[1分読書] 高校生 家を買う そして同棲する・・・

無責任

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9章 新たな生活(うまくいかない陽華)

第30話 陽華の相談 中編

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「けど、いきなり仕事がそこまでたくさんない。
 最終的には、頑張りが給与になる形にするけど、それまでは・・・。 
 最低限の給与は保証するけど、そのお店の利益の半分をインセンティブで払う形で・・・。
 最初は、いきなり仕事もあまりないから、我が家のお手伝いをしてもらっても良い?」
「うん。もちろん」

「あと、その間は、会社として寮を借りれないから、我が家で同居でも良い?」
「そこまでしてもらって良いの?」

「星華も良いよね」
「もちろん、良いよ。めぐみにも聞かないといけないけどね。
 私が聞いてくるね」

星華は、めぐみの所へ・・・。

「できる限り、やりたい事の方向で決めたいと思うけど、お弁当屋で良い?」
「うん。息子が育てられるなら・・・何でも・・・」

星華が戻って来た。

「めぐみもOKだって」
「星華、いろいろありがとう。
 もちろん、信繁も・・・」

「全然良いよ。
 引越しの希望日はある?」
「できる限り早くが良いけど・・・。
 私の希望より、できる日付で大丈夫」

「持っていくものはたくさんあるの?」
「いや、あんまりないかなぁ・・・。
 家電や家具は全て置いて行こうと思っているし・・・。
 旦那は、その女と再婚するみたいだから・・・」

「それなら、今週末にでも、僕たちが運ぼうか」
「ありがとう。本当に助かる。
 何から何までごめんね」
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