[1分読書] 高校生 家を買う そして同棲する・・・

無責任

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10章 ・・・

第141話 晴彦の不幸(6)

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俺は、口説いた女性と自宅に戻った時、突然後ろから声をかけられた。
それは警察だった。
そして、警察に任意同行を求められた。
その女性には口止めをして別れた。
そして、俺は、嫌だったけど、渋々着いていった。

そして、取り調べ室に・・・。
なんだ、この部屋。出入口側に警察官。
圧迫感が凄い。

何回かあるけど、この雰囲気は慣れない。

「あなたには、傷害の容疑がかかっています」
「俺は誰も殴っていない!」

一生懸命主張した。

「あなたは、HIV感染など性病に感染しているだろう」

警察官は、淡々と話している。
俺は黙っているしかない。

「性病の人がそれを隠して性交渉をすると傷害罪や不法行為に問われる可能性がある」

そんなの知らなかった。

病院の診断書、そして時系列の書面が・・・。

俺は病気について認めるしかなかった。

今の所、数人がHIV感染等の性病にかかっているらしい。

そうか・・・。
ちょっと悪い事をしたかも。

でも、HIV感染って0.1%~1%だろう。
なんで、こんな事に・・・。

「俺はどうなるんだ?」
「今回は、執行猶予中の事件になります。
 その為、実刑を受ける事になる可能性があります」

えっ・・・。

俺が豚箱に・・・。

その後、たくさんの女から訴えられている。
俺は、5年ぐらい前から、HIVウィルスに感染していた可能性があるみたいだ。

新聞、週刊誌、ネットニュースでも話題になっているらしい。

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