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10章 ・・・

第123話 その後の管理部(4)

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次の日、俺は起きられない。
ダメだ。

都築課長に連絡する。
すると、ゆっくり休むように言われる。

その翌日も・・・。

なんかダメだ。
会社に行こうとすると、頭痛が・・・。

一度、病院に行く。

俺はうつ病に診断された。
すぐに都築課長に連絡する。
そして診断書を提出した。

3月末までの休職が決まった。


『岩瀬くんが休職になった』

この状況は、管理部では大ニュースになった。
そして、副社長がヒアリングに来た。

まずは、川瀬部長が呼ばれた。
次に水野部長。そして都築課長。

川瀬部長と水野部長の話だと、岩瀬くんが失敗した事によって病んでしまった。
そんな感じだった。

都築課長の見解は異なっていた。
両部長の叱責によるものであると。
また、ミスをした原因の一つに、業務負荷の問題があったらしい。
請求の締め日に断りにくい状況で天野課長からデータ依頼があった。

『経営戦略上、どうしても必要なデータ』って何だ?

天野課長に確認をする。
『そんな事を言っていない』

言った。言ってないの論争に・・・。

その時出したデータは、どんなものか確認する。
請求締め日にやらなくても問題ないデータだ。

これが営業の体質・・・。

副社長は、根深い悪習慣を感じていた。

ダメだ。
この会社。

とりあえず、川瀬部長と水野部長、都築課長に今日中に対処方法を考え提出するように指示をした。
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