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7章 信繁の新社会人
第4話 弁当屋のあとで
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自宅に帰ったら、めぐみがいた。
「今日は来てくれてありがとう」
「みんなで行っただけだから・・・。
めぐみを紹介してくれって言われたよ」
「そうなんだ・・・」
「一応、断ったよ」
「ありがとう。
私は、他の誰とも付き合う気はないからね」
「いいのか?
ずっと一人で・・・」
「うん。今が幸せだから・・・」
「将来は?」
「将来かぁ・・・。
息子が大きくなったら?
もしかして、今の仕事はやめた方が良い?」
「ごめん。
言葉足らずだね。
別に今の仕事は、そのままで大丈夫だよ。
利益も出ているし・・・。
たとえ、利益が出ていなくてもね。
補填はできるから・・・。
のぶしげ君が大きくなったらかな」
「特に考えてないなぁ。
今に一生懸命で・・・。
信繁と星華、ひかりちゃんとあたしたち家族の5人。
いや星華のお腹の中の子供も含めた6人の生活が幸せだから・・・」
「けど、僕たちはまだ20代。
80歳まで生きるとすれば、あと60年ぐらいある。
寄り添う人がいないのは辛くない?」
「そうだね。
けど、気持ちがね。
信繁がもらってくれるなら、一番良いんだけど・・・。
でも、勘違いしないでね。
信繁と星華の家族を壊す気はないの。
星華さんも大好きだし、大切な人。
この関係を壊して幸せになれるとは思わない。
だから、今の家政婦しながら弁当屋が一番良いと思ってる」
「ごめんね。変な事を」
僕は、めぐみがすごく自分の考え方を持っていてすごいと思ってしまった。
この環境にすごく誇りを持って生きている感じで・・・。
「今日は来てくれてありがとう」
「みんなで行っただけだから・・・。
めぐみを紹介してくれって言われたよ」
「そうなんだ・・・」
「一応、断ったよ」
「ありがとう。
私は、他の誰とも付き合う気はないからね」
「いいのか?
ずっと一人で・・・」
「うん。今が幸せだから・・・」
「将来は?」
「将来かぁ・・・。
息子が大きくなったら?
もしかして、今の仕事はやめた方が良い?」
「ごめん。
言葉足らずだね。
別に今の仕事は、そのままで大丈夫だよ。
利益も出ているし・・・。
たとえ、利益が出ていなくてもね。
補填はできるから・・・。
のぶしげ君が大きくなったらかな」
「特に考えてないなぁ。
今に一生懸命で・・・。
信繁と星華、ひかりちゃんとあたしたち家族の5人。
いや星華のお腹の中の子供も含めた6人の生活が幸せだから・・・」
「けど、僕たちはまだ20代。
80歳まで生きるとすれば、あと60年ぐらいある。
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「そうだね。
けど、気持ちがね。
信繁がもらってくれるなら、一番良いんだけど・・・。
でも、勘違いしないでね。
信繁と星華の家族を壊す気はないの。
星華さんも大好きだし、大切な人。
この関係を壊して幸せになれるとは思わない。
だから、今の家政婦しながら弁当屋が一番良いと思ってる」
「ごめんね。変な事を」
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