［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

９章 新たな生活（陽華の苦難、リターンズ）

第9話 陽華とのあとで・・・ （4）

信繁が寝てしまったので星華はめぐみの所へ・・・。

「めぐみ、ちょっと良い？」
「いいよ。どうしたの？」

「今日、信繁と陽華がセックスしたんだけど、すごく気持ち良かったんだって」
「そうなんだ」

「私は信繁しか知らないし・・・」
「あたしも、信繁以外は、高校生の時に１人知っているだけだし・・・。
　そういうのは、あんまり・・・」

「そうだよね。それで、あんまり解らないから、陽華に先生をお願いした」
「先生って・・・。
　信繁が気持ち良くなってくれれば・・・。
　けど、そんなに気持ち良かったんだ」

「そうみたいだよ。
　『知らなければ良かったのに・・・』
　って言われたよ」
「そうなんだ。
　相変わらず、無駄に紳士だよね。
　あたしたちとあんなにしているのに・・・」

「本当に・・・。
　今日、信繁は疲れて寝ちゃったよ。
　しかも、性欲を無くして・・・」
「すごいねぇ。
　信繁が・・・。
　どんなに気持ち良かったんだろう？」

「解らない世界だね」
「うん」

「けど、酷いよね。
　まぁ、良いんだけど、私たちを置いて寝てしまうなんて・・・」
「そうだね。
　陽華はどうだったの？」

「身体がガクガクだって・・・」
「何回したんだろう？
　あの二人・・・」

「そこまでは聞かなかったなぁ」
「相性が良いのか、技術がすごいのか・・・」