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年下ワンコはご主人様が好き
10・波多
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※※※
江藤から教わって作ったクッキーとマフィンをテーブルの上に置いておき、甘いにおいがついていたらバレそうなのでシャワーをして着替えてから久世の家へ向かった。
「波多さん、おかえりなさい」
抱きついて鼻を首筋に近づけてすんすんと匂いを嗅ぐ。
「お風呂に入ってきたんですか?」
「あ、あぁ。臭かったから」
「そのままの匂いも好きですけど、お風呂上りはなんか、ムラムラするというか……」
「こら、いつまでも匂いを嗅いでいるつもりかよ」
久世を引き離してどこが舐めたいのかを聞く。
「お尻がイイです!」
「尻、だと? 本気か」
少し引きつつ、目を細めて相手を見れば、変更する気はないと言い切った。
どうしてそんな所を舐めたいのか、波多には理解できないが約束なので仕方がない。
「シャワー浴びてこい。寝室で待ってる」
「はい!」
良いお返事をし、バスルームへと向かう久世を見送る。本当に自分は甘くなったものだとしみじみと思う。
後孔に久世の舌がぬめぬめと蠢く。
「んぁっ、そンな所舐めんじゃない」
「後のお口、俺のを咥えたがってひくひくしてますよ。可愛いですねぇ」
「お前のなんか……、ひぅ、こら、揉んでいいなんて言ってないぞ」
「でも、物足りないんじゃないですか?」
その通りだ。尻を揉まれ後孔の先の方だけ舐められているだけで、まどろっこしいだけだ。
特になんの反応もみせなければ、飽きて「もういいです」と言いだすのではと思っていた。
「波多さんの中に入れたいなぁ」
お互いに気持ち良くなれますよと言われて、尻を舐めたいといった理由に気が付く。
「このやろう、それが目的かよ」
「えへ」
舌をちょこんと出す久世。有名な洋菓子店のマスコットキャラの様な仕草を見せるが、可愛くないしムカつくだけだ。
「えへ、じやねぇ。絶対に入れさせねぇし。お前なんか素股でイっとけ」
と、思わず口にしてしまい、喜ぶ久世の顔を見た瞬間に後悔する。
「今のはなしだ」
「えッ、良いんですか」
波多と久世の言葉が重なり、久世が良い笑顔を浮かべる。
「波多さんからのお許しがでたので、ヤらせて頂きます」
「大輝、冗談だからって、うわぁっ」
「駄目ですよ。冗談で済ませようなんて思っちゃ」
抱き寄せられて、太ももの間にかたくて熱いモノが入り込む。
腰を掴まれ激しく揺さぶられる。その度に自分のモノに擦れて芯が熱くなる。
「んっ」
「はたさんのと、こすれあってますね」
「ふぁ、だまれ」
久世が波多の手を掴み、そのまま胸元へとやられる。
「大輝、そこにさわるのは、許してな、あっ、い」
「俺は波多さんの手を掴んでいるだけですよ」
「やっ、触ってる」
指先に自分の乳首に触れる感触があり、それを目を細めて見つめている久世がいやらしい。
「波多さん、こう、円を描くように弄ると気持ち良くないですか?」
人差し指を差すように強く手を握りしめられて撫でていく。
「大輝、いやだ」
「突起してきましたね、ここ。今日はお尻を舐めるのと素股しか許されてないんで、波多さんが自分で弄って気持ち良くなるしかないんですよ?」
ぐいと両方の指が乳首を押しつぶし、ぐりぐりと動かされ、久世のモノと擦れる快感に、波多は高みにのぼる。
「やだ、これじゃ、自慰だ」
「えぇ。波多さんが自分の指で突起させたんですよ。厭らしいですね」
「ひぅ、おまえの指も、かすめてる、だろうが」
手を動かしているが、ちゃっかり、久世の指もかすめていて、その度に感じているのだ。
「そうでしたっけ? 感触がわからないからどうかなぁ……。確かめてみます」
と、久世がとぼけながら摘まもうとするので、手の甲をピシャリと叩いてやめさせる。
「許可してないのに触ったらお預けだぞ」
「お預けは嫌なので、可愛がりたいけど我慢します。でも、今度は一緒にイきましょうね」
ぐぃっと、かたくて熱いものを激しくこすりつける。
「んっ、バカ犬がぁ……、あぁっ」
びくびくと震え、互いに欲を放ちあう。まじりあった蜜が太ももをつたい落ちていく。
「一緒にイけましたね」
ちゅっと唇にキスされて、深く息をはいて久世にもたれかかる。
「大輝、俺の手だからって許可してない事をするのは禁止な」
「えぇっ、あれは波多さんが自分で触ったんですよ?」
気持ちよさそうでしたね、と、耳元で囁かれて、肘鉄を腹に食らわす。
「うぐっ、酷い」
「風呂に入る。ついてくるんじゃねぇからな」
ベッドにうずくまる久世にそう言い捨て、波多はバスルームへと向かった。
江藤から教わって作ったクッキーとマフィンをテーブルの上に置いておき、甘いにおいがついていたらバレそうなのでシャワーをして着替えてから久世の家へ向かった。
「波多さん、おかえりなさい」
抱きついて鼻を首筋に近づけてすんすんと匂いを嗅ぐ。
「お風呂に入ってきたんですか?」
「あ、あぁ。臭かったから」
「そのままの匂いも好きですけど、お風呂上りはなんか、ムラムラするというか……」
「こら、いつまでも匂いを嗅いでいるつもりかよ」
久世を引き離してどこが舐めたいのかを聞く。
「お尻がイイです!」
「尻、だと? 本気か」
少し引きつつ、目を細めて相手を見れば、変更する気はないと言い切った。
どうしてそんな所を舐めたいのか、波多には理解できないが約束なので仕方がない。
「シャワー浴びてこい。寝室で待ってる」
「はい!」
良いお返事をし、バスルームへと向かう久世を見送る。本当に自分は甘くなったものだとしみじみと思う。
後孔に久世の舌がぬめぬめと蠢く。
「んぁっ、そンな所舐めんじゃない」
「後のお口、俺のを咥えたがってひくひくしてますよ。可愛いですねぇ」
「お前のなんか……、ひぅ、こら、揉んでいいなんて言ってないぞ」
「でも、物足りないんじゃないですか?」
その通りだ。尻を揉まれ後孔の先の方だけ舐められているだけで、まどろっこしいだけだ。
特になんの反応もみせなければ、飽きて「もういいです」と言いだすのではと思っていた。
「波多さんの中に入れたいなぁ」
お互いに気持ち良くなれますよと言われて、尻を舐めたいといった理由に気が付く。
「このやろう、それが目的かよ」
「えへ」
舌をちょこんと出す久世。有名な洋菓子店のマスコットキャラの様な仕草を見せるが、可愛くないしムカつくだけだ。
「えへ、じやねぇ。絶対に入れさせねぇし。お前なんか素股でイっとけ」
と、思わず口にしてしまい、喜ぶ久世の顔を見た瞬間に後悔する。
「今のはなしだ」
「えッ、良いんですか」
波多と久世の言葉が重なり、久世が良い笑顔を浮かべる。
「波多さんからのお許しがでたので、ヤらせて頂きます」
「大輝、冗談だからって、うわぁっ」
「駄目ですよ。冗談で済ませようなんて思っちゃ」
抱き寄せられて、太ももの間にかたくて熱いモノが入り込む。
腰を掴まれ激しく揺さぶられる。その度に自分のモノに擦れて芯が熱くなる。
「んっ」
「はたさんのと、こすれあってますね」
「ふぁ、だまれ」
久世が波多の手を掴み、そのまま胸元へとやられる。
「大輝、そこにさわるのは、許してな、あっ、い」
「俺は波多さんの手を掴んでいるだけですよ」
「やっ、触ってる」
指先に自分の乳首に触れる感触があり、それを目を細めて見つめている久世がいやらしい。
「波多さん、こう、円を描くように弄ると気持ち良くないですか?」
人差し指を差すように強く手を握りしめられて撫でていく。
「大輝、いやだ」
「突起してきましたね、ここ。今日はお尻を舐めるのと素股しか許されてないんで、波多さんが自分で弄って気持ち良くなるしかないんですよ?」
ぐいと両方の指が乳首を押しつぶし、ぐりぐりと動かされ、久世のモノと擦れる快感に、波多は高みにのぼる。
「やだ、これじゃ、自慰だ」
「えぇ。波多さんが自分の指で突起させたんですよ。厭らしいですね」
「ひぅ、おまえの指も、かすめてる、だろうが」
手を動かしているが、ちゃっかり、久世の指もかすめていて、その度に感じているのだ。
「そうでしたっけ? 感触がわからないからどうかなぁ……。確かめてみます」
と、久世がとぼけながら摘まもうとするので、手の甲をピシャリと叩いてやめさせる。
「許可してないのに触ったらお預けだぞ」
「お預けは嫌なので、可愛がりたいけど我慢します。でも、今度は一緒にイきましょうね」
ぐぃっと、かたくて熱いものを激しくこすりつける。
「んっ、バカ犬がぁ……、あぁっ」
びくびくと震え、互いに欲を放ちあう。まじりあった蜜が太ももをつたい落ちていく。
「一緒にイけましたね」
ちゅっと唇にキスされて、深く息をはいて久世にもたれかかる。
「大輝、俺の手だからって許可してない事をするのは禁止な」
「えぇっ、あれは波多さんが自分で触ったんですよ?」
気持ちよさそうでしたね、と、耳元で囁かれて、肘鉄を腹に食らわす。
「うぐっ、酷い」
「風呂に入る。ついてくるんじゃねぇからな」
ベッドにうずくまる久世にそう言い捨て、波多はバスルームへと向かった。
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