THE Number

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1章 とある町での連続殺人

THE Number1 後編

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立花美波「あ、犯人わかっちゃった。」

将太・逸喜「え?」

立花美波「この名探偵美波ちゃんに解けない謎はないのです!」

ノリノリで語りはじめる

藍沢将太「いいから、はやく教えろ、!」

美波とは対照的に呆れたように言う

立花美波「まぁ、そう慌てるでないワトソン君、」
藍沢将太「この連続殺人事件の犯人は一体誰なんだ!」
立花美波「その人物は…」
藍沢将太「…」
瀬川逸喜「…」

その場に緊張感が走る

立花美波「犯人は…シカバネさんだ!」
藍沢将太「…はぁ、」

将太はため息をつく

瀬川逸喜「あのさ、じゃあシカバネっていう人は今どこにいる?」
立花美波「え?この町のどこかでしょ、」
瀬川逸喜「シカバネは全部のコースについて把握している」
立花美波「ということは、シカバネは犯人じゃない…ってこと?」
瀬川逸喜「まぁ、そうだろうな。」

立花美波「じゃ。じゃあ2人は誰が犯人かわかる?」
藍沢将太「特定まではいかないけど、」
瀬川逸喜「おそらく、」
将太・逸喜「学校関係者だな、」

2人の声がハモった

立花美波「…確かに、そうかも、」

-コンビニ-
藍沢将太「推理が外れたくらいで落ち込むな」
立花美波「…」
瀬川逸喜「好きなもん奢ってやるから落ち込むな」
立花美波「…まん」
瀬川逸喜「え?」
立花美波「肉まん、が、食べ、たい」
瀬川逸喜「わかったよ、」

将太たちは昼食を買い学校へ戻った

-校門-
瀬川逸喜「ごめん!僕、ちょっと行かないといけない」
藍沢将太「行くってどこに?」
瀬川逸喜「…」
藍沢将太「まぁ、なんでも良いけど、」

逸喜は将太と美波と別れる。

午後1時を差し掛かる頃

「Cチーム失格です」
「Tチーム失格です」
「Vチーム失格です」
「Xチーム失格です」
「Yチーム失格です」

藍沢将太「また連鎖だ、」
立花美波「ねぇ、私たちも、そのうち死ぬのかな?」
藍沢将太「大丈夫だ、俺が絶対守るから!」
立花美波「…うん。」

「5人目の被害者が確認されました」
「6人目の被害者が確認されました」
「7人目の被害者が確認されました」
「8人目の被害者が確認されました」
「9人目の被害者が確認されました」
「10人目の被害者が確認されました」

藍沢将太「こっちもかよ、」
立花美波「もう、ダメ、」

瀬川逸喜「おい!大丈夫か!」
藍沢将太「一体どうなってるんだ!」
瀬川逸喜「僕もわからない!」
藍沢将太「と、とりあえず教室行くか、」

-教室-

将太は教室へ向かい全速力で走り教室のドアを開ける

そこで包丁を持った生徒と血を流してる生徒がいた
藍沢将太「大丈夫か!」
瀬川逸喜「…おい、何やってんだよ、」
????「…」
藍沢将太「川口さん…だっけ?」
川口咲七「私、殺しちゃった、」

川口咲七は手から包丁を落としその場で倒れた

藍沢将太「川口さん!」
瀬川逸喜「ショックで倒れただけだ、保健室へ連れてこう」
藍沢将太「…わかった、あと刺された人どうする?」
瀬川逸喜「…あと、警察も呼んどけ」
藍沢将太「…あれ?美波は?」
瀬川逸喜「俺がやっとくから、お前は彼女を探せ」
藍沢将太「わかった。」

「11人目の被害者が確認されました。」

藍沢将太「また?」
瀬川逸喜「…嫌な予感がする」

将太は教室を飛び出し、美波を探すも見つからない

藍沢将太「はぁ、はぁ、どこにいるんだよ、」
瀬川逸喜「おい!まだ見つかってねぇのかよ!」

????「キャー!」
校内から悲鳴が聞こえた

将太と逸喜は悲鳴が聞こえた方向へと走る
そこへ行くと

藍沢将太「そんな、、、」
瀬川逸喜「立花さん、」

美波がそこで倒れていたのが確認された
しかし、血は出していなかった。

藍沢将太「美波!美波、美波、」

逸喜は倒れた美波の脈を計る

瀬川逸喜「凍死しているようだ、」
藍沢将太「凍死ってここは普通の教室だ!」


「Fチーム Iチーム Kチーム
 Nチーム Qチーム Rチーム脱落です。」

藍沢将太「美波、ごめん、守れなくて、」
将太が涙をこぼす。その涙は美波の頬に落ちる

すると、
立花美波「…う、」
藍沢将太「美波?今、動いた?」
立花美波「…あれ?ここは?」
藍沢将太「起きた、美波が目覚めた、」
瀬川逸喜「そんな…脈もなかったのに、」
立花美波「将太?なんで、泣いてるの?」
藍沢将太「泣いてねぇよ、」

「MチームOチームUチーム脱落です」

藍沢将太「…また脱落チームか」
瀬川逸喜「残り4チームか、」

残りのチーム

B G P S

「生存チームが4になったので返します。」


神々しい光が将太らを照らし気づけば学校の教室にいた。
いつもと同じあの風景だった
クラスの殆どがいないことを除いて

瀬川逸喜「残り4チームだから、12人か、」

クラスの雰囲気は重たい

「いやぁ、面白いものを見せてくれたよ」
屍の声だ

藍沢将太「おい!こっちに来い!」

「まずは生存おめでとう。続いては第2ゲームだ。
 その前に!この出来事は今、ライブ映像として
 全世界に発信されている、視聴者数は15万人、」

藍沢将太「俺たちの行動が監視されてるのか、」
瀬川逸喜「今、生き残ってる12人を紹介したら?」

「確かに、それもそうだな、」
「じゃあ3クラスの人数から!1組は4人、2組は3人、3組は5人だ」
まずは1組から、坂田美穂、高野慶、本田亜梨沙、丸山廉
2組は相嶋太一、須賀琴音、中村怜奈
3組は藍沢将太、神宮寺健太、瀬川逸喜、立花美波、綿谷幸也
以上

藍沢将太「俺らのクラスが一番多いのか、」

「そして、今、最も人気ある人物は…藍沢将太、あなただ」

藍沢将太「人気ある人物って…」

「続いてのゲームは2チームになってやってもらう
 B&Sチーム、G&Pチームとなってやってもらうゲームは…
 ウソツキゲーム~!…このゲームでは…」

このゲームは将太たちの仲をボロボロに壊していくものだった
そして、運命を大きく揺るがすものだった。
その話はまた違う日に話すことにしよう。

????「よし、これで完成だ。」
パソコンのEnterキーを押し、椅子の背もたれによしかかる

????「次はどのHigh Schoolを地の底に落とそうかな、」
スマホを取り出し自分のファイルの中から候補を出す。

????「…あ、ここにしよう。」
その学校の特徴は、お金持ちが集う最凶の学園だ。

????「ゲームはゾンビ鬼ごっこか、RPGか。あ、申し遅れました。僕は、鹿金 翔です」
そしてゲームは○○ゲームを選んだ
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