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貢物、まで
雨の休日
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今日は、仕事が休みなので、とりあえず昼からリビングでビールを飲む。
まずは、ステラ・アルトワ。
本を読みながら、飲む。
猫ジャラシを手にパタパタやると、やる気がないならいいのよ別にでも猫だから義務として遊んでおくわね、といった顔で、おざなりに遊ぶ雪さん。
リビングには、テレビを置いていないので、雨の音が聞こえる。
二杯目は、ブルッグス・ ゾット。
某漫画で有名になって、しばらく国内では手に入らなかったけど、今は落ち着いている。
ちなみに、専用グラスは、僕の持ち物だ。
オジサンは、ジョッキでビールを飲むのが好きだったみたいで、グラス類は、僕の持ち込んだものの方が多い。
次に、ヒューガルデンとヴェデット のどっちにしようか悩んで、ヴェデット・エクストラ・ホワイトを開け、つまみがほしいな、と思った。
なんとなく、カプレーゼの気分だったのだけど、冷蔵庫には、モッツァレッラ・チーズもトマトもなかった。
クリーム・チーズとプチトマトはあったので、スライスしたクリーム・チーズと豆腐を重ねて、刻んだプチトマトを散らして、塩コショウにオリーブ・オイル。
なんちゃってカプレーゼ風をつくっている間に、ヴェデットがなくなったので、ヒューガルデン・ホワイトを開けた。
同じホワイトだし、と面倒になって、水で流したヴェデットのグラスに注ぐ。
ヒューガルデンの重たいグラスの方が好きだなあ、なら使え、でも面倒くさい、と脳内会議を楽しみながら、ローテーブルに運ぶ。
「いただきます」
雪さんが、中に鈴が入った柔らかい小さなボールを持ってきたので、「とってこーい」と投げる。
だっと走って、咥えて戻ってくるが、僕の手の届かない場所に置く。
仕方なく、ボールを取りに行って戻って、「とってこーい」と投げる。
雪さんが、身体を伸ばして、空中で叩き落とした。
二投目にして、もう遊びが、変わってる気がする。
転がるボールを雪さんは、眺めるだけなので、また仕方なく、取りに行って戻って、「とってこーい」と投げる。
雪さんが、微動だにしない。
ころころころ、と転がるボール。
中に入っている鈴の音が止んだ。
雨の音が、リビングに響く。
何をしているの猫はとってこいなんてしないの犬じゃないんだから仕方なくつきあってあげただけなんだからね、といった顔で、毛づくろいを始める雪さん。
僕は、大人しくヒューガルデンを飲んだ。
まずは、ステラ・アルトワ。
本を読みながら、飲む。
猫ジャラシを手にパタパタやると、やる気がないならいいのよ別にでも猫だから義務として遊んでおくわね、といった顔で、おざなりに遊ぶ雪さん。
リビングには、テレビを置いていないので、雨の音が聞こえる。
二杯目は、ブルッグス・ ゾット。
某漫画で有名になって、しばらく国内では手に入らなかったけど、今は落ち着いている。
ちなみに、専用グラスは、僕の持ち物だ。
オジサンは、ジョッキでビールを飲むのが好きだったみたいで、グラス類は、僕の持ち込んだものの方が多い。
次に、ヒューガルデンとヴェデット のどっちにしようか悩んで、ヴェデット・エクストラ・ホワイトを開け、つまみがほしいな、と思った。
なんとなく、カプレーゼの気分だったのだけど、冷蔵庫には、モッツァレッラ・チーズもトマトもなかった。
クリーム・チーズとプチトマトはあったので、スライスしたクリーム・チーズと豆腐を重ねて、刻んだプチトマトを散らして、塩コショウにオリーブ・オイル。
なんちゃってカプレーゼ風をつくっている間に、ヴェデットがなくなったので、ヒューガルデン・ホワイトを開けた。
同じホワイトだし、と面倒になって、水で流したヴェデットのグラスに注ぐ。
ヒューガルデンの重たいグラスの方が好きだなあ、なら使え、でも面倒くさい、と脳内会議を楽しみながら、ローテーブルに運ぶ。
「いただきます」
雪さんが、中に鈴が入った柔らかい小さなボールを持ってきたので、「とってこーい」と投げる。
だっと走って、咥えて戻ってくるが、僕の手の届かない場所に置く。
仕方なく、ボールを取りに行って戻って、「とってこーい」と投げる。
雪さんが、身体を伸ばして、空中で叩き落とした。
二投目にして、もう遊びが、変わってる気がする。
転がるボールを雪さんは、眺めるだけなので、また仕方なく、取りに行って戻って、「とってこーい」と投げる。
雪さんが、微動だにしない。
ころころころ、と転がるボール。
中に入っている鈴の音が止んだ。
雨の音が、リビングに響く。
何をしているの猫はとってこいなんてしないの犬じゃないんだから仕方なくつきあってあげただけなんだからね、といった顔で、毛づくろいを始める雪さん。
僕は、大人しくヒューガルデンを飲んだ。
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