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王都
成人の儀(シリル)
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成人の儀で着る服に着替え、王と王妃からの贈り物を身に着ける。
「とってもよく似合うわ」
「母様」
シリルの手を握りしめ、自分の胸のところで握りしめる。
「シリル、愛しの我が子」
「母様」
胸がじんと熱くなる。涙をぐっとこらえ、笑顔を浮かべた。
「行ってまいります、母様」
「行ってらっしゃい」
成人の儀が行われる大聖堂へは馬車で向かう。
「シリルや」
「父様」
王は大司祭と共に成人の儀に立ち会う。そこまで一緒に行けるようにと待っていてくれたのだ。
馬車を共にするのははじめてだ。幼いころ、兄達が父親と共に馬車に乗るのを羨ましく思っていた。
「僕は幸せ者ですね。成人の儀を父様に見守って頂けるのですから」
「シリル」
王の目が潤んでいる。王の時は威厳があるのに父の時は感情豊かで優しい人だ。
「見守っているぞ。成人の儀を無事にやり終える姿を」
「はい。見ていてください」
王妃がシリルにしてくれたように、王の手を取り胸のところで握りしめた。
成人の儀は粛々とした中、無事に完了した。
父親に見届けてもらえたことは何よりも嬉しく、目が合った時に優しくうなずいてくれた。
そして夜にはパーティが開かれる。
それまでにランベールからの贈り物を身に着けておく。
「シリル」
「ランベール」
箱を開き、アクセサリーを眺める。
すでにランベールは身に着けている。
「これをつけるのが待ち遠しかった」
「私もだよ。さ、つけさせておくれ」
「うん」
ランベールがアクセサリーをつけてくれた。
「あぁ、これでシリルは私のものだね」
抱きしめられ、そして鼻先にキスをする。
「うん、ランベール」
嬉しくて幸せで口元がふよふよとしている。
「さ、皆に自慢しに行かねば」
と手を取る。
「ランベールに恋心を抱いていた者たちが嘆くだろうな」
「おや、罪だねぇ、私も」
と髪を払い、そして口角を上げた。
気障っぽい仕草だがランベールがするとかっこいい。
「すごい優越感」
「それはそれは」
パーティ会場へ向けて歩き出す。
ドアが開いた後のことを考えるとドキドキしする。
きっと驚くだろう。ランベールの相手がシリルだから。
だが、そんな雄が自分のものだと思うと、たまらなく高揚する。
「さ、行こうか」
ドアが開く。
歓声、雌の悲鳴……。
「シリル、おめでとう」
ドニがそう手を振る。
そこにいるのは愛しい面々。
「ありがとうドニ。ありがとう、みんな」
シリルはとびっきりの笑顔を向けると、隣でランベールが
「可愛い笑顔だこと」
と耳打ちする。
「だって、嬉しいんだもの」
だから自然と笑顔になるのだ。
招待客の中には大臣の姿もあり、シリルにお祝いの言葉をかけていく。
その中には老臣もいて、口元に笑みを浮かべながら眼光は鋭く冷たい目を向ける。
「シリル様、おめでとうございます」
「ありがとう」
「ランベール殿と婚姻を結ばれたようで、おめでたいこと続きで、王様もお喜びでしょうな」
シリルが王族でなくなることが喜ばしい、老臣はそういいたいのだろう。
顔を近づけ、そして人の好さそうな老人の顔となった。
ぞくっときた。
そのまま動けずにいると、ランベールの腕が背中に触れた。
「シリル、頑張ったね」
そういわれて、手が震えていることに気が付いた。
「ランベール」
「あれが老臣の怖さだよ」
関わらないほうがいいと、そのまま王と王妃がいるところへ連れていく。
二人のもとには新成人が家族や恋人と共に挨拶をしにきていた。
「父様、母様」
「シリル、おめでとう」
二人に迎え入れられてホッとする。
「ゴーチェに何か言われたのか」
王の傍には宰相がおり、先ほどのやり取りを見ていたのだろう。
「はい。お祝いのお言葉を頂きました」
「そうか」
「二人とも、今日は皆が驚いていましたね」
王妃は美しい顔でにっこりと笑う。おそろいのアクセサリーは招待客の目を引いた。
招待客の中にはランベールに近づきたいと思っていた雌もいただろう。
「やっとシリルは私のものだと皆に知らしめることができました」
その言葉に、王が渋い顔になる。
「お主のモノではないわ」
「おやぁ、王よ、私は条件をクリアしましたよ。それに互いに愛し合ってます」
その言葉に、シリルの顔は熱くなり、王妃は扇子で口元を隠して楽しそうに笑いながら、
「王の負けですわね」
といった。
「くぬぅっ」
悔しそうな王に、シリルはその手をつかんでぎゅっと抱きしめた。
「僕がこうして幸せなのは王と王妃、そして兄達が守ってくれたからです。ありがとうございます」
「シリル」
王ゆえに、涙を流さぬようにぐっとこらえ、表情が厳しくなる。
王宮にいたころ、見ていた表情だ。だから今は全然怖くない。
「さ、シリル招待客の皆様にご挨拶をしていらっしゃいな」
「はい。いってまいります」
二人から離れ、ドニとロシェのもとへと向かう。
傍にはファブリスとゾフィードがいる。
「シリル、おめでとう」
「おめでとう」
「ありがとう、ドニ、ロシェ」
ドニが手を取り握りしめる。そして、ロシェの手も重なった。
その耳元にはファブリスと同じ宝石とデザインのピアスが光る。
「二人が入ってきたとき、すごかったよね、ロシェ」
「あぁ。キーキー言ってたな」
その時の状況が想像ができてしまい、苦笑いする。
「いやぁ、さすが、ランベールだな」
とシャンパンの入ったグラスを手に、兄のヴァレリーとレジスの姿がある。
「レジス!」
ドニに合わせる約束はしていたのだが、成人の儀が終わってからと思っていたのだが、まさかここで会えるとは。
「体調は?」
「痛みはまだありますが、ドニさんのおかげで身体が楽になりました」
「え、どういうことだ」
「実はね、ヴァレリー様から相談を受けたんだ。レジスをパーティに紹介したいからって」
ドニとロシェは疲れたときに飲む滋養強壮剤(栄養ドリンク)があり、それを試したところ効果覿面だったようだ。
シリルの知らぬところでそんなことになっていたのか。
「ありがとうございます、兄様、ドニ。そして来てくれてありがとうレジス」
「シリル様」
目を潤ませるレジスに、泣くなと肩へ手を置く。
「今日は皆と一緒に笑いたいから」
「はい」
たまった涙を拭い、そして笑顔を見せる。とても綺麗だ。
「ほうっ」
惚けるドニに、ゾフィードが暴走するなよと抑えている。
いつもの光景にシリルは笑い声をあげ、そして皆も楽しそうに笑った。
「とってもよく似合うわ」
「母様」
シリルの手を握りしめ、自分の胸のところで握りしめる。
「シリル、愛しの我が子」
「母様」
胸がじんと熱くなる。涙をぐっとこらえ、笑顔を浮かべた。
「行ってまいります、母様」
「行ってらっしゃい」
成人の儀が行われる大聖堂へは馬車で向かう。
「シリルや」
「父様」
王は大司祭と共に成人の儀に立ち会う。そこまで一緒に行けるようにと待っていてくれたのだ。
馬車を共にするのははじめてだ。幼いころ、兄達が父親と共に馬車に乗るのを羨ましく思っていた。
「僕は幸せ者ですね。成人の儀を父様に見守って頂けるのですから」
「シリル」
王の目が潤んでいる。王の時は威厳があるのに父の時は感情豊かで優しい人だ。
「見守っているぞ。成人の儀を無事にやり終える姿を」
「はい。見ていてください」
王妃がシリルにしてくれたように、王の手を取り胸のところで握りしめた。
成人の儀は粛々とした中、無事に完了した。
父親に見届けてもらえたことは何よりも嬉しく、目が合った時に優しくうなずいてくれた。
そして夜にはパーティが開かれる。
それまでにランベールからの贈り物を身に着けておく。
「シリル」
「ランベール」
箱を開き、アクセサリーを眺める。
すでにランベールは身に着けている。
「これをつけるのが待ち遠しかった」
「私もだよ。さ、つけさせておくれ」
「うん」
ランベールがアクセサリーをつけてくれた。
「あぁ、これでシリルは私のものだね」
抱きしめられ、そして鼻先にキスをする。
「うん、ランベール」
嬉しくて幸せで口元がふよふよとしている。
「さ、皆に自慢しに行かねば」
と手を取る。
「ランベールに恋心を抱いていた者たちが嘆くだろうな」
「おや、罪だねぇ、私も」
と髪を払い、そして口角を上げた。
気障っぽい仕草だがランベールがするとかっこいい。
「すごい優越感」
「それはそれは」
パーティ会場へ向けて歩き出す。
ドアが開いた後のことを考えるとドキドキしする。
きっと驚くだろう。ランベールの相手がシリルだから。
だが、そんな雄が自分のものだと思うと、たまらなく高揚する。
「さ、行こうか」
ドアが開く。
歓声、雌の悲鳴……。
「シリル、おめでとう」
ドニがそう手を振る。
そこにいるのは愛しい面々。
「ありがとうドニ。ありがとう、みんな」
シリルはとびっきりの笑顔を向けると、隣でランベールが
「可愛い笑顔だこと」
と耳打ちする。
「だって、嬉しいんだもの」
だから自然と笑顔になるのだ。
招待客の中には大臣の姿もあり、シリルにお祝いの言葉をかけていく。
その中には老臣もいて、口元に笑みを浮かべながら眼光は鋭く冷たい目を向ける。
「シリル様、おめでとうございます」
「ありがとう」
「ランベール殿と婚姻を結ばれたようで、おめでたいこと続きで、王様もお喜びでしょうな」
シリルが王族でなくなることが喜ばしい、老臣はそういいたいのだろう。
顔を近づけ、そして人の好さそうな老人の顔となった。
ぞくっときた。
そのまま動けずにいると、ランベールの腕が背中に触れた。
「シリル、頑張ったね」
そういわれて、手が震えていることに気が付いた。
「ランベール」
「あれが老臣の怖さだよ」
関わらないほうがいいと、そのまま王と王妃がいるところへ連れていく。
二人のもとには新成人が家族や恋人と共に挨拶をしにきていた。
「父様、母様」
「シリル、おめでとう」
二人に迎え入れられてホッとする。
「ゴーチェに何か言われたのか」
王の傍には宰相がおり、先ほどのやり取りを見ていたのだろう。
「はい。お祝いのお言葉を頂きました」
「そうか」
「二人とも、今日は皆が驚いていましたね」
王妃は美しい顔でにっこりと笑う。おそろいのアクセサリーは招待客の目を引いた。
招待客の中にはランベールに近づきたいと思っていた雌もいただろう。
「やっとシリルは私のものだと皆に知らしめることができました」
その言葉に、王が渋い顔になる。
「お主のモノではないわ」
「おやぁ、王よ、私は条件をクリアしましたよ。それに互いに愛し合ってます」
その言葉に、シリルの顔は熱くなり、王妃は扇子で口元を隠して楽しそうに笑いながら、
「王の負けですわね」
といった。
「くぬぅっ」
悔しそうな王に、シリルはその手をつかんでぎゅっと抱きしめた。
「僕がこうして幸せなのは王と王妃、そして兄達が守ってくれたからです。ありがとうございます」
「シリル」
王ゆえに、涙を流さぬようにぐっとこらえ、表情が厳しくなる。
王宮にいたころ、見ていた表情だ。だから今は全然怖くない。
「さ、シリル招待客の皆様にご挨拶をしていらっしゃいな」
「はい。いってまいります」
二人から離れ、ドニとロシェのもとへと向かう。
傍にはファブリスとゾフィードがいる。
「シリル、おめでとう」
「おめでとう」
「ありがとう、ドニ、ロシェ」
ドニが手を取り握りしめる。そして、ロシェの手も重なった。
その耳元にはファブリスと同じ宝石とデザインのピアスが光る。
「二人が入ってきたとき、すごかったよね、ロシェ」
「あぁ。キーキー言ってたな」
その時の状況が想像ができてしまい、苦笑いする。
「いやぁ、さすが、ランベールだな」
とシャンパンの入ったグラスを手に、兄のヴァレリーとレジスの姿がある。
「レジス!」
ドニに合わせる約束はしていたのだが、成人の儀が終わってからと思っていたのだが、まさかここで会えるとは。
「体調は?」
「痛みはまだありますが、ドニさんのおかげで身体が楽になりました」
「え、どういうことだ」
「実はね、ヴァレリー様から相談を受けたんだ。レジスをパーティに紹介したいからって」
ドニとロシェは疲れたときに飲む滋養強壮剤(栄養ドリンク)があり、それを試したところ効果覿面だったようだ。
シリルの知らぬところでそんなことになっていたのか。
「ありがとうございます、兄様、ドニ。そして来てくれてありがとうレジス」
「シリル様」
目を潤ませるレジスに、泣くなと肩へ手を置く。
「今日は皆と一緒に笑いたいから」
「はい」
たまった涙を拭い、そして笑顔を見せる。とても綺麗だ。
「ほうっ」
惚けるドニに、ゾフィードが暴走するなよと抑えている。
いつもの光景にシリルは笑い声をあげ、そして皆も楽しそうに笑った。
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