420 / 484
10章 ・・・
第110話 課長の憂鬱(5)
しおりを挟む
1月の請求処理は、問題なく終わった。
良かった。
岩瀬くんが頑張ってくれたみたいだ。
川瀬部長と水野部長は、いろんな所でアホな事を言っている。
『やっぱり真田なんて評価する必要なかった』
いつ、しっぺ返しが来ても不思議ではないのに・・・。
営業部からもいろんなデータ抽出依頼が届く。
岩瀬くんは、残業だらけだ。
もう少し楽にしてやらないとダメなのに・・・。
管理部での川瀬部長と水野部長の評価は低い。
『あの二人は解っていない』と。
実際、仕事を押し付けてくるケースが増えてきている。
真田くんがいた時は断っていた内容まで・・・。
「岩瀬くん。お疲れ様。大丈夫か?」
「はい。一応・・・」
「困ったら、すぐに言うんだぞ。
調整は俺がするから」
トラブル業務処理依頼書もドンドン品質が落ちている。
川瀬部長と水野部長の所に行く。
「このトラブル業務処理依頼は、おかしくないですか?」
トラブル業務処理依頼書を見る。
「辻褄があっていないですよね。
きちんと処理依頼内容も・・・。
こんな事では処理できません。
きちんと確認して、承認して下さい」
「このくらい良いじゃないか。
処理して欲しい内容は解るだろう。
こっちも忙しいんだし・・・」
「だから、ダメなんですよね。
彼は、年末に表彰されていましたよね。
こんな事もできない奴を評価する体制はおかしくないですか?」
「彼も忙しいんだから・・・」
・・・
「きちんとした申請が来ない限り、差戻しします」
「こんなものぐらい、処理してくれれば良いじゃないか」
平行線だ。
辺りは険悪な感じになっている。
良かった。
岩瀬くんが頑張ってくれたみたいだ。
川瀬部長と水野部長は、いろんな所でアホな事を言っている。
『やっぱり真田なんて評価する必要なかった』
いつ、しっぺ返しが来ても不思議ではないのに・・・。
営業部からもいろんなデータ抽出依頼が届く。
岩瀬くんは、残業だらけだ。
もう少し楽にしてやらないとダメなのに・・・。
管理部での川瀬部長と水野部長の評価は低い。
『あの二人は解っていない』と。
実際、仕事を押し付けてくるケースが増えてきている。
真田くんがいた時は断っていた内容まで・・・。
「岩瀬くん。お疲れ様。大丈夫か?」
「はい。一応・・・」
「困ったら、すぐに言うんだぞ。
調整は俺がするから」
トラブル業務処理依頼書もドンドン品質が落ちている。
川瀬部長と水野部長の所に行く。
「このトラブル業務処理依頼は、おかしくないですか?」
トラブル業務処理依頼書を見る。
「辻褄があっていないですよね。
きちんと処理依頼内容も・・・。
こんな事では処理できません。
きちんと確認して、承認して下さい」
「このくらい良いじゃないか。
処理して欲しい内容は解るだろう。
こっちも忙しいんだし・・・」
「だから、ダメなんですよね。
彼は、年末に表彰されていましたよね。
こんな事もできない奴を評価する体制はおかしくないですか?」
「彼も忙しいんだから・・・」
・・・
「きちんとした申請が来ない限り、差戻しします」
「こんなものぐらい、処理してくれれば良いじゃないか」
平行線だ。
辺りは険悪な感じになっている。
0
お気に入りに追加
492
あなたにおすすめの小説


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる