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陽華の受難
第16話 今度は・・・(4)
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病院の翌日。陽華と信繁は、ベットの上にいた。
「おっぱいにしこりがある気がするけど・・・」
「えっ・・・。
大丈夫だよ」
自分で触りながら確認する。
たしかに、少ししこりがあるかも・・・。
「しこりって乳がんって聞いた事がある気がするけど・・・。
大丈夫?」
「大丈夫だよ」
「病院行くんだよ」
・・・
星華から聞いたの?
それとも、信繁がおっぱい魔人だから、気がついた?
どっち?
「どうしたの?」
「な、なんでもないよ」
昨日、星華と一緒にいた。
その時?
「なんか、変だよ。
大丈夫?」
「う、うん。
なんにもないよ」
「何か隠しているよね。
解りやすすぎだよ。
無理して僕に言う必要はない。
けど、星華やめぐみには言ってあげて。
僕は男だから、解らない事もある。
けど、女性同士なら分かり合える事もあるんじゃないのかなぁ」
「うん・・・」
「心配だから、病院は行くんだよ」
「わかった。
信繁って、将来の希望とかあるの?」
「うーん・・・。
あるよ。
天寿を全うして、僕が死ぬ時は、みんなに看取ってもらいたい。
僕の親は、事故死しているからね。
これ以上、誰かを看取るのは嫌かなぁ」
「私が死んだら?」
「なんで死ぬの?
僕の事が嫌いになった?」
「大好きだよ」
「なら、どうして・・・?」
「おっぱいにしこりがある気がするけど・・・」
「えっ・・・。
大丈夫だよ」
自分で触りながら確認する。
たしかに、少ししこりがあるかも・・・。
「しこりって乳がんって聞いた事がある気がするけど・・・。
大丈夫?」
「大丈夫だよ」
「病院行くんだよ」
・・・
星華から聞いたの?
それとも、信繁がおっぱい魔人だから、気がついた?
どっち?
「どうしたの?」
「な、なんでもないよ」
昨日、星華と一緒にいた。
その時?
「なんか、変だよ。
大丈夫?」
「う、うん。
なんにもないよ」
「何か隠しているよね。
解りやすすぎだよ。
無理して僕に言う必要はない。
けど、星華やめぐみには言ってあげて。
僕は男だから、解らない事もある。
けど、女性同士なら分かり合える事もあるんじゃないのかなぁ」
「うん・・・」
「心配だから、病院は行くんだよ」
「わかった。
信繁って、将来の希望とかあるの?」
「うーん・・・。
あるよ。
天寿を全うして、僕が死ぬ時は、みんなに看取ってもらいたい。
僕の親は、事故死しているからね。
これ以上、誰かを看取るのは嫌かなぁ」
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