継母の心得

トール

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6巻

6-3

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「テオ様、レール馬車はまず公園で試し、それから帝都に拡大していく予定だったのでは?」
「私は、レール馬車の実物を見て、これは早急に各地へレールを敷かなければならないと確信した。帝都に関しては、すでに皇后が準備を進めている。帝都、シモンズ伯爵領、ディバイン公爵領への整備は、並行して進めるべきだろう」

 テオ様のレール馬車熱が、冷めるどころか燃え上がっておりますわ!

「そこで、君には相談役として、助言をもらいたい」
「え……、わたくしにそのような大役が務まりますかしら……」
「むしろベルにしか務まらないだろう」

 テオ様とウォルトから期待のこもった目で見られるものだから、プレッシャーを感じますわ。

「早速だが、レールを公園外に敷くにあたり、なにか気になることや注意しなければならないことがあるだろうか。私としては、レール内に人や動物が立ち入る危険性を考え、レールの周りに囲いが必要ではないかと考えている」

 テオ様はすでに問題点を把握しているようだが、改めてわたくしに助言を求めてくる。より良くするために、他の意見も聞いて取り入れようとする姿勢は尊敬に値する。

「そうですわね。盗賊がレール馬車を襲ったり、動物や魔物の侵入、人との接触事故なども考えられます。そのため初期投資にかなりの額が必要にはなりますが、わたくしとしては、レール馬車専用の高さのあるレールを作るといいのではないかと思いますの」

 古代ローマの水道橋とまでは言いませんけれど、ある程度高さがあれば、安全に運行できますもの。材料をパブロの樹液でコーティングすれば長期間保ちますし。初期投資は相当かかるかもしれませんけれど、その分リターンは大きいですわ。

「となると、かなりの工期と金がかかるだろう……」
「各駅に観光客を誘致できるようななにかを作って、街として発展させれば実入りはありますわ。しかも、レール馬車の安全性と速さは、旅行という概念のなかった人々を外へ連れ出すきっかけになるでしょう。そうなれば……」
「大きなリターンが見込まれます! 旦那様、投資すべきと考えます」

 ウォルトは目を輝かせ、旦那様の背中を押している。
 レール馬車は国家事業なので、ディバイン公爵家が投資するとすれば、各駅の宿屋や旅に必要なものを売っている店、旅行鞄のお店なんかがいいかもしれませんわね。あとはお土産みやげ屋さんに駅弁なんかもいいですわ!

「ベル、助言感謝する。今後もこういった相談をするかと思うが、頼まれてくれるだろうか」
「ええ。構いませんわ。わたくしの意見が役に立つのならば、いくらでも提案いたします」
「ああ。頼もしいな」

 急にテオ様が、厳しい当主の表情から優しい夫の顔に変わったので、ドキリとしてしまいましたわ。

「ところでテオ様、デルベ伯爵夫人のことなのですが――」

 デルベ伯爵夫人の話題を出した途端、テオ様からは「君が関わることではない」とシャットアウトされてしまいましたの。テオ様からしてみれば、襲撃者まで雇ってわたくしを誘拐か殺害かをしようとした者に、関わってほしくないようですが、だからこそ気になるというものですわ。

「テオ様、わたくしは狙われた本人ですのよ。デルベ伯爵夫人が今どうしているのか、テオ様が彼女をどうする気なのか、知っておく必要があると思いますの」
「ベル……、私は君には穏やかに、笑って過ごしてもらいたいと思っている」
「なにも知らされないまま、笑ってなど過ごせませんわ」

 目隠しされたままでは、本当には笑えませんもの。それに……

「わたくしたちは夫婦でしょう。夫にだけ、大変な思いをさせるわけにはまいりませんわ」

 そうでしょう? とテオ様の目をじっと見つめる。

「……まったく、君には勝てないな」

 困ったような顔で苦笑いをする夫は、どことなく嬉しそうでもあった。

「旦那様、あのことを奥様にもお伝えしておきますか?」

 ウォルトの耳打ちに、テオ様の眉間にしわが寄る。
 あのことって、デルベ伯爵夫人のことですの? それとも伯爵の……?

「……本当は、気がすすまないが……」
「教えてくださいまし!」

 デルベ伯爵家に関するなにかがわかったのだと理解したわたくしは、身を乗り出しましたのよ。

「奥様、旦那様より、デルベ前伯爵夫妻のことはお聞きになっていると思います」
「ええ。テオ様のご両親と同時期に亡くなられたと伺っておりますわ」
「はい。詳しく調査した結果、デルベ前伯爵夫妻は……」

 珍しく言いよどむウォルトに、首を傾げる。すると――

「自害しておりました」

 え……

「事故や、殺人ではなく……自害、ですの?」
「はい。デルベ前伯爵夫妻は、自ら毒を飲み、自害なさったそうです」

 ど、どういうことですの……? テオ様のご両親が亡くなった同時期に、自害……?

「どうやら、私の両親が亡くなってすぐに、あとを追うようにったらしい」
「あとを追うようにって……」

 淡々と話す夫の顔をうかがうが、感情が読めない。

「まさかテオ様は、後追い自殺をしたとお考えなのですか――!?」


     ◇ ◇ ◇


 あまりにも重い事実を知ってしまい、一夜明けても、昨夜の話が頭の中をぐるぐるしていた。

「奥様、大丈夫ですか? 顔色が悪いようですが……」

 ミランダが心配そうにわたくしを見ている。
 ミランダには心配をかけてばかりね……。襲撃の時も巻き込んでしまいましたし、申し訳ないですわ。

「ええ、大丈夫よ。心配をかけてしまってごめんなさいね」
「お部屋でお休みになられた方がよろしいかと思います」
「少し気分が沈んでしまっただけですの。大丈夫。ノアの顔を見れば、気分も上がりますわ」

 今は部屋で休むよりも、可愛い息子の顔を見たいと訴えると、ミランダは少し思案したあと、「かしこまりました」とついてきてくれたのだ。


「りんごが三つあります。一つはノア様が、もう一つはネズミさんが食べてしまいました。さて、残りはいくつありますか?」
「はい! ねじゅみさん、からだちぃさいの。おのこち、ちてるとおもいます。だから、ひとつと、ねじゅみさんの、おのこちです!」
「あの、ノア様……ネズミさんは全部食べたものとしてお考えください」
「ねじゅみさん、おのこち、ちてない?」

 か、可愛い!! なんですの!? ネズミさんのお残しって……っ、算数の授業で、文章の背景まで考えられるウチの子、天才じゃないかしら!

「では、違う問題をお出しします。ノア様のお好きなパンケーキが五つあります。ノア様はそのうちの一つをお母様に差し上げました。お母様はそのパンケーキを半分ノア様に切ってくださいました。そして、残りを召し上がったのです。さて、ノア様の目の前には、いくつパンケーキがあるでしょうか」
「わたち、しゅふれパンケーキ、だぁいしゅき!」

 問題を出されたのに、ノアはスフレパンケーキが大好きだと笑みを見せる。それに対して教師も頬をゆるませるのは仕方ないことだろう。

「おかぁさま、わたちにはんぶん、しゅふれパンケーキくれたのね……だから、はんぶん、あるの。しょれで、いちゅちゅ、しゅふれパンケーキあったのよ……あっ、よっちゅと、はんぶん、です!」

 まぁ! ノアはやっぱり天才ですわ! まさか四歳になったばかりで算数の文章問題を解くなんて!
 算数の授業を楽しそうに受けている息子を、扉のそばで見守っていると、先程の鬱々うつうつとした気持ちが嘘のように晴れてきたではないか。
 やっぱりノアは、わたくしのやしですわ。

「では、次は展開図についてのお勉強をいたしましょう」 

 展開図!? え、四歳の子に展開図!?
 教師の言葉に、ついミランダを振り返る。が、ミランダはなにも言わず、姿勢を正して立っている。カミラを見ると、カミラも当然のようにノアを見守っている。
 この世界では、四歳で展開図を習うのが普通なのかしら? いえ、確か前世でも、五歳くらいの子が展開図を切って貼って組み立てておりましたっけ……
 こうして、ちょっと高度な算数の授業に驚きを隠せないまま、授業風景を眺めて心をやしたのだった。


「おかぁさま!」

 授業が終わり、わたくしがいることに気付いたノアが、嬉しそうに抱きついてくる。そんな可愛らしい息子に相好そうごうを崩すと即座に抱き上げる。柔らかい髪の毛が頬をくすぐり、愛しさが込み上げてきて、少しだけ強く抱きしめてしまった。

「ノア、算数のお勉強、頑張っておりましたわね」
「はい! わたち、さんすぅ、しゅきなのよ」
「ノアは算数が好きですのね! では、お母様が、ノアのために算数を使ったゲームを作ってあげますわ」

 ノアはわたくしの言葉に破顔したあと、なにかを思いついたように可愛く伺いを立ててきた。

「おかぁさま、しょれね、アスでんかいっしょ、できるかちら?」
「もちろんよ! 皆で楽しく遊んで、計算力もつくゲームをたくさん用意しますわ」
「はい!」

 息子は嬉しい! と抱きついてくるので、思いっきり抱きしめて、くるくる回りましたのよ。キャッキャと喜んでくれましたわ。

「おかぁさま、おさんぽ、ちましょ」
「ええ。お庭に行きましょうか」
『チロモ、イッショナノ~』

 わたくしの肩で髪に埋もれて眠っていたチロが顔を覗かせると、ノアはますます喜ぶ。

「チロも、いっしょよ!」

 ノアと手を繋いで庭に出る。チロはわたくしの肩からノアの肩に移動して、ご機嫌そうに身体を揺らしておりますわ。いえ、身体というか、マッシュルーム帽子を揺らしているのかしら。

『ノア、シリトリ、スルノ~』
「ちりとり!」

 ちりとりは掃除道具ですわよ。ノア。

『チロカライクノ~。シリトリ』
「りー、りちゅ!」
『スー、スキ、ナノ~』
「わたちも、しゅき!」
『ウレシイノ~』

 あらあら、可愛いしりとりですわ!
 キャッキャと笑い合いながら、可愛い二人がしりとりを続ける。

「きー、きちゅね!」
『ネコ、ナノ~』
「こども!」
『モテモテ~』

 モテモテ!? それはアリですの!?

「てー……てー……あっ、ておさま!」

 テオ様!? ノア、まさかお父様の名前を『テオサマ』だと思っております!?

『マロン、ナノ~』
「あー! チロ、ンでおわったのよ!」
『アー、マケチャッタノ~』

 息子の「ておさま」が気になりすぎて、しりとりが頭に入ってきませんわ。そのうちテオ様と呼び出したらどうしましょう……

「うふふっ、わたちの、かちね」
『ノアノ、カチナノ~』

 やっぱりノアもチロも可愛すぎますわ。

「おかぁさま、おうた、うたって?」

 しりとりに勝ったノアが、満足そうに歩きながら、隣にいるわたくしを見上げる。

「お歌? なにがいいかしら」

 やっぱり童謡がいいですわよね。

「迷子になった子猫ちゃんのお歌にしましょうか」
「わんわんの、きち、でてくるやちゅ!」
「フフッ、そうですわよ。ノアも一緒に歌いましょう」
「はーい!」
『チロモ、ウタウノ~』

 三人で楽しく歌いながら庭を散歩していると、歌声を聞きつけたテオ様が、穏やかな笑みをうっすら浮かべて、執務室のバルコニーに出てきた。

『ベル、ノア、テオガイルノ~』
「テオ様」
「おとぅさま」

 ノアとチロと一緒に、テオ様に向かって手を振ると、テオ様も手を振り返してくれましたのよ。少し前までは考えられなかった光景ですけれど、これが現実なのだと思うと、とても幸せですわ。

「おとぅさま、いっしょ、おさんぽしゅる?」

 あのノアが、テオ様を誘ったの……? いつの間にか、ノアとテオ様の溝は埋まっていましたのね。

「そうだな。すぐそちらへ行く」

 ノアに誘われたテオ様は、手すりを軽々乗り越え、そのままバルコニーから飛び降りたではないか!

「テオ様……っ」

 執務室は三階にありますのよ!?
 あまりのことに叫んでしまいましたが、テオ様は何事もなかったように着地すると、スタスタと歩いてくる。

「な……、え? 今、三階から飛び降りましたわよね?」
「おとぅさま、かぜのまほお、ちゅかったのよ」
「魔法……」

 なんでもありですわね! チートって……

「ベル、君の美しい歌声に惹かれてやってきた男に、どうかもう一度、その澄んだ歌声を聞かせてくれないか」

 テオ様がポエマーみたいになりましたわ。ちょっと言い回しが恥ずかしいのだけど……

「おとぅさま、わたち、おうた、うたってあげるの」
『チロモ~』

 あら、ノアたちがわたくしの代わりに歌ってくれるみたい。

「……そうか」

 テオ様はちょっと不満そうだけど、可愛い息子の言葉を無下にできないようで、頷き、耳を澄ます。
 ノアとチロの歌は、もちろん愛らしくて、わたくし聞き惚れてしまいましたのよ。ね、テオ様。

「そうだな。ベルの歌声も聞きたかったが、それは次の機会に取っておこう」

 あら、諦めておりませんでしたのね。
 広大な公爵家の庭は、一周するのにもそれなりに時間がかかる。そこをゆっくりとノアの歩幅に合わせて散歩をしていると、一時間などあっという間だ。

「さんじ! おかぁさま、おやちゅのじかんよ!」

 ノアがテオ様からもらった懐中時計をポケットから取り出して、時間を確認しているではないか!

「まぁっ、ノア、時計の見方がわかりますの!?」

 ウチの息子、天才ですわ……っ。

「はい! あのね、みじかいはり、ここで、ながいはり、ここ、さんじ! おやちゅのじかん」
「そうですの。おやつの時間ですのね」
「しょう! あと、あさごはんと、よりゅのごはん、あるの!」

 ノアが胸を張って時計を指差すが、それはつまり、食事の時間だけを覚えているということかしら……。なんて可愛いの!!

「ノア、時計をきちんと見られるようになれば、自身のスケジュールを管理できる。それは即ち、時間を有効に使えるようになるということだ。食事の時間がわかるようになったのなら、すぐに覚えられるだろう」
「はい! わたち、しゅぐよ!」

 自信満々ですぐに覚えると言うノアに、テオ様は少しだけ口元をゆるめて頭を撫でた。
 そういえば、ノアの誕生日にテオ様が懐中時計を渡した時、ノアは懐中時計を使えるようになるって張り切っておりましたわね。もう食事の時間がわかるようになっているのだから、有言実行ですわ。
 テオ様の教育は、四歳には高度すぎるのではないかしら、と思っておりましたけれど、ノアからしてみれば、より高度なことをやり抜いてお父様に認められることが、自信に繋がっているのかもしれませんわね。

「ノアは向上心がありますのね」
「そうだな」

 テオ様と二人、顔を見合わせて笑い合っていると、ノアがぷくぅっとほっぺをふくらませ、わたくしとテオ様の間に入ってきた。

「あらあら、どうしましたの?」
「おかぁさま、わたちのおかぁさまよ! とっちゃ、めっ」

 わたくしの前で両手を広げ、テオ様を威嚇いかくする息子は、どうやら自分抜きで笑い合っていたことが気に入らなかったようだ。やきもちを焼いていますのね。

「ベルは私の妻だぞ」
「わたちの、おかぁさまよ!」

 二人の溝が埋まったと思ったのだけど……気のせいだったのかしら。

「おとぅさま、おちごとしゅる! わたち、おかぁさまと、おやちゅのじかん」
「なにを言うか。私もベルとひと休みする」
「おとぅさま、おやちゅ、しゅき、ない!」

 ノアの言うとおり、テオ様は甘いものがお好きではないですわ。

「菓子は食べられなくとも、茶は飲める」
「さんじ、おやちゅのじかんなの」
「ノア、それは違う。三時とはお茶の時間だ。甘いものだけを食べる時間ではない」
「あまい、ちがう?」
「違う。イーニアス殿下との茶会でも、甘いものだけでなく、サンドイッチなどの軽食が出るだろう」
「さんどいっち、しゅき」
「お前はなんでも好きなのだな」

 ノアは嫌いなものがあまりありませんものね。いいことですわ。

「二人とも、三人で仲良くお茶をいたしましょう」
「私は最初からそのつもりだ」
「おかぁさま、うれちぃ?」
「ええ。三人で仲良くお茶ができると、とっても嬉しいですわ」

 息子の頭を撫でたあと、手を繋ぐと「おかぁさま、うれちぃ、わたち、うれちぃ!」と可愛いことを言うではないか!

「もうっ、ノアったらわたくしの天使ですわ! 可愛すぎます!」
「わたち、かわいー!」
『ノア、トッテモ、カワイーノ~』

 ノアを抱きしめると、今度はテオ様のご機嫌が低下してきてしまったので、結局ノアとテオ様の二人を抱きしめることになった。

「おとぅさま、かわい?」

 同じように抱きしめたからか、ノアからそう聞かれて困ってしまったのだけれど。

「ノア様、旦那様は奥様にだけ、可愛いと思われたいのですよ」

 いつの間にかそばにいたウォルトが、おかしなことをノアに言っている。

「おかぁさま、だけ?」
「ウォルト、お前なにを言っている」
「おとぅさま、こわいおかお、めっ。かわいー、にこにこしゅるのよ」
「……」

 テオ様に可愛いをアドバイスしてあげるノア、最強ですわね。



   第二章 『おもちゃの宝箱』帝都支店の試練


 肌寒くなってきた今日この頃。そろそろ冬に向けて、やらなければならないことがある。
 わたくしはある話をするために、『おもちゃの宝箱』帝都支店へやってきていた。

「――それで、お話とはどのようなことなのでしょうか」

 帝都支店の店長、カフェのリーダー、おもちゃの修理部門の部門長、さらにホールスタッフのリーダー、ディスプレイ部門の部門長を集め、三階の会議室で会議を開いた。
 皆それぞれ戸惑い気味の顔で、わたくしの様子をうかがっている。

「そろそろ冬がやってきますでしょう」
「そうですね……、雪が積もり始めると店を開けるのは難しくなるかもしれません……」

 帝都は意外と標高が高いところにあるため、冬は雪が積もることがある。そんな時は皆、家に引きこもるのだ。
 豪雪地帯というわけではないので、家が潰れそうなほど降り積もるわけではないが、毎年三十センチ、酷い時には五十センチ程度積もるので、除雪作業が必要なところも多い。

「そうですわね。今年から道の除雪は国がおこなうそうだから、帝都民の負担は減ると思いますの。道が除雪されると、皆様自然と外出するようになりますわ」
「そうなのですか! ということは、冬も忙しいかもしれませんね」

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