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第2章『Lゲーム』
#16
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目黒理
「ちょっと部屋の中見てみる?」
白鷺新一
「そうだな、」
俺たちは、部屋の中へと進む。
目黒理
「何か手がかりがあると良いんだけど」
白鷺新一
「思ったんだけどさ、司会者が死んだか、もう自由なんじゃない?」
目黒理
「確かに、もう縛られてないもんな!」
すると、布団の上に手紙があるのが目についた。
目黒理
「また手紙かよ、」
白鷺新一
「内容は?」
目黒理
「えっと…」
目黒理
「…カメラマンを追えば良いのかな?」
白鷺新一
「権限を持っていたのは司会者じゃなかったんだ」
目黒理
「似たような話、聞いたことあるぞ、」
俺は過去に経験した 友情崩壊ゲームについてのことを思い出した。主催者だと思っていた奴は、実は別に人に脅されてやっていたと言うことを。
目黒理
「あっ、携帯だ!」
そこには、俺たち7人分の携帯やパソコンがあった。
俺は自分の携帯を取り電源をつける
目黒理
「圏外になってない、」
白鷺新一
「とりあえず警察呼ぼう!」
俺たちは110番に電話をかけ、今あった出来事を全て話した。
数分後、2台のパトカーが来て2人の刑事に事情を聴かれた。
その刑事は、過去に会った2人の刑事と同一人物だった。
河村義明 & 篠宮真守…最近起きた事件の殆どを解決した最強のバディ
目黒理
「あのカメラマンの行方を追えば、解決します」
篠宮真守
「ご協力ありがとうございました。」
俺たちは、あとのことは刑事に任せ各部屋に戻った。
翌日、事件が進展した。あのカメラマンがアパートの敷地に埋められたと言うことが発覚した。警察署で、また事情を1人ずつ聴かれ、アパートへ帰宅した。
目黒理
「皆に話がある。」
俺は、アパートへの帰宅中、皆に話を切り出す。
白鷺新一
「どうした?」
広瀬麗子
「というか、主催者が死んだと言うことは、もう終わりなんじゃないの?」
坂木忍
「そうだよ、もう警察にも話したんだし!」
白鷺新一
「…この手紙を見ろ。」
白鷺は皆に手紙を見せる。
坂木忍
「社会的死って何?」
舘山香
「…社会的に生きられないようなスキャンダルを周りに広めますよっていう警告と考えた方がいいです。」
目黒理
「この事は、まだ警察に言ってない。そこで多数決を採りたい。この事を警察に言うべきか、そうじゃないかを、」
鈴木夏海
「…何か社会的死って恐そうだから、下手に言わない方が」
広瀬麗子
「何言ってるの?これは、ただの脅しよ!」
鈴木夏海
「じゃあ、このアパートを出て証明してよ!」
広瀬麗子
「良いわよ、」
彼女はそう言い、アパートを去っていった。
舘山香
「何もないと良いけどね、」
彼女がそう呟くと、
鈴木夏海
「考えてるだけ無駄、今私たちが出来るのは、自白よ」
鈴木は、そう提案した。
目黒理
「自白?」
鈴木夏海
「誰が犯人か、言いなさいよ!」
目黒理
「でも、それは、警察が」
鈴木夏海
「事件を早く解決したいの!」
白鷺新一
「解決して、君はどうする、」
鈴木夏海
「もちろん、殺すよ。」
白鷺新一
「そしたら君は殺人罪で捕まる、」
鈴木夏海
「捕まっても良い!ただ社会的死が嫌なだけ、」
白鷺新一
「それは、皆、同じなんじゃない?」
翌日、また事件が進展した。今度は、昨日アパートを出た広瀬麗子の顔写真が、とある''つぶやき''とともに公開された。その''つぶやき''は、弁護士が色気を使い裁判官を媚びを売ってた。というものだった。
その出来事はニュースでも報道された。報道によると 広瀬は、警察に任意同行を求められている様子だった。
垣澤悠人
「広瀬さん…」
目黒理
「社会的死って…こう言うことか…」
白鷺新一
「でも、誰がこんなこと…」
舘山香
「私、アカウント特定できますよ。」
白鷺新一
「え?ホントに?」
舘山香
「とりあえず分かったら連絡します!」
白鷺新一
「あ、じゃあLINE交換しよっ!」
舘山香
「せっかくですから、皆さんのも交換しましょ!後でグループ作っとくんで!」
そうして俺たち6人はLINE交換を行った。グループ名は『アパート住民の集い』これは、舘山香が決めた。
これで、すぐ連絡できるから安全だ。そう思っていた人が多いと思う。
しかし、その翌日5号室(坂木忍)で、その住民である坂木忍と、2つ隣の部屋に住む鈴木夏海が布団で殺されていたのが見つかった。真っ先に疑われたのは、5号室と7号室の間、つまり6号室に住む住民、舘山香だった。
白鷺新一
「君しか考えられないよ、」
舘山香
「そんな、私じゃありませんよ!」
垣澤悠人
「でも、2階に住むのは、この中であなたしか」
舘山香
「そうだけど違います!」
目黒理
「…アカウント特定できた?」
舘山香
「あ、出来ました。けど、その人は」
目黒理
「その人は?」
舘山香
「とりあえず見てください」
俺らは舘山香の部屋に行きパソコンを見せてもらった。
アカウント名は 『Demon extermination』意味は『鬼退治』らしい。そのアカウントの投稿を見ると、様々な写真が…そこに写っていたのは、その日遺体で発見された鈴木夏海だった。最後の投稿には、文書が記されていた。
『新田 蓮、、なのに。』
「ちょっと部屋の中見てみる?」
白鷺新一
「そうだな、」
俺たちは、部屋の中へと進む。
目黒理
「何か手がかりがあると良いんだけど」
白鷺新一
「思ったんだけどさ、司会者が死んだか、もう自由なんじゃない?」
目黒理
「確かに、もう縛られてないもんな!」
すると、布団の上に手紙があるのが目についた。
目黒理
「また手紙かよ、」
白鷺新一
「内容は?」
目黒理
「えっと…」
目黒理
「…カメラマンを追えば良いのかな?」
白鷺新一
「権限を持っていたのは司会者じゃなかったんだ」
目黒理
「似たような話、聞いたことあるぞ、」
俺は過去に経験した 友情崩壊ゲームについてのことを思い出した。主催者だと思っていた奴は、実は別に人に脅されてやっていたと言うことを。
目黒理
「あっ、携帯だ!」
そこには、俺たち7人分の携帯やパソコンがあった。
俺は自分の携帯を取り電源をつける
目黒理
「圏外になってない、」
白鷺新一
「とりあえず警察呼ぼう!」
俺たちは110番に電話をかけ、今あった出来事を全て話した。
数分後、2台のパトカーが来て2人の刑事に事情を聴かれた。
その刑事は、過去に会った2人の刑事と同一人物だった。
河村義明 & 篠宮真守…最近起きた事件の殆どを解決した最強のバディ
目黒理
「あのカメラマンの行方を追えば、解決します」
篠宮真守
「ご協力ありがとうございました。」
俺たちは、あとのことは刑事に任せ各部屋に戻った。
翌日、事件が進展した。あのカメラマンがアパートの敷地に埋められたと言うことが発覚した。警察署で、また事情を1人ずつ聴かれ、アパートへ帰宅した。
目黒理
「皆に話がある。」
俺は、アパートへの帰宅中、皆に話を切り出す。
白鷺新一
「どうした?」
広瀬麗子
「というか、主催者が死んだと言うことは、もう終わりなんじゃないの?」
坂木忍
「そうだよ、もう警察にも話したんだし!」
白鷺新一
「…この手紙を見ろ。」
白鷺は皆に手紙を見せる。
坂木忍
「社会的死って何?」
舘山香
「…社会的に生きられないようなスキャンダルを周りに広めますよっていう警告と考えた方がいいです。」
目黒理
「この事は、まだ警察に言ってない。そこで多数決を採りたい。この事を警察に言うべきか、そうじゃないかを、」
鈴木夏海
「…何か社会的死って恐そうだから、下手に言わない方が」
広瀬麗子
「何言ってるの?これは、ただの脅しよ!」
鈴木夏海
「じゃあ、このアパートを出て証明してよ!」
広瀬麗子
「良いわよ、」
彼女はそう言い、アパートを去っていった。
舘山香
「何もないと良いけどね、」
彼女がそう呟くと、
鈴木夏海
「考えてるだけ無駄、今私たちが出来るのは、自白よ」
鈴木は、そう提案した。
目黒理
「自白?」
鈴木夏海
「誰が犯人か、言いなさいよ!」
目黒理
「でも、それは、警察が」
鈴木夏海
「事件を早く解決したいの!」
白鷺新一
「解決して、君はどうする、」
鈴木夏海
「もちろん、殺すよ。」
白鷺新一
「そしたら君は殺人罪で捕まる、」
鈴木夏海
「捕まっても良い!ただ社会的死が嫌なだけ、」
白鷺新一
「それは、皆、同じなんじゃない?」
翌日、また事件が進展した。今度は、昨日アパートを出た広瀬麗子の顔写真が、とある''つぶやき''とともに公開された。その''つぶやき''は、弁護士が色気を使い裁判官を媚びを売ってた。というものだった。
その出来事はニュースでも報道された。報道によると 広瀬は、警察に任意同行を求められている様子だった。
垣澤悠人
「広瀬さん…」
目黒理
「社会的死って…こう言うことか…」
白鷺新一
「でも、誰がこんなこと…」
舘山香
「私、アカウント特定できますよ。」
白鷺新一
「え?ホントに?」
舘山香
「とりあえず分かったら連絡します!」
白鷺新一
「あ、じゃあLINE交換しよっ!」
舘山香
「せっかくですから、皆さんのも交換しましょ!後でグループ作っとくんで!」
そうして俺たち6人はLINE交換を行った。グループ名は『アパート住民の集い』これは、舘山香が決めた。
これで、すぐ連絡できるから安全だ。そう思っていた人が多いと思う。
しかし、その翌日5号室(坂木忍)で、その住民である坂木忍と、2つ隣の部屋に住む鈴木夏海が布団で殺されていたのが見つかった。真っ先に疑われたのは、5号室と7号室の間、つまり6号室に住む住民、舘山香だった。
白鷺新一
「君しか考えられないよ、」
舘山香
「そんな、私じゃありませんよ!」
垣澤悠人
「でも、2階に住むのは、この中であなたしか」
舘山香
「そうだけど違います!」
目黒理
「…アカウント特定できた?」
舘山香
「あ、出来ました。けど、その人は」
目黒理
「その人は?」
舘山香
「とりあえず見てください」
俺らは舘山香の部屋に行きパソコンを見せてもらった。
アカウント名は 『Demon extermination』意味は『鬼退治』らしい。そのアカウントの投稿を見ると、様々な写真が…そこに写っていたのは、その日遺体で発見された鈴木夏海だった。最後の投稿には、文書が記されていた。
『新田 蓮、、なのに。』
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