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一章
33. SNS
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「あれ」
次の日、起きるとほくがいない。
時計を見ると12時を過ぎていた。
「ほく…」
起き上がると、身体が痛い。
一階に行きほくを探しにいく。
「いた。」
ほくは一階のキッチンでお昼ご飯を作っていた。
後ろからほくに抱きつく。
「みぃ、おはよう。」
「置いていかないでよ。」
「ごめんごめん。」
火を止め、私の方を向きハグしてくれる。
「みぃ、体調悪くない?」
「身体が痛い…。頭も痛い。」
「ごめんね。昨日激しくしすぎちゃったかな。」
昨日のことを思い出して恥ずかしくなる。
「みぃおいで。」
「ん。」
ほくに抱っこしてもらう。
「はーい、まず、顔洗いにいこっか。」
「うん。」
抱っこされたまま洗面台へ向かう。
「はい。洗って。」
「洗いづらいんだけど。」
「頑張って。」
洗面台についても降ろしてくれない。なんとかして顔を洗えた。
「はい、次はー、髪とかそっか。」
「うん。」
リビングのソファに座りほくにとかしてもらう。まだ、抱っこしたままの状態で座らされてる。
「ママ達まだ帰ってこないの?」
「そうみたい。」
ママ達全然帰ってこない。でも、ほくとリビングでイチャイチャできるから嬉しい。
「できた。」
「ありがとう。」
「じゃあ、次は着替えるよー。」
「うん。」
抱っこされたまま、2階へ行く。重たくないのかな。
「じゃあ着替えよっか。」
「うん。」
やっと、降ろしてくれた。ほくが着替えさせてくれる。
「できたよ。」
「ありがとう。」
「ご飯食べよっか。」
「うん。」
再び一階に行き、お昼ご飯を食べる。
「いただきます。」
「どうぞ。」
「おいしい!」
「よかった。」
ほくの作った料理はいつもすごく美味しい。
「ほく何時に起きたの?」
「9時くらい?」
「はやっ!」
「みぃの携帯の通知がうるさ過ぎて起きた。」
「えっ。そうなの?」
「うん。みぃも起きちゃいそうだったから電源切ったよ。」
「あとで見なきゃ。あれ、みぃ携帯どこにある?」
「机の上に置いてあるよ。」
「携帯見るの忘れてた。」
「後で見て。いっぱい通知きてたから。」
携帯の存在忘れてた…。何の通知が来てたんだろう。
「ほくは、起きて何してたの?」
「んー。美蘭の寝顔見てた。」
「なにそれ怖い。」
「可愛すぎて、ほっぺ触ったり、写真撮ったり、眺めてたりしたら1時間くらい経ってた。」
「バカなの?」
「すーすー言ってて可愛かった。」
「恥ずかしい。」
変な顔で寝てなかったかな。
「ご馳走様でした!」
「はーい。」
お昼ご飯を食べ終わり、ほくと一緒にお皿を洗う。
「ほく、大好き!」
「どうしたの、突然。」
「好きだなぁって思って。」
「俺も大好きだよ。」
「ありがとう。」
この幸せな時間がずっと続けばいいのに。
「みぃ、映画観る?」
「観たい!」
洗い物が終わり、部屋に戻る。
「何観たい?」
「今日はほくが見たいやつ観よ。」
「じゃあ、ホラーで。」
「…分かった。」
「いいの?」
「うん。頑張る。」
「ありがとう。笑 無理だったら言って。」
ほくとホラー映画を観る。怖いのは苦手だけど、ほくは好きみたい。
「わっ!びっくりした。」
「みぃ驚き過ぎ。笑」
「怖いもん。」
怖くてほくにぎゅっと抱きつく。
「ほく観るのやめよーよ。」
「もうちょっとだけ。」
「やだ。」
ほくの膝の上に向かい合うようにして座り、テレビの画面が見えないようにする。
「みぃ、見えない。」
「うん。」
そのままキスする。
「もう、分かったから。笑」
やっと映画を止めてくれる。
そのままほくにキスされる。
「映画止めたんだからかまってね。」
「んっ。」
ほくとのキスは気持ちよくて昨日を思い出してしまう。
「ほく、息っ、できない」
「ごめん。」
「はぁっ。もう。」
「俺、一緒に住んでたら毎日エッチしたくなるんだけど。」
「エッチは毎日しないの?」
「しないしない。笑」
「そうなの?」
「まぁ、人によるだろうけど、毎日する人はほとんどいないんじゃない?」
「そうなんだ。じゃあ、月に1回くらい?」
「そんな少なくもない。笑 どうなんだろう。週1~3回とか?俺もよく分かんない。」
「そうなんだ。じゃあ今日はしないの?」
「そうだね。みぃ、疲れてるし。」
「ほく、ズボン…」
ほくのズボンが少し膨らんでいた。
「やばい、俺ちゅーしただけなのに…。」
「痛い?」
「痛くないよ。」
「エッチする?」
「大丈夫、時間が経てば治るから。」
「じゃあ、明日する?」
「そんなにしたいの?笑」
「したい。…先輩よりも多くする。」
「そんな理由だったらしませーん。」
「するの!!」
まだ先輩に嫉妬している自分に驚く。
「これから何回もするんだしいいでしょ。気にしないの。みぃしか気持ちよくないから、回数に入んないよ。」
「入るもん。」
「怒ってるの?」
「怒ってる。」
「ごめんね。また、すぐエッチしよっか。」
「ほくはみぃとしたくないの?」
めんどくさい質問をしてしまう。
「したいよ。俺ズボンこんなことになってるんだよ。でも、今みぃ身体痛いのに優しくできる自信ないし、怖がってほしくない。また、今度しようね。」
「うん…。」
「よし、じゃあ続き観る?」
「見ない!!」
「ごめんごめん。笑」
「あっ!携帯見るの忘れてた。」
通知いっぱい来てたのに携帯見るの忘れてた。急用じゃないといいけど。
「わっ、すごい通知。」
電源をつけると通知が一気にきた。メッセージを開くと結衣から不在着信が何個もきていた。
「えっ、結衣どうしたんだろ。ちょっと電話かけるね。」
「うん。」
結衣に電話をかけるとすぐに出てくれた。
「結衣、ごめん、携帯見るの忘れてた。どうしたの?」
「美蘭、遅いよ!大変なことになってるんだよ。」
「え!どうしたの?」
「高校の宣伝用SNSアカウント、生徒会がやってるの知ってる?」
「うん。それがどうかしたの?」
「それで、美蘭の写真が載せられててめちゃくちゃバズっちゃってる。美蘭のSNSのアカウントもフォロワーめっちゃ増えてるよ。」
「え!?そうなの!?どうしよう。全然知らなかった。」
「写真勝手に載せられちゃったの?」
「なんか生徒会の人に撮られて、SNSに載せてもいいですか?とは聞かれた。こんな事になると思ってなかったから、普通にいいですよって言っちゃった。」
なんか、すごいことになってしまった。
「美蘭がツーショット撮った人達も美蘭のこと載せてていいねがいっぱいついてる。」
「そうなんだ…。どうしよう。」
「もう、結構シェアされてるから消しても意味ない気がする。」
「そうだよね…。ごめん、SNS普通に結衣の写真とかも載っちゃってる…。」
「私は大丈夫だよ。しょうがないこれは。」
「ありがとう。」
「ごめん、私今から出かけないといけないから、とりあえず明日会える?そこで話そう。」
「うん。ありがとう。」
結衣と明日会う約束をして、電話を切る。
「ほく、どうしよう…。」
「どうした?」
「高校のSNSアカウントでみぃの写真載せたやつがいいねとかいっぱいきて拡散されてるって結衣に言われた。」
「えっ。見せて。」
ほくと一緒に高校のアカウントを見ると、チャイナドレスを着た私が写った写真が投稿されていた。5万件以上のいいねがされている。
「みぃ、かわいい。」
「そうゆうことじゃない…。こんな、多くの人に見られると思ってなかったからさ…。」
「まあ、確かに。知らない人からメッセージ来ても返しちゃダメだよ。」
「うん。」
私のSNSのアカウントも特定されてしまったみたい。
自分のアカウントを見てみるとフォロワーが2000人くらい増えていた…。SNS怖い。
「みぃ、有名人?」
「違うから。もう、どうしよう。とりあえず鍵垢にする。」
「うん。そうして。」
今は鍵垢にするしか方法がないな。また、明日結衣に相談しよう…。
「もう、怖いから電源切る。結衣に何かあったらほくに連絡してって言っといた。」
「俺、通知切ってるんだけど。」
「えぇ。まあ、こまめに確認して。」
「はいはい。」
何日かすればほとぼりが冷めてくれるよね。
「ほく、もう寝たい。」
「え、夜ご飯は?」
「いらない。」
「お風呂だけ入ろ。」
「うん。」
一階に行くとママとパパが居た。
「あ、お帰り。どこ行ってたの?」
「北斗の家よ。みんなで飲んでたの。」
「えっ、なんだ。すぐそこにいたんだね。笑」
「そうだ。美蘭、高校のsnsみたよ。めちゃくちゃいいね来てたわね。」
「ねぇ、どうしよう?」
「そんな気にしなくても大丈夫じゃない?みんなすぐに忘れちゃうよ。美蘭、可愛いから自信持って。」
「もう。笑」
ママが楽観的で少し安心した。心配し過ぎてたのかも。
「はぁー。あったかい。」
お風呂に入る。
「ほく、明日の打ち上げ楽しみだね。」
「うん。」
お湯に浸かっているとほくに後ろから抱きしめられる。
「どうしたの?」
「文化祭とかSNSでみぃに近づこうとしてる男がいっぱいいるから、ちょっとムカついてる。」
「みぃ、ほくだけだよ。ほくだけ大好き。」
「うん。俺も。」
なんか、バカップルみたいに好きばっか言ってるなぁ。
「みぃ、寝よっか。」
「うん。おやすみ。」
「おやすみ。」
ベッドに入り寝る。
次の日、起きるとほくがいない。
時計を見ると12時を過ぎていた。
「ほく…」
起き上がると、身体が痛い。
一階に行きほくを探しにいく。
「いた。」
ほくは一階のキッチンでお昼ご飯を作っていた。
後ろからほくに抱きつく。
「みぃ、おはよう。」
「置いていかないでよ。」
「ごめんごめん。」
火を止め、私の方を向きハグしてくれる。
「みぃ、体調悪くない?」
「身体が痛い…。頭も痛い。」
「ごめんね。昨日激しくしすぎちゃったかな。」
昨日のことを思い出して恥ずかしくなる。
「みぃおいで。」
「ん。」
ほくに抱っこしてもらう。
「はーい、まず、顔洗いにいこっか。」
「うん。」
抱っこされたまま洗面台へ向かう。
「はい。洗って。」
「洗いづらいんだけど。」
「頑張って。」
洗面台についても降ろしてくれない。なんとかして顔を洗えた。
「はい、次はー、髪とかそっか。」
「うん。」
リビングのソファに座りほくにとかしてもらう。まだ、抱っこしたままの状態で座らされてる。
「ママ達まだ帰ってこないの?」
「そうみたい。」
ママ達全然帰ってこない。でも、ほくとリビングでイチャイチャできるから嬉しい。
「できた。」
「ありがとう。」
「じゃあ、次は着替えるよー。」
「うん。」
抱っこされたまま、2階へ行く。重たくないのかな。
「じゃあ着替えよっか。」
「うん。」
やっと、降ろしてくれた。ほくが着替えさせてくれる。
「できたよ。」
「ありがとう。」
「ご飯食べよっか。」
「うん。」
再び一階に行き、お昼ご飯を食べる。
「いただきます。」
「どうぞ。」
「おいしい!」
「よかった。」
ほくの作った料理はいつもすごく美味しい。
「ほく何時に起きたの?」
「9時くらい?」
「はやっ!」
「みぃの携帯の通知がうるさ過ぎて起きた。」
「えっ。そうなの?」
「うん。みぃも起きちゃいそうだったから電源切ったよ。」
「あとで見なきゃ。あれ、みぃ携帯どこにある?」
「机の上に置いてあるよ。」
「携帯見るの忘れてた。」
「後で見て。いっぱい通知きてたから。」
携帯の存在忘れてた…。何の通知が来てたんだろう。
「ほくは、起きて何してたの?」
「んー。美蘭の寝顔見てた。」
「なにそれ怖い。」
「可愛すぎて、ほっぺ触ったり、写真撮ったり、眺めてたりしたら1時間くらい経ってた。」
「バカなの?」
「すーすー言ってて可愛かった。」
「恥ずかしい。」
変な顔で寝てなかったかな。
「ご馳走様でした!」
「はーい。」
お昼ご飯を食べ終わり、ほくと一緒にお皿を洗う。
「ほく、大好き!」
「どうしたの、突然。」
「好きだなぁって思って。」
「俺も大好きだよ。」
「ありがとう。」
この幸せな時間がずっと続けばいいのに。
「みぃ、映画観る?」
「観たい!」
洗い物が終わり、部屋に戻る。
「何観たい?」
「今日はほくが見たいやつ観よ。」
「じゃあ、ホラーで。」
「…分かった。」
「いいの?」
「うん。頑張る。」
「ありがとう。笑 無理だったら言って。」
ほくとホラー映画を観る。怖いのは苦手だけど、ほくは好きみたい。
「わっ!びっくりした。」
「みぃ驚き過ぎ。笑」
「怖いもん。」
怖くてほくにぎゅっと抱きつく。
「ほく観るのやめよーよ。」
「もうちょっとだけ。」
「やだ。」
ほくの膝の上に向かい合うようにして座り、テレビの画面が見えないようにする。
「みぃ、見えない。」
「うん。」
そのままキスする。
「もう、分かったから。笑」
やっと映画を止めてくれる。
そのままほくにキスされる。
「映画止めたんだからかまってね。」
「んっ。」
ほくとのキスは気持ちよくて昨日を思い出してしまう。
「ほく、息っ、できない」
「ごめん。」
「はぁっ。もう。」
「俺、一緒に住んでたら毎日エッチしたくなるんだけど。」
「エッチは毎日しないの?」
「しないしない。笑」
「そうなの?」
「まぁ、人によるだろうけど、毎日する人はほとんどいないんじゃない?」
「そうなんだ。じゃあ、月に1回くらい?」
「そんな少なくもない。笑 どうなんだろう。週1~3回とか?俺もよく分かんない。」
「そうなんだ。じゃあ今日はしないの?」
「そうだね。みぃ、疲れてるし。」
「ほく、ズボン…」
ほくのズボンが少し膨らんでいた。
「やばい、俺ちゅーしただけなのに…。」
「痛い?」
「痛くないよ。」
「エッチする?」
「大丈夫、時間が経てば治るから。」
「じゃあ、明日する?」
「そんなにしたいの?笑」
「したい。…先輩よりも多くする。」
「そんな理由だったらしませーん。」
「するの!!」
まだ先輩に嫉妬している自分に驚く。
「これから何回もするんだしいいでしょ。気にしないの。みぃしか気持ちよくないから、回数に入んないよ。」
「入るもん。」
「怒ってるの?」
「怒ってる。」
「ごめんね。また、すぐエッチしよっか。」
「ほくはみぃとしたくないの?」
めんどくさい質問をしてしまう。
「したいよ。俺ズボンこんなことになってるんだよ。でも、今みぃ身体痛いのに優しくできる自信ないし、怖がってほしくない。また、今度しようね。」
「うん…。」
「よし、じゃあ続き観る?」
「見ない!!」
「ごめんごめん。笑」
「あっ!携帯見るの忘れてた。」
通知いっぱい来てたのに携帯見るの忘れてた。急用じゃないといいけど。
「わっ、すごい通知。」
電源をつけると通知が一気にきた。メッセージを開くと結衣から不在着信が何個もきていた。
「えっ、結衣どうしたんだろ。ちょっと電話かけるね。」
「うん。」
結衣に電話をかけるとすぐに出てくれた。
「結衣、ごめん、携帯見るの忘れてた。どうしたの?」
「美蘭、遅いよ!大変なことになってるんだよ。」
「え!どうしたの?」
「高校の宣伝用SNSアカウント、生徒会がやってるの知ってる?」
「うん。それがどうかしたの?」
「それで、美蘭の写真が載せられててめちゃくちゃバズっちゃってる。美蘭のSNSのアカウントもフォロワーめっちゃ増えてるよ。」
「え!?そうなの!?どうしよう。全然知らなかった。」
「写真勝手に載せられちゃったの?」
「なんか生徒会の人に撮られて、SNSに載せてもいいですか?とは聞かれた。こんな事になると思ってなかったから、普通にいいですよって言っちゃった。」
なんか、すごいことになってしまった。
「美蘭がツーショット撮った人達も美蘭のこと載せてていいねがいっぱいついてる。」
「そうなんだ…。どうしよう。」
「もう、結構シェアされてるから消しても意味ない気がする。」
「そうだよね…。ごめん、SNS普通に結衣の写真とかも載っちゃってる…。」
「私は大丈夫だよ。しょうがないこれは。」
「ありがとう。」
「ごめん、私今から出かけないといけないから、とりあえず明日会える?そこで話そう。」
「うん。ありがとう。」
結衣と明日会う約束をして、電話を切る。
「ほく、どうしよう…。」
「どうした?」
「高校のSNSアカウントでみぃの写真載せたやつがいいねとかいっぱいきて拡散されてるって結衣に言われた。」
「えっ。見せて。」
ほくと一緒に高校のアカウントを見ると、チャイナドレスを着た私が写った写真が投稿されていた。5万件以上のいいねがされている。
「みぃ、かわいい。」
「そうゆうことじゃない…。こんな、多くの人に見られると思ってなかったからさ…。」
「まあ、確かに。知らない人からメッセージ来ても返しちゃダメだよ。」
「うん。」
私のSNSのアカウントも特定されてしまったみたい。
自分のアカウントを見てみるとフォロワーが2000人くらい増えていた…。SNS怖い。
「みぃ、有名人?」
「違うから。もう、どうしよう。とりあえず鍵垢にする。」
「うん。そうして。」
今は鍵垢にするしか方法がないな。また、明日結衣に相談しよう…。
「もう、怖いから電源切る。結衣に何かあったらほくに連絡してって言っといた。」
「俺、通知切ってるんだけど。」
「えぇ。まあ、こまめに確認して。」
「はいはい。」
何日かすればほとぼりが冷めてくれるよね。
「ほく、もう寝たい。」
「え、夜ご飯は?」
「いらない。」
「お風呂だけ入ろ。」
「うん。」
一階に行くとママとパパが居た。
「あ、お帰り。どこ行ってたの?」
「北斗の家よ。みんなで飲んでたの。」
「えっ、なんだ。すぐそこにいたんだね。笑」
「そうだ。美蘭、高校のsnsみたよ。めちゃくちゃいいね来てたわね。」
「ねぇ、どうしよう?」
「そんな気にしなくても大丈夫じゃない?みんなすぐに忘れちゃうよ。美蘭、可愛いから自信持って。」
「もう。笑」
ママが楽観的で少し安心した。心配し過ぎてたのかも。
「はぁー。あったかい。」
お風呂に入る。
「ほく、明日の打ち上げ楽しみだね。」
「うん。」
お湯に浸かっているとほくに後ろから抱きしめられる。
「どうしたの?」
「文化祭とかSNSでみぃに近づこうとしてる男がいっぱいいるから、ちょっとムカついてる。」
「みぃ、ほくだけだよ。ほくだけ大好き。」
「うん。俺も。」
なんか、バカップルみたいに好きばっか言ってるなぁ。
「みぃ、寝よっか。」
「うん。おやすみ。」
「おやすみ。」
ベッドに入り寝る。
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