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10章 ・・・
第97話 退職への道(7)
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しばらくすると川瀬部長と水野部長に応接に呼ばれた。
「退職を考え直してくれ」
「何を言っているんですか。
もう、この会社で働く気はありません。
評価もされない。嫌がらせをする。
どこが良い会社なんですか?」
「事務職できちんと評価しているはずだが・・・」
「そうですか。
それなら、早く私と同じ職能ランク以下で次の人を用意して下さい。
きちんと評価しているなら、簡単なはずですから・・・」
・・・
「ずっと働いてきて、退職なんて、急じゃないか」
「どこが急ですか?
2月末が急だと言うなら、一緒に労働局に行きましょう。
白黒はっきりしたいと思います」
・・・
「わかった。もういい」
「失礼します」
応接から出て席に戻ると都築課長と天野室長が二人に呼ばれている。
まぁ、どうなっても関係ないし。
定時の18時。
契約社員の方々も帰っていく。
けど、打ち合わせは続いているみたい。
馬鹿やなぁ。
まぁ、僕の最終出社の件は、誰も気がついていないみたいだし・・・。
営業から誰が来ようがうまくいく訳がないし・・・。
来週火曜日にでも引継ぎスケジュールでも提出するか・・・。
来週で11月は終わりだし。
来週水曜日から引き継ぎしないと間に合わないから・・・。
どうなることやら・・・。
「退職を考え直してくれ」
「何を言っているんですか。
もう、この会社で働く気はありません。
評価もされない。嫌がらせをする。
どこが良い会社なんですか?」
「事務職できちんと評価しているはずだが・・・」
「そうですか。
それなら、早く私と同じ職能ランク以下で次の人を用意して下さい。
きちんと評価しているなら、簡単なはずですから・・・」
・・・
「ずっと働いてきて、退職なんて、急じゃないか」
「どこが急ですか?
2月末が急だと言うなら、一緒に労働局に行きましょう。
白黒はっきりしたいと思います」
・・・
「わかった。もういい」
「失礼します」
応接から出て席に戻ると都築課長と天野室長が二人に呼ばれている。
まぁ、どうなっても関係ないし。
定時の18時。
契約社員の方々も帰っていく。
けど、打ち合わせは続いているみたい。
馬鹿やなぁ。
まぁ、僕の最終出社の件は、誰も気がついていないみたいだし・・・。
営業から誰が来ようがうまくいく訳がないし・・・。
来週火曜日にでも引継ぎスケジュールでも提出するか・・・。
来週で11月は終わりだし。
来週水曜日から引き継ぎしないと間に合わないから・・・。
どうなることやら・・・。
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