【完結】筋力も体力もない小太り用ダイエット(【係数】逆算法)

ダイエット実践

ダイエットと他を混同しないコツ

まず、定義してしまいましょう。

※ダイエット＝健康障害を起こさずに痩せ、筋肉維持は考えない、と定義
※トレーニング（増量）＝身体強化を目的に行う運動、と定義
※減量＝筋肉を維持したまま、脂肪の減少を行う、と定義

定義を見てもらえば、その違いはお分かりいただけたでしょう。
これを混同している、とPFCバランスが、と余計な「面倒」に時間を使って疲れてしまい、目的を見失ってしまうのです。
ダイエット中でも鍛えれば細くなる、は「耳ざわりの良い罠」でしたよね？

繰り返しになりますが、極端な食生活でなければ、今まで通りの食事内容で、目標カロリー分を食べる、それだけです。
ダイエット中は、筋肉が増えるわけでないので、タンパク質や脂質を増やして摂る必要もないです。

いやいや、PFCバランスとか考えた方が、より健康的で、より効率がいいだろう？
そうでしょうか？
定義を見直してもらえばわかるように、身体強化（増量）、筋肉維持には、大量のタンパク質と脂質が必要です。
（筋肉の細胞膜は脂質です）
そうなって「必須」になるのが、PFCバランスです。
更に、減量ではその上で、「マイナスカロリー」にしなければならないので、精密なコントロールが必要になってきます。
これらとダイエットは、食べるものが違ってきて当然です。

繰り返しますが、やりたいのは「ダイエット」ですよね？
何度も繰り返しますが、何食べていいか悩んで食事をつくるより、お弁当を（略

サプリも同様に、目的によって必要な栄養素が違うので、必要なものが違ってきます。
例えば、BCAAは、（宣伝文句はいろいろありますが）運動中の筋肉分解を防ぐのが目的です。
分解を防げるなら、防いだ方がいいだろう？
もちろん、防げるならばその方がいいです。
ただし、BCAAはアミノ酸で、カロリーが零なのは法律上でしかなく、実質的にはプロテインと同等です。
つまり、飲んだ分、運動を増やさなければなりません。
増やせますか？

いやいや、カロリー零なものは零だ？
ふむふむ。
理論上、EAA(必須アミノ酸）を必要量を摂っていれば、タンパク質の摂取は不要なはずです。
で、このEAAが表記上カロリー零ですが、それなら、筋肉維持や筋肥大させながら、タンパク質のカロリーが零になった分、もっと食べられるんじゃないですか？
ひき肉にしても、肉は肉です。
アミノ酸は肉の汁、と覚えておきましょう。

同じように、サプリには、アミノ酸が多く、例えば、カルニチン、シトルリン（アルギニン、オルニチン）、クレアチン、βアラニンなどです。
そう、飲んだ分、運動を増やさなければなりません。
飲んで運動増やす、飲まない、どっちがいいですか？
僅かなカロリー？
そのわずかなカロリーを消費して「マイナスカロリー」にするために、必死になっては、いないですか？

つまり、サプリは、運動に余裕があって、初めて手が出せるものなのです。

ダイエットを混同させて、必要のないPFCバランスやサプリを「必須」と思わせるのは「耳ざわりの良い罠」です。