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年下ワンコはご主人様が好き
5・久世
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昨日の波多はとても可愛かった。
自分の舌にちゃんと反応をしてくれたし、こすりあいも気持ちよかった。
いかせろと言われた時には、胸の高鳴りが収まらず、イき顔を思いだすだけで自分のモノがじくじくと熱が溜まる。
「はたさん」
抜いてスッキリとした後、体を洗ってバスルームを出る。
濡れた髪を拭きながら波多がいるキッチンへと向かうとすでに朝ご飯ができていてイイにおいがする。
だが、テーブルの上にあるのは一食分しかない。どうしてだろうと首を傾げると、帰るからと波多はエプロンを外す。
久世のためにご飯を作ってくれたのだ。見送るために玄関までついていった久世は、我慢できず波多に口づけた。
驚いた顔をしていた。だが、怒られなかった。しかも、髪が濡れたままというのに頭を撫でてくれた。
出て行った後も、しばらくは玄関先で惚けたまま突っ立っていたが、ハッと我に返る。
「幸せにひたっている場合じゃなかった」
はやく支度を終えて波多を迎えに行かねばならない。
髪を乾かし着替えを済ました後、波多の作ってくれた食事を食べてお迎えに向かう。
まだ支度が終わらないからと部屋の中で待つように言われ、リビングのソファーへと座る。
波多の朝食は食パン一枚。しかも焼かずに食べているのを見て、自分はちゃんとした食事を用意してもらったのにと申し訳ない気持ちとなる。
「波多さん、ごめんなさい」
「別に。面倒な時はいつもこんなだし。それにもう飯を作ってやる必要もないからな」
「……え?」
「え、じゃない。お前、俺にまだ飯の面倒まで見ろって言うのか!?」
と言われて黙り込む。
これからも食事の面倒を見てくれるものだと思っていたので素直に口にしたら、図々しいと怒られた。
「米を炊いて、スーパーで惣菜でも買ってくればいいだろう」
「炊いた事なんてないです」
今まで料理など一度もしたことが無い。彼女が用意してくれたり、コンビニの弁当で済ましたりしていたから。
「なら、弁当でも食ってろ」
と言われるが、弁当ばかりでは味気ないし、波多の手料理の味を知ってしまった。
あの暖かくて優しい味のする料理が直ぐに恋しくなるだろう。
「あの、食費を払いますから、俺の分も作ってくれませんか」
手料理を一緒に食べたいんですと言うが、嫌だと断られてしまう。
「……俺が作ってたら意味がないんだよ」
今までのような甘えは駄目だと、
「俺はお前に都合のいい相手じゃない」
いつまでも面倒を見させるなとハッキリと言われる。
甘えているばかりで自分では何もしようとはしない。それが駄目だと波多は言いたのだろう。
「わかりました。では、俺に料理を教えてくれませんか?」
「あぁ。それなら良いぞ」
料理を教えるのは週に一・二回と決まり、波多の家で教えて貰う事になった。
自分の舌にちゃんと反応をしてくれたし、こすりあいも気持ちよかった。
いかせろと言われた時には、胸の高鳴りが収まらず、イき顔を思いだすだけで自分のモノがじくじくと熱が溜まる。
「はたさん」
抜いてスッキリとした後、体を洗ってバスルームを出る。
濡れた髪を拭きながら波多がいるキッチンへと向かうとすでに朝ご飯ができていてイイにおいがする。
だが、テーブルの上にあるのは一食分しかない。どうしてだろうと首を傾げると、帰るからと波多はエプロンを外す。
久世のためにご飯を作ってくれたのだ。見送るために玄関までついていった久世は、我慢できず波多に口づけた。
驚いた顔をしていた。だが、怒られなかった。しかも、髪が濡れたままというのに頭を撫でてくれた。
出て行った後も、しばらくは玄関先で惚けたまま突っ立っていたが、ハッと我に返る。
「幸せにひたっている場合じゃなかった」
はやく支度を終えて波多を迎えに行かねばならない。
髪を乾かし着替えを済ました後、波多の作ってくれた食事を食べてお迎えに向かう。
まだ支度が終わらないからと部屋の中で待つように言われ、リビングのソファーへと座る。
波多の朝食は食パン一枚。しかも焼かずに食べているのを見て、自分はちゃんとした食事を用意してもらったのにと申し訳ない気持ちとなる。
「波多さん、ごめんなさい」
「別に。面倒な時はいつもこんなだし。それにもう飯を作ってやる必要もないからな」
「……え?」
「え、じゃない。お前、俺にまだ飯の面倒まで見ろって言うのか!?」
と言われて黙り込む。
これからも食事の面倒を見てくれるものだと思っていたので素直に口にしたら、図々しいと怒られた。
「米を炊いて、スーパーで惣菜でも買ってくればいいだろう」
「炊いた事なんてないです」
今まで料理など一度もしたことが無い。彼女が用意してくれたり、コンビニの弁当で済ましたりしていたから。
「なら、弁当でも食ってろ」
と言われるが、弁当ばかりでは味気ないし、波多の手料理の味を知ってしまった。
あの暖かくて優しい味のする料理が直ぐに恋しくなるだろう。
「あの、食費を払いますから、俺の分も作ってくれませんか」
手料理を一緒に食べたいんですと言うが、嫌だと断られてしまう。
「……俺が作ってたら意味がないんだよ」
今までのような甘えは駄目だと、
「俺はお前に都合のいい相手じゃない」
いつまでも面倒を見させるなとハッキリと言われる。
甘えているばかりで自分では何もしようとはしない。それが駄目だと波多は言いたのだろう。
「わかりました。では、俺に料理を教えてくれませんか?」
「あぁ。それなら良いぞ」
料理を教えるのは週に一・二回と決まり、波多の家で教えて貰う事になった。
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