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36.変なスイッチが入っちゃってませんか? ✴︎

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「あ…ああ…」

 恥じらっていたつもりが、自ら肌を晒していたことにカッと頬が熱くなった。
 今更と言われて仕舞えばそれまでだけど、こんなイケメン、しかも三人のイケメンに囲まれて胸を見られるなんて恥ずかしすぎて爆死しそう。
 真っ赤になっているだろう顔を必死に隠そうとするのに、逞しいオーウェンさんの指は許してくれない。

「ほら、その可愛い顔をちゃんとエリオットに見せてやらないと」
「やんっ…ああ……」

 顎先をクイと掴まれて、エリオット君に向き合わされる。

「あ、ハルカ…凄い、いやらしい顔してる。ねえ、ハルカ。僕ちゃんと気持ちよくできてる?」

 ああ、そんなこと言わないで。
 女神様にいやらしいことされて以来、自分でも驚くくらい感じやすくなっちゃってるの。今だってもうアソコは疼いちゃってる。
 でも、そんなこと自分からなんて言えない。

「ダメ?ボクちゃんとできてない?」

 答えられないでいるのを否定と受け取ったエリオット君の顔が、どんどん暗くションボリしていく。
 あーんもう、胸を揉みながら落ち込まないで。

「聞かれたことにはちゃんと答えてあげないといけませんよハルカ。ほら、ちゃんと感じていることを教えてあげないと」
「う…ううっ……」

 アルバートさんまで意地悪に煽ってくるから、逃げようがなくて小さく唇を噛み締めた後、諦めて口を開いた。

「き、きもち、いいよ…ちゃんと、その、感じてる…」
「本当?良かった。じゃ、こうしても気持ちいい?」
「えっ?あんっ…ああ……あっ」

 私の返事に気を良くしたのか、それまでオズオズとした触れ方だったのが、急に強引なくらいの触れ方に変わった。
 胸に触れていた手が痛いくらいにキュッと乳首を摘み上げた。

「いっ…痛っ、痛いの、ダメェ…」

 ピンと立ち上がった乳首が二本の指に摘まれて、グリグリと捩り合わされる。
 ズクンとした痛みにビクリと背中が跳ねる。
 か、変わり過ぎだよ。こんなに激しなくても。

「痛いの?本当に?」
「きゃあんっ、あっ…ああんっ…」

 両方の乳首を指で摘むと、両側をオーウェンさんとアルバートさんに挟まれて逃げられない私の眼前に迫ってきた。

「ちゃんと答えてハルカ。ね、聞かれたことには答えないとダメだってアルバート様も言ってたでしょ?」

 ヤバイ。何かのスイッチが入ったのか、エリオット君の目の色が違う。
 いつものちょっと遠慮がちで優しい瞳じゃなくて、欲望の炎がジリジリと燃えているのが分かる。

「気持ち良い?それとも、嫌?ちゃんと言ってくれないと、僕どうしていいか分からないから、ハルカの嫌なことしちゃうかも。それは嫌でしょ?」
「あん、んぐっ…」

 摘んだ乳首を引っ張るようにして近づいてきたエリオット君の舌が、ぬるりと開いた口の中に忍び込んできた。
 えっ、何?あ……。

「んっ、甘いねハルカの唇。ずっと舐めてても飽きないかも」

 ふふって、人の唇舐めながら囁かないで。ちゃんと、ちゃんと答えるから。
 まるで甘い物でも舐めているかのように、エリオット君の舌が唇を舐め、口腔の中まで舐め回してきたから、慌てて口を開いた。

「き、気持ちいいよ…ちょっとくらいなら、そのっ……痛いのも気持ち良い…… っ」
「そうなんだ。ふふっ、ハルカは痛いのも気持ち良いんだね」

 私の告白にひどく嬉しそうな顔で微笑んだエリオット君は、摘んだままだった乳首をキュッと力を入れて摘み上げた。

「あ、ひいんっ……いっ、痛っ……あん、やだっ、痛いのダメぇ、ちょっとって…言ったのにぃ、ああんっ」
「ちょっとだよハルカ。ホラ、このくらいなら痛くないでしょ?」

 ちょっとじゃないよぉ。
 乳首に走ったチリリとした痛みに、目尻に薄っすらと涙が浮かぶのが分かった。
 痛いって訴える私の涙をちゅっと可愛く吸い上げると、嬉しそうに笑って乳首から指を離してくれた。

「僕の触り方だと痛いみたいだから、オーウェン隊長かアルバート様に手本を見せてもらった方が良いね」
「え?」
「ああ、それはいいな。よし、俺が手本を見せてやろう」
「いえいえ、私がやって見せてあげますよ」
「えっ、ええ…そんなっ、二人でなんて、あっ、やんっ、ああんっ……っ」

 ニッコリと天使の笑顔を浮かべるエリオット君の眼の前で、オーウェンさんとアルバートさんの手が、摘まれて赤く腫れ上がった乳首に伸びてきた。
 あんっ、いや、だめ。そんな、二人掛かりなんて。
 両側から伸びてきた手は、容赦なく乳首を摘んで転がして、私は恥ずかしげもなく矯正を上げるしかなかった。

「ひ、あんっ、ああっ、あっ、だめぇ…あっ、もっ、やぁんっ、ああっ」
「凄い、流石先輩方。ハルカがとっても気持ち良さそうです」

 二人に胸を弄ばれてもう息も絶え絶えなのに、それを見て楽しそうなエリオット君。

「僕も頑張らないと。もっと気持ち良くして上げるからねハルカ」
「んっ、んんっ」

 気持ち良さに喘ぐ唇に、チュっとエリオット君のキスが落ちる。

「胸は先輩方に任せて、僕はこっちを気持ちよくしてあげる」

 あん、本当に何かが吹っ切れたみたいにエリオット君が豹変しちゃった。
 天使の笑顔だけはそのままに、快感に波打つお腹をゆっくりと、天使に似つかわしくない逞しい手の平が滑り降りていく。
 脇腹をくすぐる様に撫で、腰から下腹部に移動した手は、小さなショーツの淵に辿り着いた。

「これって、ハルカの国の下着?こんな小さな下着じゃ、すぐに大事なところに触られちゃうよ?ほら、こんな風に」

 この国のズロースを下着として履くのに違和感がありすぎて、向こうの下着を模して作った下着を履いてたんだけど、エリオット君には興奮を煽る小道具になってしまったみたい。

「あ、やんっ。ああっ……」

 オーウェンさんとアルバートさんによって、私の足は閉じられない様に抑えてしまっているから、エリオット君は思うように私の下着に手を這わせることができる。
 小さくて薄い下着のクロッチ部分に、エリオット君の指が這わされる。

「んっ…」

 敏感な部分を触られて、背中が仰け反ってしまう。
 指で触れたところから、クチュリと濡れた音が聞こえてきて、恥ずかしさに思わずギュッと目を閉じた。

「凄いよハルカ。下着にシミができてるよ。もうこんなに感じてるんだね」

 下着が濡れてシミになってるなんて、そんな恥ずかしいこと口にされて、羞恥で身体中がカッと熱くなった。

「下着が濡れてるから、ハルカの大事な所が透けて見えてるよ。どうしよう、すっごくいやらしいね」
「ふあんっ…あっ、ああんっ……っ」

 濡れた下着を秘部に押しつける様にして、真剣な目でエリオット君が私のアソコを覗き込んでる。
 足を閉じて隠したいのに、それすらできない。

「エリオット、そんなに焦らしてやるな」
「そうですよ、もう触ってあげないと、ハルカが泣き出してしまいますよ」

 え?なに言っちゃってるんですか?私そんなに堪え性っていうか、淫乱じゃありませんから。
 オーウェンさんとアルバートさんの言葉に、ブンブンと頭を振るのに、誰も取り合ってくれない。それどころか、二人の言葉を真に受けて、エリオット君の指がクロッチ部分に指を掛けてきた。

「あっ!あ、あ、やっ、見ないでっ……」

 秘部にピッタリと張り付いた布を横にずらす様にして、アソコが剥き出しにされる。

「うわっ…凄い……これが女の人の…濡れて光ってて、気持ち良いんだね」
「ひいっ、いっ、ああんっ、あ、ああ」

 露わになったクリトリスをクリクリと指先で捏ね回されると、ジリジリとした愉悦に腰が跳ねるのが止められない。
 押し込む様にクリトリスを刺激されて、その強すぎる快感から逃れようと体をくねらせてしまう。はしたなく腰を揺らす様を楽しげに見つめられれば、羞恥に息が詰まりそうになる。

「クリトリスは下から撫で上げる様にして可愛がって上げると喜ぶんですよ」
「こうですか?」
「あっ、あんっ、ああっ、いっ、ひいんっ…」

 やわやわと胸を揉みしだいていたアルバートさんからの指示に、直ぐ様エリオット君の指がその指示に従って動き出した。
 濡れそぼった秘部の真ん中でピンと立ち上がった小さな肉芽が、下からなぞるように撫で上げられると、ゾワリと総毛立つような感覚に持ち上げられている足先がピンと伸びた。

「ええ、とっても上手ですよエリオット。ほら、ハルカもこんなに喜んでますよ」
「も、やっ、もう、むりぃ……もう、許し、てぇ…っ」

 エリオット君を褒めながら、乳首をクリクリしないでぇ。
 乳首とクリトリスの三箇所をいっぺんに刺激されて、もう我慢できない。イきそうなのに、バラバラに与えられる快感にイけそうでイケない。
 最後の一手が欲しくて、はしたなく腰を揺らしてしまう。
 私が限界なのを見て取ったオーウェンさんが、ねっとりと耳に舌を這わせてきた。

「もうイきたいのか?ハルカ。じゃあ、エリオットにおねだりしないとな。おねだりの仕方はちゃんと教えただろう?」

 低く鼓膜を震わすセクシーな声で囁かれて、甘い痺れが背中を駆け上がった。
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