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10章 ・・・
第78話 入院のあとで(1)
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家に帰って僕は僕の書斎でのんびりしていた。
コンコン。
「お義父さん。少し話良いですか?」
「いいよ。どうぞ」
信繁くんが対面に座る。
「お義父さん。大丈夫ですか?」
「心配かけてごめんね」
「お身体には気をつけて下さい。
突然かもしれませんが、仕事辞めませんか?」
「どうしたの?急に?」
「俺は、お義父さんに負担がかかり過ぎていると思っています。
俺も稼ぐ事ができるようになったし、今までいろいろ負担をかけてきたのでお返ししたいと思うんだけど・・・」
「誰かに言われたの?」
首を横に振る。
「ひかりと相談したの?」
「していないです。けど、大丈夫だと思います」
「そうか・・・。
僕は、まだ30代だよ。
義息子の世話になる年齢じゃない。
心配しなくて大丈夫だよ」
「母さんもすごく心配しています」
「めぐみが・・・。
そうだろうね。それは、悪い事をしたと思う。
信繁くんは、ひかりと子供たちの家庭を一番大切にするべきだと思う。
それだけで良いと思うけど・・・」
「親孝行もしたいと思うんですが・・・」
「その気持ちだけ、受け取るよ。
ありがとう。けど、大丈夫だから・・・」
「他の人もみんな心配しているんですから・・・。考えて下さい」
「ありがとう。少し考えるね」
「きちんと、考えて下さいね」
「解っているよ」
二人の話し合いは終わった。
コンコン。
「お義父さん。少し話良いですか?」
「いいよ。どうぞ」
信繁くんが対面に座る。
「お義父さん。大丈夫ですか?」
「心配かけてごめんね」
「お身体には気をつけて下さい。
突然かもしれませんが、仕事辞めませんか?」
「どうしたの?急に?」
「俺は、お義父さんに負担がかかり過ぎていると思っています。
俺も稼ぐ事ができるようになったし、今までいろいろ負担をかけてきたのでお返ししたいと思うんだけど・・・」
「誰かに言われたの?」
首を横に振る。
「ひかりと相談したの?」
「していないです。けど、大丈夫だと思います」
「そうか・・・。
僕は、まだ30代だよ。
義息子の世話になる年齢じゃない。
心配しなくて大丈夫だよ」
「母さんもすごく心配しています」
「めぐみが・・・。
そうだろうね。それは、悪い事をしたと思う。
信繁くんは、ひかりと子供たちの家庭を一番大切にするべきだと思う。
それだけで良いと思うけど・・・」
「親孝行もしたいと思うんですが・・・」
「その気持ちだけ、受け取るよ。
ありがとう。けど、大丈夫だから・・・」
「他の人もみんな心配しているんですから・・・。考えて下さい」
「ありがとう。少し考えるね」
「きちんと、考えて下さいね」
「解っているよ」
二人の話し合いは終わった。
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