［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

１０章 ・・・

第116話 鹿児島旅行（5）

次の日、レンタカーを借りた。
１泊２日で・・・。

目的地は指宿。

思い出の場所だ。

子宝の神社にもお参りに行く。

二人は、同じことを思っていた。

子供ができた時は大変だった。
けど、うまくいったのは良かった。

結婚できたし・・・。

こんな魅力的な人を妻にできるなんて。
幸せなのだから。

「信繁って私の事が好き過ぎだよね」
「そうかなぁ」

「そう思うよ。
　けど、私も同じだから、人の事は言えないけど。
　なんで、信繁が卑屈になる時があるのか解らないし・・・」
「僕はおじさんになったけど、星華は若い姿のままだし・・・」

「仕方ないよ。
　だって、私には、めぐみや陽華みたいなライバルがいるんだから・・・。
　切磋琢磨しているか、いないかの差だと思うよ。
　気にする必要はないよ。
　大好きだからね」

・・・

指宿には、有名な砂風呂が２つある。
今回は、前回行かなかった方の砂風呂に。

今回の砂風呂の方が傘の感じ等、雰囲気は良いかも・・・。
前回の方が綺麗な感じだったけど・・・。

こういうのも良いよね。
けど、若い娘は嫌がるかもしれないけど・・・。

温泉の蒸気熱のゆで卵を食べたり。

この辺りに泊まる事も考えたけど、夜の楽しみが少ないしね。
やっぱり、鹿児島市内の方が良い気がするなぁ。
鹿児島市内から、それほど、遠くないしね。