[1分読書] 高校生 家を買う そして同棲する・・・

無責任

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9章 新たな生活(陽華の仕事)

第46話 買って良かったの?

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陽華は車好きだった。
けど、離婚の時に車は手放した。

今なら中古車ぐらい持てるかも・・・。
そう思って計算していた。

けど、難しい。
古いのでも良いから・・・。
そう考えていた時、救世主が・・・。

水平対向エンジン。
あの独特のエンジン音。
『ボロロロッ』って音。
すごく良いんだよね。

また、乗れるなんて・・・。
離婚した時は、諦めていたけど・・・。

「陽華、なんか機嫌が良いね。
 良い事でもあったの?」
「星華・・・」

あれ?星華やめぐみに相談してないけど・・・。
車なんて買って問題ないの?

「どうしたの?」
「じつは、信繁君がみんなの送迎をするなら、乗りたい車を追加してくれるって」

「良かったね」
「けど、良いのかなぁ・・・。
 けっこう高いよ。
 星華やめぐみに相談もなく・・・」
 
「信繁のお金でやるだけだから、気にしなくて良いよ」
「そうなんだ・・・。
 実は、星華に聞かれた時に、その事で焦っていたの」

「そうなんだ。
 基本的に日々の家計は私が握っているよ。
 信繁のチェックがあるけどね。
 けど、大きなものを買う予備費は、信繁だから・・・。
 気にしなくて良いよ」
「なんか、すごいね。
 元旦那にそんな風にした事なかったわ」

・・・


その後、陽華は、上機嫌で運転をするように・・・。
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