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登場人物
鹿羽勝 編
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まずは、私が行った罪についてお話しします。
時は4年前、私は2年A組の担任でした。修学旅行として質素な村へと訪れました。私はその時から殺害するチャンスを狙っていました。
自由行動の時、クラスの問題児の中でも3人を毒が混入している注射を打って殺害した。その内1人の生徒をトンネルの奥へと運んだ。遺体をバラバラにすれば見つかりづらいと思ったからだ。トンネルの奥に置いた遺体は驚いたことに生き返り焦ったが、もう一度注射を打ち完全に殺した。
そして自由行動が終わり集合場所に集まると、そこには生徒たちの姿がなかった。俺は誰かが誘拐したと思い込んだ。引率教員と手分けして村を見回ったが生徒たちの姿はなかった。
遂には引率教員が俺が殺害した生徒 北野勇星を発見し警察に連絡していたのを発見し、私は、その教員らも毒が混入した注射を打ち殺害した。
浅蔵 刑事
「だったら何故、充くんたちと事件を解決しようとしたんですか?」
鹿羽先生
「それは簡単ですよ、失踪した生徒たちを見つけて殺害しようとしたからです。失踪した生徒たちを見つけるために充くんや京花さんを利用しました。彼らは私の思い通りに動いてくれると思った…」
浅蔵 刑事
「本当に貴方がしたことはそれだけですか?」
鹿羽 先生
「捜索中、校長先生を真島先生に殺害するよう仕向けたのも、洗脳薬を創り流通させたのも、あなたの子どもを村にやったのも、櫻井刑事を殺したのも全部私だ。」
浅蔵 刑事
「お前がアイツを殺したのか?」
鹿羽 先生
「だからそう言ってるじゃないですか」
浅蔵 刑事
「ざけんな、」
鹿羽 先生
「あ?」
浅蔵 刑事
「ふざけんな!」
鹿羽 先生
「その顔、素晴らしいよ!」
浅蔵 刑事
「…貴方が苦しめた人は、絶対に貴方を許さないでしょうね。」
鹿羽 先生
「…それは面白いでしょうね。」
私は反省なんてしなかった。ただ、私は死刑を待つだけだった。そして、どれくらい経っただろうか。面会に1人の男が現れた。
鹿羽 先生
「久々だな、」
「会いたかったです。…先生。」
時は4年前、私は2年A組の担任でした。修学旅行として質素な村へと訪れました。私はその時から殺害するチャンスを狙っていました。
自由行動の時、クラスの問題児の中でも3人を毒が混入している注射を打って殺害した。その内1人の生徒をトンネルの奥へと運んだ。遺体をバラバラにすれば見つかりづらいと思ったからだ。トンネルの奥に置いた遺体は驚いたことに生き返り焦ったが、もう一度注射を打ち完全に殺した。
そして自由行動が終わり集合場所に集まると、そこには生徒たちの姿がなかった。俺は誰かが誘拐したと思い込んだ。引率教員と手分けして村を見回ったが生徒たちの姿はなかった。
遂には引率教員が俺が殺害した生徒 北野勇星を発見し警察に連絡していたのを発見し、私は、その教員らも毒が混入した注射を打ち殺害した。
浅蔵 刑事
「だったら何故、充くんたちと事件を解決しようとしたんですか?」
鹿羽先生
「それは簡単ですよ、失踪した生徒たちを見つけて殺害しようとしたからです。失踪した生徒たちを見つけるために充くんや京花さんを利用しました。彼らは私の思い通りに動いてくれると思った…」
浅蔵 刑事
「本当に貴方がしたことはそれだけですか?」
鹿羽 先生
「捜索中、校長先生を真島先生に殺害するよう仕向けたのも、洗脳薬を創り流通させたのも、あなたの子どもを村にやったのも、櫻井刑事を殺したのも全部私だ。」
浅蔵 刑事
「お前がアイツを殺したのか?」
鹿羽 先生
「だからそう言ってるじゃないですか」
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「ざけんな、」
鹿羽 先生
「あ?」
浅蔵 刑事
「ふざけんな!」
鹿羽 先生
「その顔、素晴らしいよ!」
浅蔵 刑事
「…貴方が苦しめた人は、絶対に貴方を許さないでしょうね。」
鹿羽 先生
「…それは面白いでしょうね。」
私は反省なんてしなかった。ただ、私は死刑を待つだけだった。そして、どれくらい経っただろうか。面会に1人の男が現れた。
鹿羽 先生
「久々だな、」
「会いたかったです。…先生。」
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