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一章
3. テスト
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「北斗、美蘭ご飯だよー!」
『はーい』
今日はいつもより早く起きれた。体調も良い。だけど…。
「テストだ…。」
「2人とも頑張ってね。北斗は大丈夫だろうけど、美蘭の数学よね笑 他の教科は良いのに。」
「麻美ちゃん助けて…。」
「北斗にテスト中教えてもらいな。」
「ほくの席遠いの…。」
「いや、カンニングしようとするなよ。」
テスト大丈夫かな…。
「あっ、美蘭おはよー!」
「結衣おはよう…。テストやばいよ…。」
「うっ…。私もかなりやばい…。」
「はい、席ついて。1限は国語です。はい、はじめ。」
数学以外の教科は得意だから、大丈夫だけど、2限が数学だ…。
「はい。次は数学。初め。」
やばい。全然わかんない。ほくとやったところはちょっとできた。けど、全然ダメだ…。
「はい、書くのやめて。休み時間にして。」
「美蘭、数学どうだった!?」
「やばい。全然わかんなかった。結衣は?」
「私もやばい…。絶対難しいのばっか出してきたよね。」
「おい美蘭、俺とやったとこかなり出たぞ。」
「…え。嘘でしょ…。分かんなかった…」
「もう、終わったことは忘れよ…。」
「そうだね…。」
数学は忘れて、理科と社会のテストを受けた。そして…
「お昼だー!美蘭、屋上でご飯食べようよ!」
「いいね!屋上行きたい!」
「いいでしょ。北斗、寛太ー!屋上で食べよー」
結衣の提案で屋上でお弁当を食べることに。屋上に行くって憧れてた。嬉しい。天気もいいし最高!
「わー!屋上だー!」
「すごいね。誰もいない!」
「結衣、5限の勉強しなくていいのか?笑 ビリになるぞ笑」
「寛太うざっ。」
「お前ら本当喧嘩ばっかしてるな。」
あとテストは、5限だけ。
「そういえば6限ってなにするの?」
「学級委員とか係り決め。」
「学級委員!誰がなるんだろう。」
「北斗やれば!?笑」
「やらねーよ。」
「じゃあ俺やっちゃおっかなー!笑」
「寛太が学級委員なったらクラス崩壊するわ…。」
「うるせーー!結衣がやっても崩壊するわ。」
「そろそろ戻るぞ」
『はーい。』
教室に戻り、英語のテストを受ける。
「はい。書くのやめて。以上でテスト終わりです。6限は、係り決めするからそのまま教室にいてください。」
『はーい』
「美蘭ちゃん、テストお疲れ様ー!」
「理沙ちゃんもお疲れ様!数学が全然出来なかった…。」
「数学ちょっと難しかったね…。」
理沙ちゃん、ちょっとどころじゃないよ…。私の点数めちゃくちゃ悪いのかな…。
チャイムが鳴る。
「はい、じゃあ係り決めします。まず、学級委員から。やりたい人は挙手して。」
やっぱ、学級委員はみんなやりたがらないよね。
「誰かやりたい人いないか?いなかったら、先生が決めちゃうぞー。」
教室は静まり返っている…。
「まだ入学3日目でクラスメイトのこと全然知らないから、推薦は難しいよな。じゃあ、入試の成績順で、一ノ瀬と永田」
ほくと理沙ちゃんが学級委員に。理沙ちゃん成績めちゃくちゃよかったんだ…!
ほくは嫌そうな顔してる。
「はい、じゃあ2人は前に出てきて挨拶してから、さっそく係り決めして。」
「一之瀬です。よろしくお願いします。」
「永田です。よろしくお願いします。」
「じゃあ、係りを黒板に書き出すのでやりたい係りの下に名前書いて、定員オーバーだったらジャンケンで決めてください。」
ほく結構まとめられてる。学級委員向いてそう。めんどくさそうにしてるけど。笑
「美蘭、一緒のやろー!」
「やろ、楽なのがいい笑」
「それね、図書委員とか楽そうじゃない?」
「いいね!それにしよ!」
図書委員会は人気がないらしくジャンケンなしで決まった。
「よし、みんな決まったな。次は、班ごとに自己紹介。授業中に班で話し合いとかよくやるから今のうちから仲良くしとけよー。」
席順で4人組の班が決められている。
私の班は理沙ちゃんとあと男の子2人。男の子は初めて喋るな…。
「二宮美蘭です。よろしくお願いします。」
「美蘭ちゃんよろしくね!美蘭ちゃんは、どこ中なの?」
同じ班で隣の席の亮太くんが話しかけてくれた。
「西中です。」
「西中か!美蘭ちゃん連絡先交換しよ!」
「っは、はい!」
「俺とも交換しよー。あと、タメ口でいいよ笑」
「分かった!」
もう1人同じ班の駿くんも話しかけてくれた。
ほくと寛太以外の男の子と喋るの久しぶりで緊張してしまう。
「美蘭ちゃん、めちゃくちゃ人気だね。笑 そういえば、連絡先交換してないよね!私達もしよ!」
「しよしよ!」
理沙ちゃんとも連絡先交換した。友達が増えていって嬉しい。
「はい、じゃあ今日は終わり。ホームルームはないからもう帰ってよし。」
『はーい』
「美蘭、かえるぞ。」
「はーい、みんなばいばーい!」
『ばいばーい!』
少しずつクラスに友達が増えて嬉しい。みんなの名前覚えれるかな…。
「学級委員長~」
「みぃ、やめろ。」
「ほく、学級委員似合ってる。」
「めんどくさい…。」
ほくは嫌がってるけど、学級委員めちゃめちゃ似合ってる。明日からは本格的に授業が始まる。頑張ろう。
『ただいま』
「おかえりー!テストどうだった?」
「数学以外は…!」
「予想通り。笑 2人ともお疲れ様ー!」
忘れてた、テストを受けてたんだった。返却が怖すぎる。
ほくの部屋へ行き2人でソファに並んで座る。
今日も疲れたぁ。
ピコンッ。
携帯が鳴った。
「国際学科…?」
見てみると、グループチャットに招待されている。理沙ちゃんが招待してくれたみたい。チャットに参加して、ほく、結衣、寛太も招待した。
「ほく、これ参加して。」
「なにこれ?」
「国際学科のグループチャットだって。」
「分かった。」
参加してしばらくすると、いろんな人から友達に追加された。知らない子ばっかだ…。
ピコンッ。
「あ、亮太くんだ。」
「誰?」
「隣の席の子。」
「へー。」
亮太くんから、「よろしくね」というメッセージが。「こちらこそよろしくね!」と返す。
ピコンッ。
ピコンッ。
グループチャットに参加したら色んな人からメッセージが。何回も何回も「こちらこそよろしくね!」と打った。疲れた…。
ピコンッ。
ピコンッ。
まただ…。携帯を開くと…。
「あれ?みぃじゃない。ほく?」
「うん。」
ほくも色んな人から友達に追加されて、メッセージが来ていた。しかも女の子ばっかり。
ほくはメッセージを返さず、携帯の電源を切った。
「返さないの?」
「だって美蘭ちゃん嫉妬しちゃうもん。可哀想だからみんなブロックするね?どうしよう、明日から話しかけられたら全員無視すればいい?」
「嫉妬しないから。ブロックも無視もやめて。ただ返すのがめんどくさいだけでしょ。」
もう。またからかってくる。
「ちょっとくらい嫉妬してよ、美蘭ちゃん。俺は美蘭ちゃんを追加した男全員どうしてやろうか考えてるのに…!」
「やめて。」
発想が怖いから…。
「みぃ、ベッドいこ。」
「ん?…うん。」
ほくにベッド行こって言われたから、ベッドに。
ベッドに寝転がるとほくに後ろからハグされて匂いを嗅がれる。私の匂いが好きらしい。柔軟剤は同じなのに。体臭…?笑
「美蘭ちゃん、もう男の子のメッセージ返しちゃダメだよ?」
「無理だよ。無視できないもん。」
「ムリ。美蘭ちゃんいないと俺生きていけない。」
それはその通りなんだけどさ…笑 メンヘラなの?
学校では、嫉妬?してる素振り一切見せないから面白い。
「ほくやめて。」
私の肩にほくの顔を埋め、頭を激しく振ってくる…。なんなの?犬なの?髪ボサボサになるから。
「北斗、美蘭、ごはんよー。」
「はーい!もう、ほく行くよ。」
「はーい…。」
麻美ちゃんに呼ばれたので夜ご飯を食べに一階へいく。
「あれ、美蘭、髪どうしたの?」
「ほくがくっついてきてボサボサにされた…。」
「北斗はホント美蘭が好きだよね…笑」
「俺は美蘭ちゃん大好きなのにさ?美蘭ちゃんが受け入れてくれないんだよ…。」
「みぃもほく好きだよ。」
「2人の好きは恋愛の好きじゃないのよね…。」
「ねえ、麻美ちゃん、もしみぃに好きな人できて結婚するってなったらほくどうする?笑 ペット?笑」
「ペット…笑 アリだね。笑」
「ペットいいね。いや、俺が誰かと結婚して美蘭ちゃんをペットにしたい。美蘭ちゃんペットにならない?」
「北斗気持ち悪いなぁ…。パパに似ちゃったのかな…。」
実際本当に結婚した時どうなるんだろう…。そもそもみぃ、好きな人できたことないけど、結婚できるのかな…。ほくも出来たことないよね…。2人とも孤独死…?
「みぃ、風呂行こ。」
「うん。」
お風呂あったかくて気持ちいい。癒される。
「ほく、みぃ結婚できるかな…。」
「いや、みぃは結婚しちゃだめ。俺のペット。」
「なんないから。ねえほく、好きな人できたことある?」
「ない」
「みぃも…。やばくない?高校生で好きな人できたことないって。結婚できる?」
「美蘭ちゃんにはまだ早いから。好きな人なんか作らなくていーの。」
「ほくは焦んないの?」
「焦んない。」
「高校ではみぃも好きな人ほしい!あわよくば、彼氏もほしい!放課後デートとかしたい!!」
「そんなことしたら、俺死んじゃうから。」
「ほくが死なない日に行く!」
「薄情な…。」
高校で好きな人も彼氏も欲しい!デートもしたい!放課後デートとかすごい憧れる…!
お風呂からでて、髪をほくに乾かしてもらって寝る準備をする。
今日もいつも通り映像を見た。
ほくが車に轢かれていた。
『はーい』
今日はいつもより早く起きれた。体調も良い。だけど…。
「テストだ…。」
「2人とも頑張ってね。北斗は大丈夫だろうけど、美蘭の数学よね笑 他の教科は良いのに。」
「麻美ちゃん助けて…。」
「北斗にテスト中教えてもらいな。」
「ほくの席遠いの…。」
「いや、カンニングしようとするなよ。」
テスト大丈夫かな…。
「あっ、美蘭おはよー!」
「結衣おはよう…。テストやばいよ…。」
「うっ…。私もかなりやばい…。」
「はい、席ついて。1限は国語です。はい、はじめ。」
数学以外の教科は得意だから、大丈夫だけど、2限が数学だ…。
「はい。次は数学。初め。」
やばい。全然わかんない。ほくとやったところはちょっとできた。けど、全然ダメだ…。
「はい、書くのやめて。休み時間にして。」
「美蘭、数学どうだった!?」
「やばい。全然わかんなかった。結衣は?」
「私もやばい…。絶対難しいのばっか出してきたよね。」
「おい美蘭、俺とやったとこかなり出たぞ。」
「…え。嘘でしょ…。分かんなかった…」
「もう、終わったことは忘れよ…。」
「そうだね…。」
数学は忘れて、理科と社会のテストを受けた。そして…
「お昼だー!美蘭、屋上でご飯食べようよ!」
「いいね!屋上行きたい!」
「いいでしょ。北斗、寛太ー!屋上で食べよー」
結衣の提案で屋上でお弁当を食べることに。屋上に行くって憧れてた。嬉しい。天気もいいし最高!
「わー!屋上だー!」
「すごいね。誰もいない!」
「結衣、5限の勉強しなくていいのか?笑 ビリになるぞ笑」
「寛太うざっ。」
「お前ら本当喧嘩ばっかしてるな。」
あとテストは、5限だけ。
「そういえば6限ってなにするの?」
「学級委員とか係り決め。」
「学級委員!誰がなるんだろう。」
「北斗やれば!?笑」
「やらねーよ。」
「じゃあ俺やっちゃおっかなー!笑」
「寛太が学級委員なったらクラス崩壊するわ…。」
「うるせーー!結衣がやっても崩壊するわ。」
「そろそろ戻るぞ」
『はーい。』
教室に戻り、英語のテストを受ける。
「はい。書くのやめて。以上でテスト終わりです。6限は、係り決めするからそのまま教室にいてください。」
『はーい』
「美蘭ちゃん、テストお疲れ様ー!」
「理沙ちゃんもお疲れ様!数学が全然出来なかった…。」
「数学ちょっと難しかったね…。」
理沙ちゃん、ちょっとどころじゃないよ…。私の点数めちゃくちゃ悪いのかな…。
チャイムが鳴る。
「はい、じゃあ係り決めします。まず、学級委員から。やりたい人は挙手して。」
やっぱ、学級委員はみんなやりたがらないよね。
「誰かやりたい人いないか?いなかったら、先生が決めちゃうぞー。」
教室は静まり返っている…。
「まだ入学3日目でクラスメイトのこと全然知らないから、推薦は難しいよな。じゃあ、入試の成績順で、一ノ瀬と永田」
ほくと理沙ちゃんが学級委員に。理沙ちゃん成績めちゃくちゃよかったんだ…!
ほくは嫌そうな顔してる。
「はい、じゃあ2人は前に出てきて挨拶してから、さっそく係り決めして。」
「一之瀬です。よろしくお願いします。」
「永田です。よろしくお願いします。」
「じゃあ、係りを黒板に書き出すのでやりたい係りの下に名前書いて、定員オーバーだったらジャンケンで決めてください。」
ほく結構まとめられてる。学級委員向いてそう。めんどくさそうにしてるけど。笑
「美蘭、一緒のやろー!」
「やろ、楽なのがいい笑」
「それね、図書委員とか楽そうじゃない?」
「いいね!それにしよ!」
図書委員会は人気がないらしくジャンケンなしで決まった。
「よし、みんな決まったな。次は、班ごとに自己紹介。授業中に班で話し合いとかよくやるから今のうちから仲良くしとけよー。」
席順で4人組の班が決められている。
私の班は理沙ちゃんとあと男の子2人。男の子は初めて喋るな…。
「二宮美蘭です。よろしくお願いします。」
「美蘭ちゃんよろしくね!美蘭ちゃんは、どこ中なの?」
同じ班で隣の席の亮太くんが話しかけてくれた。
「西中です。」
「西中か!美蘭ちゃん連絡先交換しよ!」
「っは、はい!」
「俺とも交換しよー。あと、タメ口でいいよ笑」
「分かった!」
もう1人同じ班の駿くんも話しかけてくれた。
ほくと寛太以外の男の子と喋るの久しぶりで緊張してしまう。
「美蘭ちゃん、めちゃくちゃ人気だね。笑 そういえば、連絡先交換してないよね!私達もしよ!」
「しよしよ!」
理沙ちゃんとも連絡先交換した。友達が増えていって嬉しい。
「はい、じゃあ今日は終わり。ホームルームはないからもう帰ってよし。」
『はーい』
「美蘭、かえるぞ。」
「はーい、みんなばいばーい!」
『ばいばーい!』
少しずつクラスに友達が増えて嬉しい。みんなの名前覚えれるかな…。
「学級委員長~」
「みぃ、やめろ。」
「ほく、学級委員似合ってる。」
「めんどくさい…。」
ほくは嫌がってるけど、学級委員めちゃめちゃ似合ってる。明日からは本格的に授業が始まる。頑張ろう。
『ただいま』
「おかえりー!テストどうだった?」
「数学以外は…!」
「予想通り。笑 2人ともお疲れ様ー!」
忘れてた、テストを受けてたんだった。返却が怖すぎる。
ほくの部屋へ行き2人でソファに並んで座る。
今日も疲れたぁ。
ピコンッ。
携帯が鳴った。
「国際学科…?」
見てみると、グループチャットに招待されている。理沙ちゃんが招待してくれたみたい。チャットに参加して、ほく、結衣、寛太も招待した。
「ほく、これ参加して。」
「なにこれ?」
「国際学科のグループチャットだって。」
「分かった。」
参加してしばらくすると、いろんな人から友達に追加された。知らない子ばっかだ…。
ピコンッ。
「あ、亮太くんだ。」
「誰?」
「隣の席の子。」
「へー。」
亮太くんから、「よろしくね」というメッセージが。「こちらこそよろしくね!」と返す。
ピコンッ。
ピコンッ。
グループチャットに参加したら色んな人からメッセージが。何回も何回も「こちらこそよろしくね!」と打った。疲れた…。
ピコンッ。
ピコンッ。
まただ…。携帯を開くと…。
「あれ?みぃじゃない。ほく?」
「うん。」
ほくも色んな人から友達に追加されて、メッセージが来ていた。しかも女の子ばっかり。
ほくはメッセージを返さず、携帯の電源を切った。
「返さないの?」
「だって美蘭ちゃん嫉妬しちゃうもん。可哀想だからみんなブロックするね?どうしよう、明日から話しかけられたら全員無視すればいい?」
「嫉妬しないから。ブロックも無視もやめて。ただ返すのがめんどくさいだけでしょ。」
もう。またからかってくる。
「ちょっとくらい嫉妬してよ、美蘭ちゃん。俺は美蘭ちゃんを追加した男全員どうしてやろうか考えてるのに…!」
「やめて。」
発想が怖いから…。
「みぃ、ベッドいこ。」
「ん?…うん。」
ほくにベッド行こって言われたから、ベッドに。
ベッドに寝転がるとほくに後ろからハグされて匂いを嗅がれる。私の匂いが好きらしい。柔軟剤は同じなのに。体臭…?笑
「美蘭ちゃん、もう男の子のメッセージ返しちゃダメだよ?」
「無理だよ。無視できないもん。」
「ムリ。美蘭ちゃんいないと俺生きていけない。」
それはその通りなんだけどさ…笑 メンヘラなの?
学校では、嫉妬?してる素振り一切見せないから面白い。
「ほくやめて。」
私の肩にほくの顔を埋め、頭を激しく振ってくる…。なんなの?犬なの?髪ボサボサになるから。
「北斗、美蘭、ごはんよー。」
「はーい!もう、ほく行くよ。」
「はーい…。」
麻美ちゃんに呼ばれたので夜ご飯を食べに一階へいく。
「あれ、美蘭、髪どうしたの?」
「ほくがくっついてきてボサボサにされた…。」
「北斗はホント美蘭が好きだよね…笑」
「俺は美蘭ちゃん大好きなのにさ?美蘭ちゃんが受け入れてくれないんだよ…。」
「みぃもほく好きだよ。」
「2人の好きは恋愛の好きじゃないのよね…。」
「ねえ、麻美ちゃん、もしみぃに好きな人できて結婚するってなったらほくどうする?笑 ペット?笑」
「ペット…笑 アリだね。笑」
「ペットいいね。いや、俺が誰かと結婚して美蘭ちゃんをペットにしたい。美蘭ちゃんペットにならない?」
「北斗気持ち悪いなぁ…。パパに似ちゃったのかな…。」
実際本当に結婚した時どうなるんだろう…。そもそもみぃ、好きな人できたことないけど、結婚できるのかな…。ほくも出来たことないよね…。2人とも孤独死…?
「みぃ、風呂行こ。」
「うん。」
お風呂あったかくて気持ちいい。癒される。
「ほく、みぃ結婚できるかな…。」
「いや、みぃは結婚しちゃだめ。俺のペット。」
「なんないから。ねえほく、好きな人できたことある?」
「ない」
「みぃも…。やばくない?高校生で好きな人できたことないって。結婚できる?」
「美蘭ちゃんにはまだ早いから。好きな人なんか作らなくていーの。」
「ほくは焦んないの?」
「焦んない。」
「高校ではみぃも好きな人ほしい!あわよくば、彼氏もほしい!放課後デートとかしたい!!」
「そんなことしたら、俺死んじゃうから。」
「ほくが死なない日に行く!」
「薄情な…。」
高校で好きな人も彼氏も欲しい!デートもしたい!放課後デートとかすごい憧れる…!
お風呂からでて、髪をほくに乾かしてもらって寝る準備をする。
今日もいつも通り映像を見た。
ほくが車に轢かれていた。
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