アルファポリスでの『書籍化』はナニに魂を売ればデキる？

書籍化されるためには

悪貨は、良貨を駆逐できない

小説を、マンガを読み、ドラマを観ました。
これで、ライバルである敵のコトを知りました。

誰にも負けないくらい「好き」を極めて「武器」を集め、企画書を練って、「牙」を研ぎました。
これで、己のコトも知りました。

さて、書いていきましょう。
設定に無理なく、文章もソレなりで、ターゲットに刺さる物語であれば、ソコソコ読んでもらえるでしょう。

ところで、エロは好きですか？
私は好きです。

転生モノは好きですか？
私はそれほどでも。

様々なジャンルのランキング、小説大賞の投票、HOTの上位にエロ、転生モノが散見されます。
さて、これを見て、「私もがんばって、読まれる物語を書こう！」と思うでしょうか？

思いましょう。
思わなければ、試合終了です。
そもそも、物語を書きたい、読んでもらいたい、という気持ちから、書き始めたハズです。
ターゲットが違う作品が、どうだろうと、書くモチベーションに関係ないハズです。

無料サイトですから、中高生が貪るように読んでいるでしょう。
確かに、すぐにお気に入りがつき、ポイントも入ります。
あえて言います。
それで？

何度か書いていますが、お気に入りの数が多ければ書籍化ではなく、書籍化して売れるモノが書籍化されるのです。
まあ正直、気にならないではないですが、まず書籍化されるこのとない作品が上位にあるのは、むしろ自分が勝てない優秀な作品があるより、書籍化の可能性が高い、と割り切りましょう。

自分の作品にも、エロを追加する？
まあ、 ブランドを下げるだけです。
一時的に、ポイントやお気に入りが増えても、賢者タイムには、エロ記述以外は読まれず、エロを書かないとポイントが維持できず、エロ記述でエロ以外の進行が減って、エロ目的でない読者様は、逃げて行く。
負のスパイラルです。

つまり、良作は、続けていさえすれば、可能性があり続けます。
（誰も読んでくれないのは、良作ではないので、勘違いしないように）
しかし、エロは続けられないのです。
なぜなら、書籍化の可能性が、極めて低いからです。

書籍化されるには、ターゲットに刺さる良作を書き続けるしかないのです。
逆に言えば、書籍化される可能性がなければ、書きれ続けられないのです。

アナタが書いているのは、書籍化の可能性があるモノですか？

要約すると「悪貨は、良貨を駆逐できない」でした。