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写真、まで
夢想
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ベッド(雪さんは、今夜はいっしょに寝るつもりはないようだ)でゴロゴロしながら、やりたいことを整理する。
リビングで、雪さんを眺めながら、クラフト・ビールを飲んでもらえるお店をやってみたい。
猫カフェに猫と遊びにいく、というのとは違い、看板猫がいるお店に近いイメージ。
ラグを敷いて、ローテーブルとクッションを置いて、ビールがヌルくならない限り、本を読んでも、ごろ寝してもらってもいい。
でも、僕一人での作業量には限界があるから、料理は、定番だけに絞る代わり、飽きないように、可能なら日替わりメニューも用意したい。
それでも、料理を作って、ビールを注いで、お客様の席に提供して、会計をして、は無理だろう。
カウンターでの注文と同時に注文ごとの会計(なるべく料金を同じにして会計も簡単)にして。
ビールは、即その場で注ぎ、料理は、出来上がったら取りにきてもらうセルフ方式。
これで、寛げるか?
セルフであることをお店に入る前に、ちゃんと告知しておいて、ビールをガブガブ飲んで、お腹いっぱいに食べる、ということでなければ、カウンターに来てもらうのは、一・二回で済むかな。
玄関側の六畳間をクロークにして、荷物と上着を置いてもらえばいいか。
でも、貴重品とか、化粧品は手元に置きたいだろうから、猫オバチャンのお店みたいに、覆い付の籠も用意しないと。
雪さんしか猫がいないけど、やはり手は洗ってほしいから、お風呂の脱衣所にある洗面所でお願いしよう。
脱衣所で脱ぎっぱなしとか、できなくなるなあ。
脱衣所と狭い方の人トイレの間の廊下にゲートをつけて、ここから先、猫がいるスペースとして区別しよう。
脱走防止にもなって、安心だ。
広い方の人トイレは、雪さん専用にして、猫ドアで出入りしてもらいたい。
まずは、人トイレに猫ドアをつけて、ドアを閉めたまま、出入りしてくれるか、かな。
とりとめなく考えながら、どこまで考えたのが現か夢か、眠りに落ちていった。
でも、この時の僕は、肝心なことを忘れていたのだ。
この部屋でお店をやるならば、オヤジとはいっしょに働けないことを。
リビングで、雪さんを眺めながら、クラフト・ビールを飲んでもらえるお店をやってみたい。
猫カフェに猫と遊びにいく、というのとは違い、看板猫がいるお店に近いイメージ。
ラグを敷いて、ローテーブルとクッションを置いて、ビールがヌルくならない限り、本を読んでも、ごろ寝してもらってもいい。
でも、僕一人での作業量には限界があるから、料理は、定番だけに絞る代わり、飽きないように、可能なら日替わりメニューも用意したい。
それでも、料理を作って、ビールを注いで、お客様の席に提供して、会計をして、は無理だろう。
カウンターでの注文と同時に注文ごとの会計(なるべく料金を同じにして会計も簡単)にして。
ビールは、即その場で注ぎ、料理は、出来上がったら取りにきてもらうセルフ方式。
これで、寛げるか?
セルフであることをお店に入る前に、ちゃんと告知しておいて、ビールをガブガブ飲んで、お腹いっぱいに食べる、ということでなければ、カウンターに来てもらうのは、一・二回で済むかな。
玄関側の六畳間をクロークにして、荷物と上着を置いてもらえばいいか。
でも、貴重品とか、化粧品は手元に置きたいだろうから、猫オバチャンのお店みたいに、覆い付の籠も用意しないと。
雪さんしか猫がいないけど、やはり手は洗ってほしいから、お風呂の脱衣所にある洗面所でお願いしよう。
脱衣所で脱ぎっぱなしとか、できなくなるなあ。
脱衣所と狭い方の人トイレの間の廊下にゲートをつけて、ここから先、猫がいるスペースとして区別しよう。
脱走防止にもなって、安心だ。
広い方の人トイレは、雪さん専用にして、猫ドアで出入りしてもらいたい。
まずは、人トイレに猫ドアをつけて、ドアを閉めたまま、出入りしてくれるか、かな。
とりとめなく考えながら、どこまで考えたのが現か夢か、眠りに落ちていった。
でも、この時の僕は、肝心なことを忘れていたのだ。
この部屋でお店をやるならば、オヤジとはいっしょに働けないことを。
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