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書籍化されるためには
アクセスアップは、どこへ至る道か?
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こんな駄文を読んでいる、ということは、きっと書籍化したいのでしょう。
では、そのためには、アクセスアップ(24hポイント)は必要でしょうか?
書き手のモチベーション維持には、必要「かも」しれません。
しかし、逆に問います。
アクセスが伸びないから書けない?
であれば、アクセスが伸びたら、書けるんですか?
いやいやいや、そんなのは言い訳でしょう?
書き始めたものの、先が思いつかなくて、面白いのを書けなくて飽きてしまって、アクセスないのを理由にしたいだけじゃないんですか?
アクセスが伸びて、テンション上がったら、もりもりアイディアが沸いてきて、書けるはず?
正直、数か月かけて文字数五桁に達しないで、モチベーションの維持とか、心折れたとか言われても「向いてないんじゃないですか」としか言いようがありません。
さてさて、ここで「何文字で、諦めるか」と言っていることが矛盾している、と思われたアナタ。
(通ですね)
ここで勘違いしてはいけないのが、アクセス数と「お気に入り」の違いです。
物語を好んでお気に入りしてくださった読者様と、題名とキーワード、内容紹介、パワーワードで釣られて、エロシーンしか読まない多数。
大事にしなければならないのは、どっちでしょうか?
アクセス目当てに、安っぽいブランドを掲げては、物語を好んで来てくれた読者様も離れていきます。
アクセスを増やせば、お気に入りが増える?
それは、良作であることが前提で成り立つ公式です。
こんな駄文を読んでいるということは(以下略
逆に良作であるならば、アクセスはさほど重要ではないのです。
その証拠として拙作「cat typing ~猫と麦酒~」は、読者投票が110位でしたが、第10回ドリーム小説大賞で奨励賞をいただきました。
アクセス数が書籍化への道であり、良作の指標であるならば、読者投票上位が入賞を独占して然るべきですが、実態はR18です。
(まあ、拙作は万人受け、という意味での良作ではないので、アクセス数通りのデキ、ともいえるのですが)
そして逆に、アクセスが伸びたために、「書きたいもの」が書けなくなる可能性もあります。
なぜなら、アクセス数が落ちるのは、怖いからです。
(自分も、拙作「中身は男子高校生が全寮制女子魔法学園初等部に入学した」で完結へのタイミングと展開を悩んで失敗した経験があります)
もし、ある展開の話を公開した途端、アクセスが激減したら、どうしますか?
まず、アクセスが下がった路線を続けるのは、それこそモチベーションとして難しいでしょう。
それが、後の素晴らしい展開に、どうしてもどうしても必要であった、としても、です。
なので、アクセスが増える方向へ、物語の舵を切るでしょう。
そして、「よくある物語」に変節していくのです。
それは、果たしてアナタの書きたい物語ですか?
そもそも、ネットでの小説発表の一番素晴らしい部分は、編集者の常識にとらわれないところです。
ひと昔前の編集者なら、眉を顰めていた企画が、それを通さないことで、読者様のニーズを突き、支持を受け、書籍化される。
ですが、読者様にも、好みはあるので、そこから外れれば、一時的にでも離れていきます。
では、読者様が離れる展開は、デキが悪いのか?
それは、完結してみなければわかりません。
もう感じてきたかもしれませんが、体重の増減と同じで、日々のアクセスで一喜一憂して方向性を悩んでも、仕方ないのです。
結局、アクセス数というのは、いかに目立ったかの結果であって、目立ったからといって、物語の出来不出来に「良い影響」を与えるわけではないのです。
(もちろん、良作だからこそ目立つ物語もあるわけですが)
ものすごーく雑に言ってしまえば、18禁のエロ書いておけば、アクセスは伸びます。
題名にパワーワードをぶち込み、キーワードと内容紹介を思わせぶりにすれば、アクセスは伸びます。
新作登録で新作ブーストして、数百文字であっても完結すれば完結紹介に載り、アクセスは伸びます。
ですが、そんな安っぽいブランドに騙され続けるほど、読者様は、愚かでしょうか?
非難を覚悟で言えば、アダルト女優で有名になり、転身して一般で受け入れられた方は、ほんの僅かです。
手段を問わずに、有名にな(アクセスアップす)れば、目的を遂げることができる、とは限らないのです。
今や、アイドルデビューしても、生き残りが大変な時代です。
動画配信でバズっても、通報されて垢バンなんて、よく見るでしょう。
必要なのは、「きっかけ」ではなく、「実力」なのです。
だってもう既に、ネット小説家デビューは、しているじゃないですか。
地下アイドルがブレイクするのに必要なのは、「きっかけ」ですか?
更に言えば、その「きっかけ」を掴めたのは、偶然ですか?
今まで、一貫して、「読んでもらうための工夫は必要です」と書いてきました。
でも、それにだけ力を注いだところで、良作にはなれないことも書いてきました。
うまく書けないなら、「読む」「好きを極める」ことをまず、やりましょう、とも書いてきました。
(最近は、書くための練習方法も解説はじめてますが。反響がないのは、ニーズがないのでしょう)
手段と目的を混同してませんか?
アナタは、ナニを望んで、ここで書いた小説を発表しているのですか?
それには、本当に小説でないとダメなんですか?
要約する、と「アクセスアップは、どこへ至る道か?」でした。
では、そのためには、アクセスアップ(24hポイント)は必要でしょうか?
書き手のモチベーション維持には、必要「かも」しれません。
しかし、逆に問います。
アクセスが伸びないから書けない?
であれば、アクセスが伸びたら、書けるんですか?
いやいやいや、そんなのは言い訳でしょう?
書き始めたものの、先が思いつかなくて、面白いのを書けなくて飽きてしまって、アクセスないのを理由にしたいだけじゃないんですか?
アクセスが伸びて、テンション上がったら、もりもりアイディアが沸いてきて、書けるはず?
正直、数か月かけて文字数五桁に達しないで、モチベーションの維持とか、心折れたとか言われても「向いてないんじゃないですか」としか言いようがありません。
さてさて、ここで「何文字で、諦めるか」と言っていることが矛盾している、と思われたアナタ。
(通ですね)
ここで勘違いしてはいけないのが、アクセス数と「お気に入り」の違いです。
物語を好んでお気に入りしてくださった読者様と、題名とキーワード、内容紹介、パワーワードで釣られて、エロシーンしか読まない多数。
大事にしなければならないのは、どっちでしょうか?
アクセス目当てに、安っぽいブランドを掲げては、物語を好んで来てくれた読者様も離れていきます。
アクセスを増やせば、お気に入りが増える?
それは、良作であることが前提で成り立つ公式です。
こんな駄文を読んでいるということは(以下略
逆に良作であるならば、アクセスはさほど重要ではないのです。
その証拠として拙作「cat typing ~猫と麦酒~」は、読者投票が110位でしたが、第10回ドリーム小説大賞で奨励賞をいただきました。
アクセス数が書籍化への道であり、良作の指標であるならば、読者投票上位が入賞を独占して然るべきですが、実態はR18です。
(まあ、拙作は万人受け、という意味での良作ではないので、アクセス数通りのデキ、ともいえるのですが)
そして逆に、アクセスが伸びたために、「書きたいもの」が書けなくなる可能性もあります。
なぜなら、アクセス数が落ちるのは、怖いからです。
(自分も、拙作「中身は男子高校生が全寮制女子魔法学園初等部に入学した」で完結へのタイミングと展開を悩んで失敗した経験があります)
もし、ある展開の話を公開した途端、アクセスが激減したら、どうしますか?
まず、アクセスが下がった路線を続けるのは、それこそモチベーションとして難しいでしょう。
それが、後の素晴らしい展開に、どうしてもどうしても必要であった、としても、です。
なので、アクセスが増える方向へ、物語の舵を切るでしょう。
そして、「よくある物語」に変節していくのです。
それは、果たしてアナタの書きたい物語ですか?
そもそも、ネットでの小説発表の一番素晴らしい部分は、編集者の常識にとらわれないところです。
ひと昔前の編集者なら、眉を顰めていた企画が、それを通さないことで、読者様のニーズを突き、支持を受け、書籍化される。
ですが、読者様にも、好みはあるので、そこから外れれば、一時的にでも離れていきます。
では、読者様が離れる展開は、デキが悪いのか?
それは、完結してみなければわかりません。
もう感じてきたかもしれませんが、体重の増減と同じで、日々のアクセスで一喜一憂して方向性を悩んでも、仕方ないのです。
結局、アクセス数というのは、いかに目立ったかの結果であって、目立ったからといって、物語の出来不出来に「良い影響」を与えるわけではないのです。
(もちろん、良作だからこそ目立つ物語もあるわけですが)
ものすごーく雑に言ってしまえば、18禁のエロ書いておけば、アクセスは伸びます。
題名にパワーワードをぶち込み、キーワードと内容紹介を思わせぶりにすれば、アクセスは伸びます。
新作登録で新作ブーストして、数百文字であっても完結すれば完結紹介に載り、アクセスは伸びます。
ですが、そんな安っぽいブランドに騙され続けるほど、読者様は、愚かでしょうか?
非難を覚悟で言えば、アダルト女優で有名になり、転身して一般で受け入れられた方は、ほんの僅かです。
手段を問わずに、有名にな(アクセスアップす)れば、目的を遂げることができる、とは限らないのです。
今や、アイドルデビューしても、生き残りが大変な時代です。
動画配信でバズっても、通報されて垢バンなんて、よく見るでしょう。
必要なのは、「きっかけ」ではなく、「実力」なのです。
だってもう既に、ネット小説家デビューは、しているじゃないですか。
地下アイドルがブレイクするのに必要なのは、「きっかけ」ですか?
更に言えば、その「きっかけ」を掴めたのは、偶然ですか?
今まで、一貫して、「読んでもらうための工夫は必要です」と書いてきました。
でも、それにだけ力を注いだところで、良作にはなれないことも書いてきました。
うまく書けないなら、「読む」「好きを極める」ことをまず、やりましょう、とも書いてきました。
(最近は、書くための練習方法も解説はじめてますが。反響がないのは、ニーズがないのでしょう)
手段と目的を混同してませんか?
アナタは、ナニを望んで、ここで書いた小説を発表しているのですか?
それには、本当に小説でないとダメなんですか?
要約する、と「アクセスアップは、どこへ至る道か?」でした。
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