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10章 ・・・
第109話 その後の管理部(2)
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真田くんがいなくなったあと、特に問題はない。
そして、年が明けた。
銀行からの引落し結果が届いて入金結果の反映処理をしたあと、トラブルが起きた。
引落し結果を反映させた後に、神谷さんが、顧客の延滞確認処理を行う。
なんか、おかしい。
変な延滞回数になっている顧客がいる。
「岩瀬くん、何か処理を忘れていない?」
えっ。何かミスった?
習った事を全て見直す。
問題はない。
なんで、こんな事が・・・。
悩んでいると隣の席の小林さんが声をかけてくれた。
「岩瀬さん。あんまり覚えていないんだけど・・・。
昔、このシステムの導入の時に、同じような事があった気がします」
「小林さん、ありがとう。
一度、都築課長に聞いてみます」
都築課長に確認する。
何か記憶の片隅に残っていたのか、過去のメールを調べている。
延滞回数計算をする前に引当処理が必要という情報が・・・。
その処理は、延滞チームの神谷さんがする事になっている。
神谷さんの処理漏れが確定した。
・・・
「今までしなくてもできていたのに・・・」
「真田くんが助けてくれていたんじゃないの?」
「それなら、岩瀬くんがやるべきでは・・・」
「岩瀬くんは、引継ぎを受けているの?」
「いえ」
「それなら、神谷さんがしっかりやってね」
神谷さんは項垂れいる。
俺が悪い訳じゃないのに・・・。
酷い・・・。
「岩瀬くん。ありがとう。
今後もこの調子でしっかりやってね」
都築課長のその言葉で、少し、気分が軽くなった。
そして、年が明けた。
銀行からの引落し結果が届いて入金結果の反映処理をしたあと、トラブルが起きた。
引落し結果を反映させた後に、神谷さんが、顧客の延滞確認処理を行う。
なんか、おかしい。
変な延滞回数になっている顧客がいる。
「岩瀬くん、何か処理を忘れていない?」
えっ。何かミスった?
習った事を全て見直す。
問題はない。
なんで、こんな事が・・・。
悩んでいると隣の席の小林さんが声をかけてくれた。
「岩瀬さん。あんまり覚えていないんだけど・・・。
昔、このシステムの導入の時に、同じような事があった気がします」
「小林さん、ありがとう。
一度、都築課長に聞いてみます」
都築課長に確認する。
何か記憶の片隅に残っていたのか、過去のメールを調べている。
延滞回数計算をする前に引当処理が必要という情報が・・・。
その処理は、延滞チームの神谷さんがする事になっている。
神谷さんの処理漏れが確定した。
・・・
「今までしなくてもできていたのに・・・」
「真田くんが助けてくれていたんじゃないの?」
「それなら、岩瀬くんがやるべきでは・・・」
「岩瀬くんは、引継ぎを受けているの?」
「いえ」
「それなら、神谷さんがしっかりやってね」
神谷さんは項垂れいる。
俺が悪い訳じゃないのに・・・。
酷い・・・。
「岩瀬くん。ありがとう。
今後もこの調子でしっかりやってね」
都築課長のその言葉で、少し、気分が軽くなった。
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