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10章 ・・・
第56話 孫との日々(4)
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「ばーばー」
球一郎は、星華にべったりだ。
まだ、36歳なのに、お祖母ちゃんで良いんだ。
見た目なら、もっと若くみえるのに・・・。
まだ、口数が少ない球一郎。
「ばーばー」しか言わない。
ひかりは不満顔。
「ママ。ママ・・・」
頑張って球一郎に教えているが、全然言わない。
ひかりは、少し怒っている。
「なんで、ママとは言わないの!」
球一郎は笑って星華にくっつく。
「ひかり、怒らない方が良いとおもうよ」
「そうかもしれないけど・・・」
「こういうのは、年齢の功だ。
あきらめるしかない」
「のーぶーしげ!」
星華が怒り顔。
「ごめん」
「ウェーん」
「あーごめんね。球一郎。
ばーばが悪かったね」
星華は、好物の塩せんべいを与えている。
球一郎は、すぐに泣き止んだ。
僕の事は完全無視。
何事もなかったように・・・。
「ひかり、球一郎のおかげで助かった」
「そうだね。久しぶりに怒っていたよね」
「けど、この位、球一郎を中心にしているから、
球一郎も大好きなんだろうね」
「普通、そんな事できないよー」
「そうだね。
けど、球一郎は、お母さんの事は理解はしていると思うよ」
「そうだと良いけど・・・」
しばらくして、球一郎が泣いてひかりの元へ。
そして母乳をあげる。
星華がパーティションで見えないようにして・・・。
球一郎は、母乳が終わると、星華の所へ・・・。
「母乳の時しか、あたしの所に来ない」
「ちゃんとお母さんって認識している証拠だよね」
「たしかに・・・」
球一郎は、星華にべったりだ。
まだ、36歳なのに、お祖母ちゃんで良いんだ。
見た目なら、もっと若くみえるのに・・・。
まだ、口数が少ない球一郎。
「ばーばー」しか言わない。
ひかりは不満顔。
「ママ。ママ・・・」
頑張って球一郎に教えているが、全然言わない。
ひかりは、少し怒っている。
「なんで、ママとは言わないの!」
球一郎は笑って星華にくっつく。
「ひかり、怒らない方が良いとおもうよ」
「そうかもしれないけど・・・」
「こういうのは、年齢の功だ。
あきらめるしかない」
「のーぶーしげ!」
星華が怒り顔。
「ごめん」
「ウェーん」
「あーごめんね。球一郎。
ばーばが悪かったね」
星華は、好物の塩せんべいを与えている。
球一郎は、すぐに泣き止んだ。
僕の事は完全無視。
何事もなかったように・・・。
「ひかり、球一郎のおかげで助かった」
「そうだね。久しぶりに怒っていたよね」
「けど、この位、球一郎を中心にしているから、
球一郎も大好きなんだろうね」
「普通、そんな事できないよー」
「そうだね。
けど、球一郎は、お母さんの事は理解はしていると思うよ」
「そうだと良いけど・・・」
しばらくして、球一郎が泣いてひかりの元へ。
そして母乳をあげる。
星華がパーティションで見えないようにして・・・。
球一郎は、母乳が終わると、星華の所へ・・・。
「母乳の時しか、あたしの所に来ない」
「ちゃんとお母さんって認識している証拠だよね」
「たしかに・・・」
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