅士なんだよね? なんでリーンベルちゃんと? あ、リーンベルちゃん専属の竜滅士になったとか?」
「えーと」
「詮索するな。お前には関係ない」
「ねーねー、そっちの硬そうな子がキミのドラゴン? ね、血をもらっていい? できれば鱗も欲しいなぁ」
『きゅいっ!!』
すると、ムサシは小さくなり、俺の紋章に飛び込んでしまった。
「……あらぁ。今のなに?」
「いえ、その……俺のドラゴンの能力です。身体を小さくできるんですよ」
迂闊……見られてしまった。
ヘレイア様を気味悪がったムサシが、変身を解除して手のひらサイズに戻り、紋章に逃げてしまった。
すると、ヘレイア様が近づいて来る。
「興味でてきた。今のなに? 身体のサイズを変える能力なんて聞いたことないね。その能力、私の研究に活かせるかも……ね、私の研究室に来ない? お金は弾むけど。あ、ドラゴンだけじゃなくてキミの血も欲しいかな」
「あ、あの」
「おいお前……いい加減にしろ」
と、リーンベルの殺気。
日傘をヘレイア様に向けると、右手の紋章が水色に輝く。
さすがにヘレイア様は両手を軽く上げ、ヘラヘラしながら下がった。
「あらら、リーンベルちゃんが怖い。ま、いっか。レクスくん、きみのこと気になったから、アールマティ王国に来たら私の研究室に来てね!!」
じゃあね~……と手を振りながら、魔獣を引きずって森の奥へ消えた。
そして、残された俺たち。
「……嵐みたいな人だったな」
「わ、わたし……視界にも入ってなかったです」
エルサ、完全に無視されていた。
リーンベルは日傘を下ろす。
「レクスくん。本当に気を付けてね。あいつ……レクスくんを標的にしたかも」
「標的って、大げさじゃないか?」
「大げさじゃない。あいつ、気に入った物は何でも手に入れようとする。物的証拠はないけど……あいつ、研究のためにもう何人も殺してる」
「え……」
「レクス。あいつの研究室には絶対に行かないで」
リーンベルに強く言われ、俺は頷くのだった。
依頼を受けた俺たちは、烏文化がいると思われる森へ。
そこに向かい調査をすると……見つけた。
烏文化。
見た目はオークだが、腕の太さが尋常ではない。
丸太を四本合わせたような歪さ。足がかなり短く、ゴリラを超歪たようなオーク……もうわけわからん。
とにかく、そんな見た目の魔獣が腕を振り回し、俺たちに向かって来た。
「ムサシ、行けるか?」
『がる!!』
ムサシは地属性の甲殻形態へ変化し、烏文化のパンチを両手で受けとめる。
『がるるるる!!』
『ゴァァァァァァァァ!!』
烏文化のラッシュ。だが、ムサシは両腕を交差してパンチを全て防ぎきる。
その間、俺は背後に回り込む。リーンベルも回り込み、互いに顔を見合わせて頷いた。
俺は両手に銃、リーンベルは日傘を構える。
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発射。
俺は銃を連射、リーンベルは日傘からショットガンのような弾を発射。
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『グァ!?』
そう、どんなに威力のあるパンチでも、土台を崩されたら威力は半減。
そして俺は叫ぶ。
「エルサ!!」
「はい!! ──……行きます」
ロッドを居合のように構え、烏文化に接近。
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「すごい……水の刃ね」
「めちゃくちゃ斬れるな……」
「エルサ、魔力量は私の半分以下だけど、魔力の操作に関しては私より上。あんな薄く研ぎ澄ませた水の刃なんて、私には作れない……魔法師より、魔法剣士の適正あるかも」
パシャッと水の刃が消える。
烏文化の頭がごろんと転がり、身体がズズンと後ろに倒れた。
倒した……討伐レートは不明だけど、Cくらいはあるかもしれない。
「二人とも、アシストありがとうございます。おかげで集中できました!!」
エルサは嬉しそうだ。
俺、リーンベルではなくエルサが倒したのは久しぶりだしな。
しかも、バリバリに接近しての近接攻撃……エルサ、やっぱり前衛向きかも。
『──ごるる』
「ん? どうしたムサシ」
すると、ムサシが森の奥を見て唸る。
そして……ガサガサと茂みが揺れ、何かが飛び出してきた。
『ハァルルルルル……』
「な、なんだ? 追加の魔獣かよ……!?」
デカい羊と言えばいいのか。ねじ曲がった巨大なツノ、そして歪んだ人のような顔、牙がびっしり生え、ヨダレを流してい俺たちを見ている。
イベント戦だろうか。この展開……嫌な予感する。
「レクスくん、エルサ。まだいける?」
「ああ、問題ない」
「わたしもです」
俺たちが武器を構えると、妙な魔獣は全身の毛を逆立てて威嚇──……だが。
「はいはいそこまで、ね」
森の奥から『鎖』が飛んできて、魔獣の身体に巻き付いた。
というか、なんだこの鎖。太さが尋常じゃないし、長さもとんでもない。
森の奥から現れたのは、鎖を持った女性だった。
が、俺は記憶が揺さぶられる。
「……え」
「……チッ」
見覚えがある、そう思った時……リーンベルが舌打ちした。
女性は俺たちを見て目を見開き、リーンベルを見て子供のように笑った。
「あれれれ? リーンベルちゃんじゃない~!! なんでなんで? なんでここに」
「仕事」
素っ気なさすぎる言葉だった。
そして、俺はようやく重なる。
かつて、ドラグネイズ公爵家に来た、ドレスを着て化粧をした美しき女性。
父上が苛立ちながら何かを叫んでいたが、女性は舌を出し、子供のように腹を抱えて笑っていた。
ヨルムンガンド公爵家の当主……ヘレイア様。
「へ、ヘレイア様……?」
「お? 誰だっけキミ……ん? どこかで~……あ、もしかして、ドラグネイズ公爵家の?」
「えっと、レクスです……今は除名されたので、ただのレクスですけど」
「あぁぁ~思い出した。そうそう、バルトロメイの次男!! ん? 除名って?」
「まあ、いろいろありまして」
「ふーん。ま、興味ないや」
ヘレイア様は、ボロボロだった。
怪我ではなく、着ている服がボロボロ。薄汚れた白衣は所々が裂け、スカートもシャツにも穴が空いている。でも、怪我はしていない。
鎖を思い切り引くと、魔獣が『ヒィィン!!』と鳴いた。
「ったく、暴れんなっての。せっかくの研究材料、傷つけたくないのに。あ!! ね、リーンベルちゃんにお願いあるんだけどいいかな?」
「…………」
リーンベルの目が冷たい。あ、これ久しぶりの『六滅竜モード』だ。
「お願い!! レヴィアタンの血を少しちょうだい!!」
「死ね」
「やっぱダメ? ね、お願い~……私の研究で使いたいのよぉ」
「死ね」
……やっぱり続けてるんだ。ドラゴンの研究。
一部で、マッドサイエンティストとも言われてるヘレイア様。
六滅竜の一人で『地』を司るすごい竜滅士なんだが、リューグベルン帝国を守るつもりがなく、アールマティ王国の領地でドラゴンの研究をしながら暮らしている。
アールマティ王国に竜滅士を派遣しないのは、ヘレイア様がいるからであり、同時に……まあこれは噂なんだが、ヘレイア様の元に向かった竜滅士が消息を絶ったから、ってのもある。
すると、ヘレイア様はしぶしぶリーンベルから離れた。
「ま、いいや。まらミドガルズオルムから血をもらおっと。ね、リーンベルちゃん……実は、もう少しで完成しそうなのよ。私の『ドラゴン』が」
「……まだくだらない研究を続けているの?」
「まぁね。人の手でドラゴンを作るなんて、最高でしょ? でも……もう少しで手が届く」
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「見解の相違だね。神様なんて不確かな物、私は信じてないよ」
「……六滅竜の言葉とは思えないわ」
「こんな肩書、別にどうでもいいよ。私は自分の欲を満たせればいいし」
「異常者。だから私はあなたが嫌いなの」
「私はリーンベルちゃんのことけっこう好きだよ? 可愛いし、お人形さんみたい」
ヘレイア様はずっとヘラヘラしていた。
なんとなく、その……はっきり言う。俺はこの人、好きじゃない。
「そういやレクスくん、竜滅士なんだよね? なんでリーンベルちゃんと? あ、リーンベルちゃん専属の竜滅士になったとか?」
「えーと」
「詮索するな。お前には関係ない」
「ねーねー、そっちの硬そうな子がキミのドラゴン? ね、血をもらっていい? できれば鱗も欲しいなぁ」
『きゅいっ!!』
すると、ムサシは小さくなり、俺の紋章に飛び込んでしまった。
「……あらぁ。今のなに?」
「いえ、その……俺のドラゴンの能力です。身体を小さくできるんですよ」
迂闊……見られてしまった。
ヘレイア様を気味悪がったムサシが、変身を解除して手のひらサイズに戻り、紋章に逃げてしまった。
すると、ヘレイア様が近づいて来る。
「興味でてきた。今のなに? 身体のサイズを変える能力なんて聞いたことないね。その能力、私の研究に活かせるかも……ね、私の研究室に来ない? お金は弾むけど。あ、ドラゴンだけじゃなくてキミの血も欲しいかな」
「あ、あの」
「おいお前……いい加減にしろ」
と、リーンベルの殺気。
日傘をヘレイア様に向けると、右手の紋章が水色に輝く。
さすがにヘレイア様は両手を軽く上げ、ヘラヘラしながら下がった。
「あらら、リーンベルちゃんが怖い。ま、いっか。レクスくん、きみのこと気になったから、アールマティ王国に来たら私の研究室に来てね!!」
じゃあね~……と手を振りながら、魔獣を引きずって森の奥へ消えた。
そして、残された俺たち。
「……嵐みたいな人だったな」
「わ、わたし……視界にも入ってなかったです」
エルサ、完全に無視されていた。
リーンベルは日傘を下ろす。
「レクスくん。本当に気を付けてね。あいつ……レクスくんを標的にしたかも」
「標的って、大げさじゃないか?」
「大げさじゃない。あいつ、気に入った物は何でも手に入れようとする。物的証拠はないけど……あいつ、研究のためにもう何人も殺してる」
「え……」
「レクス。あいつの研究室には絶対に行かないで」
リーンベルに強く言われ、俺は頷くのだった。
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