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一章
32. 初めて
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「ただいまー!…あれ、ママ達いない?」
「いないみたいだね。」
文化祭が終わって家に帰るとママ達が家にいなかった。
リビングに行くと置き手紙があった。
「ママとパパ、麻美ちゃん達と4人で飲みに行ってくるって。帰らないかもって。」
「あ、そうなんだ。みぃ、お腹空いてる?」
「空いてない。」
後夜祭で今日するって約束したからソワソワしてしまう。
「みぃ、元気ないね。もう、時間も遅いし今日やめる?笑」
「やめない!」
「緊張してるでしょ。」
「…うん。」
「とりあえずお風呂行こっか。」
「うん。」
お風呂に行く。緊張してほくのこと見れない。
「はい、できたよ。」
「ありがとう。」
いつも通りほくに髪を乾かしてもらった。
「みぃ、部屋行こっか。」
「うん…。」
すごく緊張しているのが伝わったのか、ほくが手を繋いでくれる。安心する。
「みぃ、おいで。」
「…うん。」
部屋に行き、ベッドの上にいるほくに呼ばれる。
「みぃ、心臓ドキドキしてるね?笑」
「うん。」
「もう、緊張しすぎ。笑」
ほくに抱きしめられている。心臓の音が伝わってしまったみたい。
「みぃ大丈夫?」
「だいじょうぶ。」
「本当かなぁ。笑」
「うん。」
「怖かったり、痛かったらすぐに言える?」
「うん。」
「ん。いい子だね。絶対優しくする。」
「うん。」
心臓が飛び出そう。
「みぃ、ちゅーしよっか。」
「うん。」
ほくにちゅーされる。いつもより心臓の鼓動が速いのか、少し苦しかった。
「はぁっ。」
「みぃ、ちゃんと息してね。」
「うん。」
再びキスされる。少し激しいけど優しい。
「んっ。」
キスされたまま、胸を触られる。
「かわいい。」
「ほく、」
お腹や胸にキスされる。
「くすぐったい。」
「くすぐったいね。」
「うん。」
「みぃ、ズボン脱がすよ。」
ほくにズボンを脱がされ、下半身は下着だけになってしまった。部屋は小さな灯りが一つ付いているだけで薄暗いのに、すごく恥ずかしい。
「…はずかしい。」
「顔熱いね。笑」
「…言わないでよ。」
ほくのキスは下半身にいき、太ももにされる。くすぐったい。
「みぃ、触るよ。」
太もものキスが終わると、下着越しに触られる。
「痛くない?」
「痛くないけど、変な感じする。」
「うん、そっか。」
「ほく、ぎゅーして。」
「うん。」
ほくにぎゅーしてもらう。その間も、下着を触るほくの手は止まらない。
「んっ。」
「気持ちくなってきた?」
「分かんない。」
変な声が出てしまった。
「下着も脱がすよ。」
「うん。」
下着が脱がされ、直接触られる。
「きもちいね。」
「…うん。」
「素直。偉いね。」
「ほく、なんか、変な感じする、怖い。」
「大丈夫だよ。」
「なんか、どうしよう、あっ、んっ。」
お腹の辺りがゾクゾクして一瞬意識が飛びそうになった。
「はぁ、はぁっ、。」
「イけたね。」
「…何今の?」
「今のがイくってことだよ。また、イきそうだったら教えてね。」
「…うん。」
すごく怖かったけど、ほくが抱きしめてくれるから安心できる。
「指、挿れるよ。」
「指?」
「うん。」
「どこに?」
「ここ。」
その瞬間、指を挿れられる。
「んっ。」
「キツイね。痛くない?」
「痛くない。」
痛くはないけど、違和感がすごい。
「ほく、怖いよ。」
「怖い?やめる?」
「やめない。」
「うん。頑張ろっか。」
ほくがすごく優しくしてくれてるのが伝わる。
「うん。そろそろ大丈夫かな?みぃ、俺の挿れていい?」
「…うん。」
心臓がはち切れそう。
「みぃ、服全部脱ごっか。」
「ほくも脱いで。」
「うん、一緒に脱ごうね。」
ほくがまず私の服と下着を脱がせてくれた。すごく恥ずかしい。
「みぃ、綺麗だよ。」
「ほくも早く脱いで。みぃだけ恥ずかしい。」
「はいはい。今から脱ぐけどびっくりしないでね。」
「え?なんで?」
「いつもと違うから。」
「なにが?」
ほくが上の服を脱ぎ、そしてズボンに手がかかる。ほくのズボンは膨らんでいた。
「みぃ、そんなにみないで。笑」
「ズボンどうしたの?」
「男はエロいことするとこうなるの。」
「そうなの?」
「うん。みぃ、怖がっちゃうかも。」
「大丈夫。」
ほくがズボンを脱ぐとほくのモノがいつもと違っていた。大きくて太くて、少し怖い。
「ごめんね、怖かったね。」
「ほく、痛い?」
「んーちょっと痛いかも。笑」
「大丈夫?」
「うん。ちょっと待ってね。」
ほくが箱から小さい四角いものを取り出す。
「ほく、なにそれ?」
「ゴム。」
「ゴム?」
「うん。これ付けないとみぃ赤ちゃんできちゃうよ。」
「え!そうなの?」
「もう、純粋すぎる。保健の授業受けてた?」
「知らなかった。」
ほくが慣れた手つきでゴムを着ける。
「みぃ、痛かったらすぐに言ってね。」
「うん。」
「挿れるよ。」
「…うん。」
ほくが抱きしめてくれる。
「いっ。」
「痛いね。きつい。」
「ほく、いたい」
ほくの先っぽが少し入った。先っぽだけでもすごく痛い。
「みぃ、深呼吸できる?」
「うん。」
「俺に合わせて深呼吸してね。」
ほくに合わせて一緒に深呼吸をする。痛みが減ってきた。
「奥に挿れるよ。」
「…こわい。」
「みぃ、ちゅーしよっか。」
「うん。」
ほくがキスをしてくれる。ほくとのキスは気持ちよくて溶けてしまいそう。
「んっ。」
「入った。痛い?」
「ちょっとだけ。さっきより全然痛くない。」
「良かった。もう一回ちゅーしよっか。」
「うん。」
全部入ったのにさっきより痛くないのはなんでだろう。ほくがきっと上手なんだろうな。
「んっ。はぁっ。」
「うん。みぃ上手。」
「んっ。」
「少し動くよ。」
ほくの腰が動く。ほくとキスをしているといつの間にかさっきまでの痛みが消えていた。
「んっ。あっ。」
変な声が出てしまう。恥ずかしい。
「んっ。やばい。美蘭可愛すぎる。俺すぐイっちゃいそう。」
「ほく、」
「ん?」
「きもちいい」
「もう、煽んないで。」
「んっ。ごめん。」
ほくの腰の動きがだんだん速くなっていく。再びあの感覚が戻ってきた。
「んっ。はぁっ。ほく、」
「んっ。なに?」
「イきそう。」
「はぁっ。んっ、俺も。」
「ん、っ、」
「美蘭好きだよ。」
「んっ、美蘭もっ、すきっ。」
「んっ。」
「んっ、はあっ、あっ。」
腰の動きがだんだん緩くなる。
「イけたね。」
「うん。ほくも…?」
「うん、俺もイっちゃった。笑」
挿れたままハグされる。ほくのがどくどくしているのが膜越しに伝わる。
「ごめん、俺優しくするとか言っといて、全然出来なかった…。」
「大丈夫だよ。」
「痛くなかった?」
「うん。…きもちよかった」
「もう、そういうこと言わないの。笑 またヤりたくなっちゃうから。」
「ごめん。笑」
「可愛い。」
「ほくは、どうだった…?」
「気持ちよかった。好きな子とするのあんなに気持ちいんだって思った。」
「良かった。やっとほくとエッチできて嬉しい。大好き。」
「可愛すぎる。俺、可愛いしか言ってないじゃん…。俺も嬉しい。大好きだよ。」
ほくが優しいキスをしてくれる。すごく幸せ。
「そろそろ抜くよ。」
「うん。」
ほくのが抜かれ少し寂しくなった。
「みぃ悲しそうな顔してる。笑 またエッチしようね。」
「うん。する。」
ほくが頭を撫でてくれる。
「ほく、なんか白いよ…?」
「うん。これがみぃの中に入ると妊娠するの。」
「ほくから出たの?」
「うん。イく時にでるの。」
「そうなんだ。」
妊娠という言葉を聞いてドキッとした。もっともっと、大人になったらほくとの子供ほしいなぁ。
「大人になったらね。ゴムなしでしようか。」
「うん!」
ほくも同じこと考えてて嬉しかった。
「みぃ、服着ようね。」
「うん。」
ほくが服を着させてくれた。
「実紅さんたち今日いなくてよかったね。笑 いたら、バレてたかもしれない。」
「よかった。笑」
「みぃ、俺水とってくるからちょっと待っててね。」
「うん。ありがとう。」
ほくが水を取りに行ってくれた。優しい。
「はい。」
「ありがとう。」
「みぃ、どこも痛くない?」
「うん。」
「みぃ、ハジメテを俺にくれてありがとう。これからもずっと大切にする。」
「うん。こちらこそありがとう。みぃも大切にする!ほくのことずっと守る。」
「ありがとう。」
ほくの死んでしまう瞬間をこれからも見てしまうと思うけど、絶対に守る。ほくとずっと幸せに生きていきたい。
「みぃ、今日映像みるのやめる?」
「見る。」
「大丈夫?疲れてない?」
「うん。頑張る。」
「分かった。ありがとう。」
ほくの心臓に耳を当てる。心臓の鼓動が聞こえることにすごく安心した。
「はぁっ。はぁっ。」
「みぃ、大丈夫だよ。」
「はぁっ。」
いつもより、すごくキツい。頭が割れそうだし、息がうまくできない。酸素が足りない。
「っほく、苦しい。」
「みぃ、深呼吸して。」
ほくと一緒に深呼吸をする。
「みぃ、落ち着いた?」
「うん…。」
今までにないくらい苦しかった。死んじゃうかと思った。すごく疲れが溜まってしまったんだと思う。
「ごめんね。明日にさせればよかったね。」
「ううん。大丈夫。」
明日でも映像はしっかり見れるけど、ほくの映像を見てしまった時、今日見ておいた方が死なせないためにしっかり準備できると思った。
「ほく、死なないで。」
「うん。死なないよ。大丈夫。」
「うん。」
大好きになればなるほど、ほくの死が怖くなる。
「みぃ、そろそろ寝よっか。」
「うん。」
「おやすみ。」
「おやすみ。」
相当な疲れが溜まっていたのか、ほくにトントンされながらすぐに寝てしまった。
「いないみたいだね。」
文化祭が終わって家に帰るとママ達が家にいなかった。
リビングに行くと置き手紙があった。
「ママとパパ、麻美ちゃん達と4人で飲みに行ってくるって。帰らないかもって。」
「あ、そうなんだ。みぃ、お腹空いてる?」
「空いてない。」
後夜祭で今日するって約束したからソワソワしてしまう。
「みぃ、元気ないね。もう、時間も遅いし今日やめる?笑」
「やめない!」
「緊張してるでしょ。」
「…うん。」
「とりあえずお風呂行こっか。」
「うん。」
お風呂に行く。緊張してほくのこと見れない。
「はい、できたよ。」
「ありがとう。」
いつも通りほくに髪を乾かしてもらった。
「みぃ、部屋行こっか。」
「うん…。」
すごく緊張しているのが伝わったのか、ほくが手を繋いでくれる。安心する。
「みぃ、おいで。」
「…うん。」
部屋に行き、ベッドの上にいるほくに呼ばれる。
「みぃ、心臓ドキドキしてるね?笑」
「うん。」
「もう、緊張しすぎ。笑」
ほくに抱きしめられている。心臓の音が伝わってしまったみたい。
「みぃ大丈夫?」
「だいじょうぶ。」
「本当かなぁ。笑」
「うん。」
「怖かったり、痛かったらすぐに言える?」
「うん。」
「ん。いい子だね。絶対優しくする。」
「うん。」
心臓が飛び出そう。
「みぃ、ちゅーしよっか。」
「うん。」
ほくにちゅーされる。いつもより心臓の鼓動が速いのか、少し苦しかった。
「はぁっ。」
「みぃ、ちゃんと息してね。」
「うん。」
再びキスされる。少し激しいけど優しい。
「んっ。」
キスされたまま、胸を触られる。
「かわいい。」
「ほく、」
お腹や胸にキスされる。
「くすぐったい。」
「くすぐったいね。」
「うん。」
「みぃ、ズボン脱がすよ。」
ほくにズボンを脱がされ、下半身は下着だけになってしまった。部屋は小さな灯りが一つ付いているだけで薄暗いのに、すごく恥ずかしい。
「…はずかしい。」
「顔熱いね。笑」
「…言わないでよ。」
ほくのキスは下半身にいき、太ももにされる。くすぐったい。
「みぃ、触るよ。」
太もものキスが終わると、下着越しに触られる。
「痛くない?」
「痛くないけど、変な感じする。」
「うん、そっか。」
「ほく、ぎゅーして。」
「うん。」
ほくにぎゅーしてもらう。その間も、下着を触るほくの手は止まらない。
「んっ。」
「気持ちくなってきた?」
「分かんない。」
変な声が出てしまった。
「下着も脱がすよ。」
「うん。」
下着が脱がされ、直接触られる。
「きもちいね。」
「…うん。」
「素直。偉いね。」
「ほく、なんか、変な感じする、怖い。」
「大丈夫だよ。」
「なんか、どうしよう、あっ、んっ。」
お腹の辺りがゾクゾクして一瞬意識が飛びそうになった。
「はぁ、はぁっ、。」
「イけたね。」
「…何今の?」
「今のがイくってことだよ。また、イきそうだったら教えてね。」
「…うん。」
すごく怖かったけど、ほくが抱きしめてくれるから安心できる。
「指、挿れるよ。」
「指?」
「うん。」
「どこに?」
「ここ。」
その瞬間、指を挿れられる。
「んっ。」
「キツイね。痛くない?」
「痛くない。」
痛くはないけど、違和感がすごい。
「ほく、怖いよ。」
「怖い?やめる?」
「やめない。」
「うん。頑張ろっか。」
ほくがすごく優しくしてくれてるのが伝わる。
「うん。そろそろ大丈夫かな?みぃ、俺の挿れていい?」
「…うん。」
心臓がはち切れそう。
「みぃ、服全部脱ごっか。」
「ほくも脱いで。」
「うん、一緒に脱ごうね。」
ほくがまず私の服と下着を脱がせてくれた。すごく恥ずかしい。
「みぃ、綺麗だよ。」
「ほくも早く脱いで。みぃだけ恥ずかしい。」
「はいはい。今から脱ぐけどびっくりしないでね。」
「え?なんで?」
「いつもと違うから。」
「なにが?」
ほくが上の服を脱ぎ、そしてズボンに手がかかる。ほくのズボンは膨らんでいた。
「みぃ、そんなにみないで。笑」
「ズボンどうしたの?」
「男はエロいことするとこうなるの。」
「そうなの?」
「うん。みぃ、怖がっちゃうかも。」
「大丈夫。」
ほくがズボンを脱ぐとほくのモノがいつもと違っていた。大きくて太くて、少し怖い。
「ごめんね、怖かったね。」
「ほく、痛い?」
「んーちょっと痛いかも。笑」
「大丈夫?」
「うん。ちょっと待ってね。」
ほくが箱から小さい四角いものを取り出す。
「ほく、なにそれ?」
「ゴム。」
「ゴム?」
「うん。これ付けないとみぃ赤ちゃんできちゃうよ。」
「え!そうなの?」
「もう、純粋すぎる。保健の授業受けてた?」
「知らなかった。」
ほくが慣れた手つきでゴムを着ける。
「みぃ、痛かったらすぐに言ってね。」
「うん。」
「挿れるよ。」
「…うん。」
ほくが抱きしめてくれる。
「いっ。」
「痛いね。きつい。」
「ほく、いたい」
ほくの先っぽが少し入った。先っぽだけでもすごく痛い。
「みぃ、深呼吸できる?」
「うん。」
「俺に合わせて深呼吸してね。」
ほくに合わせて一緒に深呼吸をする。痛みが減ってきた。
「奥に挿れるよ。」
「…こわい。」
「みぃ、ちゅーしよっか。」
「うん。」
ほくがキスをしてくれる。ほくとのキスは気持ちよくて溶けてしまいそう。
「んっ。」
「入った。痛い?」
「ちょっとだけ。さっきより全然痛くない。」
「良かった。もう一回ちゅーしよっか。」
「うん。」
全部入ったのにさっきより痛くないのはなんでだろう。ほくがきっと上手なんだろうな。
「んっ。はぁっ。」
「うん。みぃ上手。」
「んっ。」
「少し動くよ。」
ほくの腰が動く。ほくとキスをしているといつの間にかさっきまでの痛みが消えていた。
「んっ。あっ。」
変な声が出てしまう。恥ずかしい。
「んっ。やばい。美蘭可愛すぎる。俺すぐイっちゃいそう。」
「ほく、」
「ん?」
「きもちいい」
「もう、煽んないで。」
「んっ。ごめん。」
ほくの腰の動きがだんだん速くなっていく。再びあの感覚が戻ってきた。
「んっ。はぁっ。ほく、」
「んっ。なに?」
「イきそう。」
「はぁっ。んっ、俺も。」
「ん、っ、」
「美蘭好きだよ。」
「んっ、美蘭もっ、すきっ。」
「んっ。」
「んっ、はあっ、あっ。」
腰の動きがだんだん緩くなる。
「イけたね。」
「うん。ほくも…?」
「うん、俺もイっちゃった。笑」
挿れたままハグされる。ほくのがどくどくしているのが膜越しに伝わる。
「ごめん、俺優しくするとか言っといて、全然出来なかった…。」
「大丈夫だよ。」
「痛くなかった?」
「うん。…きもちよかった」
「もう、そういうこと言わないの。笑 またヤりたくなっちゃうから。」
「ごめん。笑」
「可愛い。」
「ほくは、どうだった…?」
「気持ちよかった。好きな子とするのあんなに気持ちいんだって思った。」
「良かった。やっとほくとエッチできて嬉しい。大好き。」
「可愛すぎる。俺、可愛いしか言ってないじゃん…。俺も嬉しい。大好きだよ。」
ほくが優しいキスをしてくれる。すごく幸せ。
「そろそろ抜くよ。」
「うん。」
ほくのが抜かれ少し寂しくなった。
「みぃ悲しそうな顔してる。笑 またエッチしようね。」
「うん。する。」
ほくが頭を撫でてくれる。
「ほく、なんか白いよ…?」
「うん。これがみぃの中に入ると妊娠するの。」
「ほくから出たの?」
「うん。イく時にでるの。」
「そうなんだ。」
妊娠という言葉を聞いてドキッとした。もっともっと、大人になったらほくとの子供ほしいなぁ。
「大人になったらね。ゴムなしでしようか。」
「うん!」
ほくも同じこと考えてて嬉しかった。
「みぃ、服着ようね。」
「うん。」
ほくが服を着させてくれた。
「実紅さんたち今日いなくてよかったね。笑 いたら、バレてたかもしれない。」
「よかった。笑」
「みぃ、俺水とってくるからちょっと待っててね。」
「うん。ありがとう。」
ほくが水を取りに行ってくれた。優しい。
「はい。」
「ありがとう。」
「みぃ、どこも痛くない?」
「うん。」
「みぃ、ハジメテを俺にくれてありがとう。これからもずっと大切にする。」
「うん。こちらこそありがとう。みぃも大切にする!ほくのことずっと守る。」
「ありがとう。」
ほくの死んでしまう瞬間をこれからも見てしまうと思うけど、絶対に守る。ほくとずっと幸せに生きていきたい。
「みぃ、今日映像みるのやめる?」
「見る。」
「大丈夫?疲れてない?」
「うん。頑張る。」
「分かった。ありがとう。」
ほくの心臓に耳を当てる。心臓の鼓動が聞こえることにすごく安心した。
「はぁっ。はぁっ。」
「みぃ、大丈夫だよ。」
「はぁっ。」
いつもより、すごくキツい。頭が割れそうだし、息がうまくできない。酸素が足りない。
「っほく、苦しい。」
「みぃ、深呼吸して。」
ほくと一緒に深呼吸をする。
「みぃ、落ち着いた?」
「うん…。」
今までにないくらい苦しかった。死んじゃうかと思った。すごく疲れが溜まってしまったんだと思う。
「ごめんね。明日にさせればよかったね。」
「ううん。大丈夫。」
明日でも映像はしっかり見れるけど、ほくの映像を見てしまった時、今日見ておいた方が死なせないためにしっかり準備できると思った。
「ほく、死なないで。」
「うん。死なないよ。大丈夫。」
「うん。」
大好きになればなるほど、ほくの死が怖くなる。
「みぃ、そろそろ寝よっか。」
「うん。」
「おやすみ。」
「おやすみ。」
相当な疲れが溜まっていたのか、ほくにトントンされながらすぐに寝てしまった。
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