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2008/01/30(水)13:00

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》0.夢を見た
 1.富士の部屋を調べる
 2.香苗の指輪を調べる
 3.サクラと連絡をとる
 4.八神と連絡をとる
 5.電話の女性と会う

夜に「サクラ」と会うかと思うと、解決するのか、コジれるのか、怖くて眠れなかった。
しかし、疲れが出たのだろう。
いつの間にか寝ていて、夢を見た。

真っ暗な中で、私の右の人差し指にした「香苗」の指輪が淡く光っている。
当てもなく歩いていると、前方に何か影が見えた。
それが、妹のような気がして、追いかけ始めた。
しかし、距離は縮まらない。
しかも、いつの間にか、後ろから何かが追ってくる。

追っているのか、追われているのか。
逃げられているのか、逃げているのか。
ただ、ひたすら、走っていた。

気がつくと、地平線の向うから、巨大な人影がこちらを見ていた。
いや、見ているように感じるだけで、闇の中では表情も見えない。
いきなり、それは、大声で言った。
追うも追われるも哀れ、そんなマガイモノでは、道が照らせまい、と。
そして、髪を縛っていた紐をちぎって、こちらへ投げてきた。

飛んできた紐が、蛇のように私の右手に襲い掛かり、指輪の上から人差し指を締め付ける。
千切れそうな痛みに、声を上げ、その声で目が覚めた。

荒い息をしつつ、身を起こそうとして、右手に激痛が走る。
見ると、漆黒の指輪がはまっていた。
抜こうとしても抜けない。

この指輪は、夢の中で手に入れたのだろうか?
あの人影は、何だ?

次に私は、何をしたらいいだろうか?
 1.富士の部屋を調べる
 2.香苗の指輪を調べる
 3.サクラと連絡をとる
 4.八神と連絡をとる
 5.電話の女性と会う
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